サムライウエスタン 活劇侍道

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サムライウエスタン 活劇侍道
ジャンル 刀vsアクション
対応機種 PlayStation 2
開発元 アクワイア
発売元 日本の旗スパイク(現・スパイク・チュンソフト
アメリカ合衆国の旗アトラス
欧州連合の旗505 Games
プロデューサー 寺澤善徳(スパイク)
ディレクター 畠中俊英
デザイナー 川西友則
大谷伸雄
金山圭輔
シナリオ 重馬敬(シナリオ工房 月光
プログラマー 鷲見昌俊
小山智
斎藤朋洋
遠藤聖
本間翔
林秦隆
鎌田浩平
籾山信弘
音楽 朝倉紀行(メガアルファ)
人数 1人-2人
メディア DVD-ROM1枚
発売日 日本の旗2005年1月1日
アメリカ合衆国の旗2005年6月7日
欧州連合の旗2005年6月30日
対象年齢 CERO:18歳以上対象→Dへ変更
ESRBM(17歳以上)
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サムライウエスタン 活劇侍道(さむらいうえすたん かつげきさむらいどう、Samurai Western)は、株式会社スパイク2005年1月1日PlayStation 2用ソフトとして発売した「刀vs銃アクション」のゲームソフト。製作はシリーズでおなじみアクワイア

ストーリー[編集]

時代は19世紀。開拓、ゴールドラッシュが一段落し大陸横断鉄道が設営されたころのアメリカ西部の荒くれ者のガンマン達が支配する荒廃した町が舞台。そんな町に見慣れない一人の男が現れた。その男の名は「桐生豪次郎」、はるか東の島国で「サムライ」と呼ばれていた男である。豪次郎は自分の兄を探すために海を渡り暴力が支配する西部の町へと訪れたのだ。はたして兄を見つけ出して何をするのか。そしてどんな運命が待っているのか。

概要[編集]

プレイヤーは主人公「桐生豪次郎」となって、荒くれ者のガンマン達を刀で斬っていき物語を進めていくという内容になっている。

シリーズ初となる要素も満載。主人公自身が成長するLvUPを採用している。また2Pで協力プレイができるようになった。銃の使い手ラルフを使って、主人公の援護射撃ができる。そしてゲームをノーマル以上でクリアすると、おまけとして隠しステージとサバイバルモードが出現する新要素も追加された。

今までの侍シリーズは「刀vs刀」が主だったが今回の作品では「刀VS銃」というテーマでもある。

ゲーム中、特定の条件を満たすことで、プレイヤーキャラを変更できる。ゲーム中の音声は、イベントムービー中を除き、キャラクタ本来のものになる。『侍(完全版でも可能)』、『侍道2(決闘版でも可能)』のディスクを使用することで、侍シリーズの主人公キャラにすることもできる。

システム[編集]

操作手順[編集]

  • 1Pの場合
1Pの操作方法は□が刀の通常攻撃、×がジャンプ、○(R1)が弾き、△が物や倒れている敵もしくは2Pのラルフをつかむことができ,つかんだ物や相手の投げつけは方向キー(左スティック)+△を押すとできるようになっている。
  • 2Pの場合
2Pの操作方法は□が銃撃の通常攻撃、×がジャンプ、○(R1)がかわし、△がパンチ、弾薬が無くなったときにL1でリロードできる。戦闘中に2PのSTARTを押さないとあらわれないようになっている。
  • 応用操作
応用した操作として□+×ボタンを同時に押すとタメ攻撃ができ攻撃効果は刀の型や銃の種類によってかなり異なる。方向キー+○(R1)で銃弾をかすったりかわしたりその状態で攻撃することもできる。また銃弾に攻撃すると撃った相手に打ち返すことも可能である。

達人の境地[編集]

本作では刀の強度ゲージが存在せず、かわって「達人ゲージ」なるものが存在する。この達人ゲージは敵を斬る・銃弾を喰らう等の行為で上昇し、最大になるとゲージ外枠の左上から蒸気が吹き出て、L1ボタンで「達人の境地」が発動可能になる。発動中は移動スピードが大きく上昇し、敵の攻撃も受け付けなくなる。また、この時ザコ敵を攻撃すると「連殺モード」になり、□ボタンをタイミングよく押していくことでザコ敵を一撃で倒し続ける事ができる。 ゲージは時間と共に減少し、0になると達人の境地は終了する。

俺ルール[編集]

俺ルールとは、NORMAL/HARDそれぞれの本来のステージクリア条件に加え、制限事項を設定できるシステムである。(難易度EASYでは、俺ルールは設定できない。) 俺ルールを設定してステージクリアすると、得点および経験値に倍率が掛かる。 制限事項は以下の5つ。

  • ××分以内に
(決められた時間内にステージクリア。時間は変更できない)
  • 倒れることなく
(一度もダウンせずにステージクリア。ダウン回避が成功すれば継続する)
  • 達人にならず
(達人の境地を使用せずにステージクリア。)
  • 何もつかまず
(つかみを使用せずにステージクリア。)
  • 終始達人で
(達人の境地状態でスタートし、その状態を維持したままステージクリア。)

俺ルールは、一部(矛盾関係にある「達人にならず」及び「終始達人で」)を除き、複数選択できる。最大4つのルールを設定できる。高い得点と経験値がもらえるが、ルールを破るとその場でゲームオーバーになる。

俺ルールは、スタート直後および、ポーズ状態で確認できる。


アイテム[編集]

戦闘中にザコ敵を倒すとたまに落とすことがある。中には特定の敵しか落とさないものもある。

  • 骨付き肉
体力が回復する。小肉と大肉の2種類があり、大肉のほうが回復量が多い。
  • ウイスキーボトル
達人ゲージが増加する。ラルフ(2P)の場合は命中率アップの効果がある。
  • コイン
10枚集めると武器のレベルが1アップする。武器のレベルは最大10まで上げる事ができ、それ以降もコインを取り続ける事で少しずつ武器がパワーアップしていく。
  • ブーツ
一定時間移動速度が上がる。豪次郎(1P)のみ有効。
  • 爆薬樽
攻撃に爆発のエフェクトが付き、一定時間攻撃力が上がる。豪次郎(1P)のみ有効。
  • 手配書
各ステージの何処かに存在するアイテム。獲得してステージクリアすると、登場キャラクターの誰かがプレイヤーキャラクターとして登場する。ただしほとんどの手配書は、難易度をHARDにしなければ出現すらしない。

キャラクター紹介[編集]

サムライウエスタンキャラクター[編集]

桐生豪次郎
声 - 天田真人
本作の主人公。侍の心を捨てアメリカに渡った兄を追い、海を渡った青年の侍。刀こそ最強と信じ、飛び交う銃弾をものともしない剣の達人。
彼の刀「虎河豚」は映画『シックス・ストリング・サムライ』の主人公バディの刀がモデルである。
桐生乱堂
声 - 細井治
豪次郎の兄で流離いの2丁拳銃使いのガンマン。刀では銃に勝てないと悟り、侍の心を捨て渡米する。アメリカに渡ってからは「ラドー」と名乗っている。
ラルフ・ノーマン
声 - スティーヴン・ブルーム
豪次郎の行く先々に現われ、忠告や助言をしてくれる謎のガンマン。
ある程度ゲームを進めると、2Pキャラクターとして使用可能になる。
クローディア
声 - タシア・ヴァレンザ
西部の町で酒場を切り盛りしている、強かで妖艶な女性。過去に事故で弟を亡くしている。
ドナルド
声 - フィル・ラマール
西部の町を守るアフロヘア保安官。正義感が強く思い込みが激しい人物。『侍』で登場したアフロサムライのドナドナ(ドナルド・ドナテロウズ)は、このドナルドの子孫に当たる。
アンネ・バレット
声 - ジェニファー・ヘイル
ゴーストタウンと化した町ホープタウンで暮らす少女。町で孤児院を営んでいる。ならず者に襲われそうになったところを豪次郎に助けられ、彼を慕うようになる。『サムライウエスタン』のメインヒロイン。
ジョーイ
声 - デビ・デリーベリー
アンネの孤児院で暮らす少年。アンネとは実の姉弟のように仲が良い。ならず者相手に一人で立ち向かうサムライに憧れ、ゴールドバーグに連れて行かれた親や町の人たちを一人で助けようと考えている。
ゴーストタウンの子供達
声 - タシア・ヴァレンザ、ジェニファー・ヘイル、デビ・デリーベリー
ゴールドバーグに家族を連れ去られ、アンネの孤児院で暮らす子供達。白人の少年少女と黒人の少年がほとんど。
リッパー
声 - ジェームズ・ホラン
ナイフ使いのならず者。ナイフを投げてくる者と、近づいて斬りつけてくる者がいる。ステージ中のザコ敵として登場する。
オウフ
声 - マイケル・ガウ
マスクにテンガロンハットといった強盗スタイルのチンピラガンマン。武器はリボルバー式のピストル。ステージ中のザコ敵として登場する。
ヴァイル
声 - マイケル・ガウ
散弾銃で攻撃してくる中年の男。ステージ中のザコ敵として登場する。
クールティ
声 - スティーヴン・ブルーム
サブマシンガンを持ち,ソンブレロを被ったガンマン。 メキシカンっぽい風貌が特徴。ステージ中のザコ敵として登場する。
イヴ
声 - ジェニファー・ヘイル
女の狙撃者。遠くからライフル銃で狙ってくる。ステージ中のザコ敵として登場する。
リトルベイビィ
声 - フィル・ラマール
背中にしょった樽からダイナマイトを投げたり爆弾を転がしたりする。頭身が極端にデフォルメされた、奇抜な容姿をしている。公式ホームページ等では「もの投げくん」と呼ばれている。ステージ中のザコ敵として登場する。
ランキー
声 - マイケル・ガウ
サル顔でホルスターにいつもバナナを入れているブーメラン使い。全キャラ中1番の身長の高さを誇る。ステージ中のザコ敵として登場する。
ジェネラル
声 - ポール・エイディング
軍用のピストルを使う早撃ちガンマン。ザコの中ではグループリーダー的存在。
ジャン・ジャック・ウィルソン
声 - ジェームズ・ホラン
ゴールドバーグの幹部の一人で、バルカン砲のような銃器の使い手。紳士的な性格だが好戦的。
キーラ&ネイサン
声 - ディー・ブラッドリー・ベイカー
炭坑の奥に作られた強制労働所の看守をしている双子の兄弟。2人とも身長はとても低く、トップ・ハットを被りマスクをしている。
キリール&ナサニエル
声 - ディー・ブラッドリー・ベイカー
炭坑の奥に作られた強制労働所の看守をしている双子の兄弟。キーラとネイサンの弟で(四つ子)、キャラクターモデルも完全な流用となっている。
フェイスレス
声 - クリントン・フリン
ゴールドバーグが実験開発した、新鮮な死体から作り出された改造人体兵器。人を殺すことや苦しめることを楽しんでいる殺人マシーンでもある。「顔なし」という意味の名前だけあって、顔の部分は口元以外、鉄仮面で隠され確認できない。
なお上記の四つ子とフェイスレスのモデルは『シックス・ストリング・サムライ』のキャラ「デス」とガンズ・アンド・ローゼズの元メンバー、スラッシュ(デスの元ネタ)。
フェイスレス《量産型》
声 - クリントン・フリン
改造人体兵器フェイスレスの量産型。顔はミイラのように包帯が巻かれていて確認はできない。性能より数の戦いを重点にしているザコ。
ハーヴィー
声 - クリントン・フリン
フェイスレスへと改造され、殺人マシーンと化した人物。量産型と同じく、顔はミイラみたいに包帯が巻かれていて確認はできないが、血涙の痕が残っている。フェイスレスと化しても自分の姉のことは忘れていない。
フランクリン・ゴールドバーグ
声 - ポール・エイディング
本作のラスボス。西部の町を事実上支配している死の商人。一見すると温厚な人物に見えるが、実は大悪人で武器コレクターでもある。乱堂が海を越えてガンマンになったのには彼が関係している。
カウガール
声 - ジェニファー・ヘイル
サバイバルモードに登場するカウボーイ・ハットを被った謎の少女。誰に影響されたのか、銃器などの飛び道具を使わずサーベル片手に戦いを挑んでくる。カウガールは、サバイバルモードでカウガールを倒した後にスコア登録すると主人公としても使用できる。

《侍》使用可能プレイヤーキャラクター[編集]

(以下の説明は『』のもの)

青年
声 - (桐生豪次郎の併用)
『侍』の主人公の一人。浪人風情の人物。
女剣士
声 - (クローディアの併用)
『侍』のチュートリアルモードに登場するキャラクター。女性ながら剣の腕はかなりのもの。
吉兆
声 - (桐生豪次郎の併用)
反政府組織「赤玉党」の党首を務める青年。チェルシーとはイギリスで知り合った。
チェルシー
声 - (クローディアの併用)
「赤玉党」の党員。チャイナドレスを着た綺麗なイギリス人女性。党首である吉兆とは恋仲。
ドナドナ
声 - (リッパーの併用)
六骨峠の橋の下で暮らす黒人のアフロ侍。志は高いが剣の腕はいまひとつ。ひそかにすずに思いを寄せている。
すず
声 - (アンネ・バレット/カウガールの併用)
六骨峠の茶店「甘栗」で商いをしている少女。『侍』のメインヒロイン。
堂島
声 - (桐生乱堂の併用)
六骨峠で鍛冶屋を経営している無骨な男。

《侍道2》使用可能プレイヤーキャラクター[編集]

(以下の説明は『侍道2』のもの)

若年
声 - (桐生豪次郎の併用)
『侍道2』の主人公の一人。浪人風情の人物。
荒武者
声 - (桐生豪次郎の併用)
『侍道2』の主人公の一人。宮本武蔵を思わせるような姿をしている。メインキャラの中ではこのキャラのみ表情パターンが存在せず、イベント中も口を閉じたまま話す。
団八
声 - (桐生乱堂の併用)
出島の町、天原の遊郭「天風」で用心棒を務める男。
さよ
遊郭「天風」で雑用係として働く幼き少女。『侍道2』のヒロイン的存在。前作では言葉が不自由だったが本作では・・・
奈美
声 - (アンネ・バレット/カウガールの併用)
遊郭「天風」の金髪遊女。ずる賢く強欲な性格。
中村
声 - (リトルベイビィの併用)
天原奉行所の同心頭。なよなよしているが腕が立つ人物。
武藤
声 - (桐生乱堂の併用)
天原奉行所の同心。かなりの堅物で、いかなる悪をも許さない性格。
半左衛門
声 - (桐生乱堂の併用)
天原で「青門組」というヤクザ組織を牛耳っている男。背が低いことを気にしており高下駄を履いている。
かすみ
声 - (アンネ・バレット/カウガールの併用)
「青門組」の先代組長の娘。
チンピラ
声 - (クールティの併用)
「青門組」の組員。モブキャラなのでイベント中では口は動かさずに話をする。
おばさん
声 - (イヴの併用)
天原の町で商店を営んでいる人物の一人。商売の基本である低姿勢と笑顔をどんなときでも絶やさない。モブキャラなので表情パターンが存在せず、イベント中では口は動かさずに話をする。
渡世人
声 - (桐生豪次郎の併用)
三度笠をかぶった流れ者。『侍道2』の主人公と同じく旅をしている。モブキャラなので表情パターンが存在せず、イベント中では口は動かさずに話をする。
虚無僧
声 - (桐生乱堂の併用)
天原のいたるところに出現する僧。元侍だった者が多く、辻斬り魔に成り下がった者も現われる。編笠で顔を完全に隠しており、表情をうかがう事はできない。