サボテンハーブ園
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サボテンハーブ園(サボテンハーブえん)は、かつて宮崎県日南市に存在した宮崎交通所有の植物園である。
1937年に無料のサボテン公園としてオープン。ケスタ地形を利用した、海を望む日当たりの良い傾斜地に作られており、スロープカーやスロープコンベアを完備。スカーレットベルという鐘があった。日南海岸の丁度中間、太平洋に面した岬に約50万坪の広い園内に130万本のウチワサボテン、アロエなど多種多様の亜熱帯植物乾燥性植物類が植栽されていた。サボテンステーキを食べることができた。
しかし、観光ニーズの変化や沿線であった国道220号がトンネルの開通により旧道化したことなどの複合的要因により、入場者の減少も続き2005年3月31日で閉園した。オープンから68年間に約4500万人もの入園者数を記録した。
現在は地元の米良電器産業の管理下になっている。
営業時間[編集]
- 5月から9月 - 9時 - 17時30分
- 10月から4月 - 9時 - 17時
入園料[編集]
- 大人 - 600円
- 子供 - 300円