サッポロ銀座ビル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
銀座四丁目交差点、奥が南西(新橋方面)。左がサッポロ銀座ビル、右は三愛ドリームセンター
日産銀座ギャラリー

サッポロ銀座ビル(サッポロぎんざビル)は、2014年まで東京都中央区銀座5丁目8番1号にあった、地上10階・地下4階建て[1]の、サッポロビールグループサッポロ不動産開発が所有する複合商業ビルである。晴海通り中央通りが交わる銀座四丁目交差点の南側角に面し、日産銀座ギャラリービアホール銀座ライオン」などが入居していた。

2016年に改築を完了し「銀座プレイス(GINZA PLACE)」となった。

また戦前から著名な「銀座ライオン七丁目店」とは異なる建物である。

歴史[編集]

この地は1886年から1909年まで毎日新聞社(横浜毎日新聞の後身)があった場所で[2]、移転した跡に1911年8月10日築地精養軒によるカフェー・ライオンが開店した。1931年には経営が大日本麦酒に移り、ビアホール業態の「ライオンヱビスビヤホール」となった。1936年に隣地を買収して2階建ての建物となり、1940年ごろには、「銀座ライオン」の愛称で呼ばれるようになった。交差点角のヱビスビールから、「角エビ」とも呼ばれていた[3]1945年に戦災により焼失したもののバラックによる営業を経て、1952年に改装開店。1970年には、サッポロ銀座ビルとして新築された[4]

再開発[編集]

建物老朽化のため2014年春に営業を終了し、隣接する呉服店「つゞれ屋」とともに再開発される。2014年4月より現建物は解体され、2015年3月10日に新建物の起工式が執り行われた[5]2016年9月24日に「GINZA PLACE」として地上11階・地下2階で再オープンし、現建物に入居していた銀座ライオンや日産銀座ギャラリーも営業再開する[6]。また同時に旧ソニービル内にあったソニーのショールームおよびソニーストア銀座もここに移転する。

広告塔[編集]

サッポロ銀座ビルの夜景

2005年6月7日より、本ビルの屋上広告塔に「サッポロスター★ビジョン」が稼働した。これは赤・青・緑の1700基のネオンユニットを組み込み、夜間にはサッポロビールのシンボルの印や、ビールをイメージするテーマ映像を流すものである[7]。その下部には2009年7月に、ダイキン工業により温度計を併設したLED式サインが点灯を開始した[8]

なお改築後の銀座プレイスには、広告物は取り付けられていない。

脚注[編集]

  1. ^ サッポロ銀座ビル”. ビル図鑑. 2014年3月28日閲覧。
  2. ^ 野口孝一『銀座物語』中公新書P119-120
  3. ^ 五島屋商事
  4. ^ “サッポロ銀座ビル建て替えにともなう 「ビヤホールライオン銀座五丁目店」長期休業のお知らせ” (pdf) (プレスリリース), サッポロライオン, (2014年2月25日), http://www.ginzalion.jp/company/images/pdf/140225_2.pdf 2014年3月28日閲覧。 
  5. ^ “「銀座5丁目再開発計画」2016年夏開業に向け着工” (pdf) (プレスリリース), サッポロ不動産開発, (2014年3月10日), http://www.sapporo-re.jp/news_release/pdf/20150310/20150310.pdf 2015年7月16日閲覧。 
  6. ^ “銀座5丁目再開発計画について” (pdf) (プレスリリース), サッポロ不動産開発, (2014年2月24日), http://www.sapporo-re.jp/news_release/pdf/20140224/20140224.pdf 2014年3月28日閲覧。 
  7. ^ “銀座4丁目交差点のサッポロ銀座ビル屋上に、新しいランドマーク誕生〜映像が表現できるネオン広告塔「サッポロスター★ビジョン」が完成〜” (プレスリリース), サッポロビール, (2005年6月7日), http://www.sapporobeer.jp/news_release/0000000753/ 2014年3月28日閲覧。 
  8. ^ ダイキン工業サッポロ銀座ビル屋上サイン”. マスコミ文化協会 サイン&ディスプレイ (2009年8月). 2014年3月28日閲覧。

座標: 北緯35度40分15秒 東経139度45分54秒 / 北緯35.670776度 東経139.765009度 / 35.670776; 139.765009