サラフィスト・グループ

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GSPCの活動範囲(緑)と汎サヘル構想(対テロ作戦)の参加国(グレー)

サラフィスト・グループ(GSPC、Salafist Group for Call and Combat)アルジェリアを中心に活動するイスラーム過激派2006年アルカーイダとの統合を表明、2007年に「イスラーム・マグリブのアル=カーイダ機構」(AQIM)と名前を変えて、アルカーイダとの一体化を強調している。イスラム国家樹立を目指して、政府転覆工作を続け、西側各国から「国際テロ組織」に指定されている。現在のリーダーはアブ・ムサブ・アブデル・ワドゥド(Abu Musab Abdel Wadoud)。

組織

GSPCは、1998年9月に武装イスラム集団(GIA)に不満を抱く分子がハサン・ハッターブ(Hassan Hattab)を中心にカビリ地方に設立した。設立時にはウサーマ・ビン=ラーディンが関与したとされ、アルジェリア国内などで多くのテロ攻撃を繰り返している。政府要人、施設などが主な対象であるが、2003年2月には外国人32人を誘拐している。穏健派のハサン・ハッターブが更迭され、ナビル・サハラウィ(Nabil Sahraoui)がリーダーになると、アルカーイダとの結びつきを深め、俗に「アルカーイダの後方基地」とも言われるようになった。ナビル・サハラウィがアルジェリア軍に射殺されると、アブ・ムサブ・アブデル・ワドゥドがリーダーに就任、AQIMに改組した。

アルジェリア国外の近隣国においても麻薬密売や資金洗浄で組織拡大をしているが、アメリカ主導で近隣国は共同の「汎サヘル構想」(トランス・サハラ対テロ構想)という対テロ作戦を実施、封じ込めを行っている。

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