サンエー浦添西海岸 PARCO CITY

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サンエー浦添西海岸 PARCO CITY
SAN-A URASOE WEST COAST PARCO CITY
地図
店舗概要
所在地 901-2123
沖縄県浦添市西洲3丁目1番地1
座標 北緯26度15分43.6秒 東経127度41分53秒 / 北緯26.262111度 東経127.69806度 / 26.262111; 127.69806座標: 北緯26度15分43.6秒 東経127度41分53秒 / 北緯26.262111度 東経127.69806度 / 26.262111; 127.69806
開業日 2019年令和元年)6月27日
正式名称 サンエー浦添西海岸 PARCO CITY
建物名称 サンエー浦添西海岸 PARCO CITY
施設所有者 サンエー[2]
施設管理者 サンエーパルコ
設計者 竹中工務店JV[4]
施工者 竹中工務店[4]
國場組[4]
敷地面積 約85,484 m²[5]
延床面積 約224,122 m²[6]
商業施設面積 約78,000 m²[1]
中核店舗 サンエー
店舗数 250店舗(テナントのみ)
営業時間 10:00 - 22:00[3] ※店舗により異なる
駐車台数 約4,000台[3]
商圏人口 674,159人(10km圏内)[1]
最寄IC 沖縄自動車道西原IC
外部リンク 公式サイト
San-a
Parco logo.svg
テンプレートを表示
株式会社サンエーパルコ
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
901-2223
沖縄県宜野湾市大山7-2-10
設立 2016年平成28年)11月7日
業種 小売業
事業内容 PARCO CITYの運営
代表者 上地文勝(代表取締役社長)
資本金 1000万円
決算期 2月
外部リンク https://www.parco.co.jp/san-a_parco/
テンプレートを表示

サンエー浦添西海岸 PARCO CITY(サンエーうらそえにしかいがん パルコシティ)は、沖縄県浦添市西洲にあるサンエーGMS。同社が運営する他の店舗とは異なり、ファッションビルを展開するパルコとの合弁会社であるサンエーパルコによって運営される[7]

キャッチフレーズ(コンセプト)は、「幸せの共感 〜ここから未来へ〜[1]

概要[編集]

浦添市による米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)沖の開発事業の一環として出店が実施され、2019年6月27日に開業[8]。商業施設面積で見ると「イオンモール沖縄ライカム」に次いで沖縄県内2番目の大きさとなる[注釈 1]2016年(平成28年)12月には国土交通省の「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」の採択プロジェクトに選出[10]。建物には太陽熱や地中熱の利用および外気の湿度処理による空調や、太陽光パネルと蓄電池の併用による電力供給といった省CO2設備が配され、日照時間が長く多湿な沖縄の環境を活かした設計となっている[3][11]。また、本施設のエレベーターは火災発生時にも避難手段として利用できるよう、火災が発生した区画および隣接する区画では停止し、それ以外の区画では耐火ケーブルでの電力供給により稼働できる仕組みとなっている。同計画は事業者であるサンエーパルコが三菱電機と提携して整備を行っており、商業施設への導入としては日本初となる[12]

「PARCO CITY」の名称は2018年(平成30年)12月に決定されたもので、「浦添市の新たな"まち"(CITY)として発展が期待される西海岸地区と、パルコが持つ高い感性の融合」を表現して名付けられた。店舗のロゴはサンエー(SAN-A)とパルコ(PARCO)に共通する「A」を赤字で強調したデザインとなっており、両社が協力することにより沖縄の新たなランドマークとなるようにという思いが込められている[13]

この他、当施設に隣接するホテル(5階建て、約200室)の建設が同時に計画されており、同店舗の開業後に整備が進められる見通し[14]。ホテルは2022年までの開業が予定されている[15]

沿革[編集]

当店舗は「那覇港浦添ふ頭地区第一ステージ都市機能用地事業」として出店され、牧港補給地区の海側8.55ヘクタールを埋め立て造成した土地に建設された[9][16]

  • 2009年平成21年)1月:牧港補給地区沖の埋め立て工事が着工[17]
  • 2010年(平成22年)12月6日:埋め立て工事が完了[18]
  • 2013年(平成25年)9月:埋め立て地にて事業を行う企業の公募が実施。3企業体が進出の意思表示をしたものの、のちに2社が辞退、1社は書類の不備で審査対象外となる[15]
  • 2014年(平成26年)11月:浦添市土地開発公社が公募要項を見直し、再公募を実施[15]
  • 2015年(平成27年)
    • 5月8日:沖縄県内3社(サンエーを含む)、県外1社、1企業体の計5事業所が再公募に応募。のちに県内1社、県外1社、県外1企業体の計3事業者が辞退[15][19]
    • 9月30日:サンエーが埋め立て地の事業予定者として選出。本店舗およびホテル施設の建設計画が始動[20][21]
    • 10月19日:サンエーが本施設の賃貸借・管理業務等を行う「株式会社サンエー浦添西海岸開発」(持分比率100%)を設立[22]
    • 12月1日:サンエーが浦添市土地開発公社と埋め立て地の用地開発における基本協定を締結[23]
  • 2016年(平成28年)
    • 11月7日:サンエーとパルコによる合弁会社「株式会社サンエーパルコ」設立(出資比率:サンエー51%、パルコ49%)[24]
    • 11月24日:サンエーが浦添市土地開発公社より埋め立て地を42億2900万円で取得[25]
  • 2017年(平成29年)7月6日:本施設の建設計画が着工[4]
  • 2018年(平成30年)12月4日:店舗名称が「サンエー浦添西海岸 PARCO CITY」に決定[13][26]
  • 2019年(平成31年・令和元年)
    • 4月15日:開業日を2019年6月27日とすることが発表される[8]
    • 6月27日:グランドオープン。
    • 8月9日ZARAが他のテナントよりも1か月以上遅れる形で開店[27]

館内構成[編集]

店舗は地上6階建てで、うち1階から3階までが商業フロアとなり、それぞれ異なるコンセプトに沿った構成がなされている[3][28]

1階(72店が入居)は「新しいライフスタイルを提案するフロア」とし、中核テナントとなるサンエー食品館をはじめとした食品物販店、土産物店を中心に構成される[3][28]

2階(93店が入居)は「都市型ライフスタイルを提案するフロア」とし、ファッションブランドやスポーツ・アウトドアブランドの店舗、化粧品コーナーを中心に構成される[3][28]

3階(85店が入居)は「時間消費を提案するフロア」とし、沖縄県最大級の店舗や、映画館・アミューズメント施設などで構成される[3][28]

また、各階ともに飲食エリアや休憩スペース[注釈 2]が設けられる[3][28]。この他1階と2階には大型の吹き抜け空間が設置され、1階は物販イベントの会場、2階はイベントスペースとして展開される[3]

主要テナント[編集]

出店する250店舗のうち、94店舗が沖縄県初出店、2店舗が沖縄エリアでの旗艦店となる[7][8][13]

テナントの詳細は「フロアガイド」を参照。

★は沖縄県初出店、☆は沖縄県最大級

ファッション[編集]

ジュエリー・服飾[編集]

キッズ・ベビー[編集]

スポーツ・アウトドア[編集]

ホビー・雑貨[編集]

飲食店[編集]

カフェ[編集]

食品・スイーツ・ドリンク[編集]

アミューズメント[編集]

その他[編集]

ユナイテッド・シネマ PARCO CITY 浦添[編集]

ユナイテッド・シネマ PARCO CITY 浦添
UNITED CINEMAS PARCO CITY Urasoe
情報
正式名称 ユナイテッド・シネマ PARCO CITY 浦添
完成 2019年
開館 2019年6月27日
開館公演アラジン』(ガイ・リッチー監督)他
収容人員 (11スクリーン)1,624[29]
用途 シネマコンプレックス
運営 ユナイテッド・シネマ株式会社
所在地 サンエー浦添西海岸 PARCO CITY 3階
外部リンク ユナイテッド・シネマ PARCO CITY 浦添

ユナイテッド・シネマ PARCO CITY 浦添(ユナイテッド・シネマ パルコシティうらそえ)は、サンエー浦添西海岸 PARCO CITYにあるシネマコンプレックス。上映面数は11スクリーンで、沖縄県内では最多[30]。うち3スクリーンにはそれぞれ3つの上映システム(IMAXレーザー、4DXScreenX)が導入され、シネマコンプレックスとしては日本初となる[30][31]

浦添市としては屋富祖にあった「浦添オリオン」が1990年7月に閉館[32]して以来29年ぶりの映画館であり、ユナイテッド・シネマとしては県内初出店、かつ国内最南端の劇場となった[注釈 3]

スクリーン 座席数 備考
1 347 IMAXレーザー
2 216 デジタル3D
3 68
4
5 259
6 114
7 205 ScreenX
8 109
9 96 4DX
10 74
11 99 デジタル3D

アクセス[編集]

シャトルバス[編集]

  • 開業時点ではサンエー那覇メインプレイスにほど近いおもろまち駅前、およびサンエーマチナトシティにほど近い第二城間バス停から無料シャトルバスが運行されており、シャトルバスの利用者はそれぞれ近隣サンエー施設の駐車場を利用可能としていた。開業 - 2019年8月末までは毎日運行し、一時期土日・祝日のみ運行[33]となったあと、サンエー那覇メインプレイスとのシャトルバスのみが存続され(乗車位置がメインプレイス沿いに移動)毎日運行されている[34]

路線バス[編集]

サンエーパルコシティー前バス停下車。2019年6月の路線開設時点では平日1往復、土日祝日3往復[35]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 計画中にはイオンモール沖縄ライカムを超えて県内1の大きさとなる予定だったが[9]、イオンモール側が2019年4月に増床を行ったため県内2番目となった。
  2. ^ 3階の休憩スペースは良品計画による全面プロデュースとなっている。
  3. ^ それまでの最南端は熊本県熊本市にある『ユナイテッド・シネマ熊本』(旧:シネプレックス熊本)だった。

出典[編集]

  1. ^ a b c 【公式】浦添西海岸計画株式会社サンエーパルコ、2019年3月3日閲覧。
  2. ^ 平成29年度大規模小売店舗立地法法第5条第1項(新設)届出の概要【2019年1月末】 (PDF) 経済産業省、2019年3月3日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i WEB用【サンエー浦添西海岸PARCOCITY】20190415開示リリース株式会社サンエーパルコ プレスリリース、2019年4月16日閲覧。 (PDF)
  4. ^ a b c d “【400億円投資、施工は竹中工務店JV】沖縄県浦添市に大型商業施設、7月6日着工”. 日刊建設工業新聞. (2015年7月5日). http://nikkankensetsukogyo2.blogspot.com/2017/07/blog-post_10.html 2019年3月3日閲覧。 
  5. ^ “株式会社サンエーパルコ 沖縄・浦添西海岸計画 施設名称を「サンエー浦添西海岸 PARCO CITY」に決定!” (プレスリリース), 株式会社パルコ, (2018年12月4日), https://www.parco.co.jp/news/detail/?id=1185 2019年3月3日閲覧。 
  6. ^ 2019年2月期第2四半期決算説明資料 (PDF) 株式会社サンエー
  7. ^ a b ZARAや一風堂など沖縄初が80店! サンエー新店舗「浦添西海岸パルコシティ」”. 沖縄タイムス (2018年12月5日). 2019年3月3日閲覧。
  8. ^ a b c サンエーパルコシティ、6月27日9時オープン!沖縄初出店は94店舗”. 琉球新報 (2019年4月15日). 2019年4月16日閲覧。
  9. ^ a b サンエー、浦添西海岸に最大級商業施設計画”. 琉球新報 (2015年10月1日). 2019年3月3日閲覧。
  10. ^ 平成28年度(第2回)サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)のプロジェクト採択の決定について 〜8件の先導的プロジェクトが採択されました〜”. 国土交通省 (2016年12月26日). 2019年3月16日閲覧。
  11. ^ 沖縄浦添西海岸地区における「これからのまちづくり」の中核となる大型商業施設の提案 (PDF) 建築研究所『第19回住宅・建築物の省CO2シンポジウム』資料4-7頁, 9頁、2019年4月16日閲覧。
  12. ^ 国内初!エレベーターを利用した「火災時避難計画」を浦添市の“パルコシティ”に導入”. BUILT (2019年8月7日). 2019年8月9日閲覧。
  13. ^ a b c サンエーパルコ/来夏「サンエー浦添西海岸PARCO CITY」開業、250店出店”. 流通ニュース (2018年12月4日). 2019年3月3日閲覧。
  14. ^ 西洲の商業施設開発でパルコと合弁”. 沖縄建設新聞 (2016年11月8日). 2019年3月15日閲覧。
  15. ^ a b c d サンエーが沖縄最大級の商業施設 浦添西海岸に2022年までに”. 沖縄タイムス (2015年10月1日). 2019年3月3日閲覧。
  16. ^ パルコが沖縄県進出 - サンエーと大型SC開業へ”. マイナビニュース (2016年11月7日). 2019年3月16日閲覧。
  17. ^ 卸団地のあゆみ沖縄県卸団地商業組合、2019年3月16日閲覧。
  18. ^ 那覇港浦添ふ頭地区公有水面埋立工事が完成”. 浦添市 (2011年2月1日). 2019年3月16日閲覧。
  19. ^ 浦添西海岸開発、土地購入に5事業者応募”. 琉球新報 (2015年5月8日). 2019年3月3日閲覧。
  20. ^ サンエー/沖縄に店舗面積6万m2の大型商業施設、2018年に開業”. 流通ニュース (2015年9月30日). 2019年3月3日閲覧。
  21. ^ 【サンエー】沖縄県浦添市に店舗面積6万平方メートルの大型商業施設”. ダイヤモンド・リテイルメディアオンライン (2015年10月1日). 2019年3月3日閲覧。
  22. ^ サンエー/沖縄市浦添市のSC出店で子会社を設立”. 流通ニュース (2015年10月19日). 2019年3月3日閲覧。
  23. ^ サンエー、沖縄最大級商業施設を2018年秋開業 浦添市公社と協定”. 沖縄タイムス (2015年12月2日). 2019年3月3日閲覧。
  24. ^ パルコが沖縄進出 サンエーと大型商業施設運営へ”. 沖縄タイムス (2016年11月7日). 2019年3月3日閲覧。
  25. ^ サンエー/沖縄県浦添市で出店用地8.5万m2を42億円で取得”. 流通ニュース (2016年11月24日). 2019年3月15日閲覧。
  26. ^ 沖縄にパルコ。沖縄初が約80店舗の「サンエー浦添西海岸 PARCO CITY」'19年夏開業”. Impress Watch (2018年12月6日). 2019年3月3日閲覧。
  27. ^ 沖縄パルコに「ZARA」オープン 待ちわびた女性客でにぎわう 県内初出店、1500以上のアイテム”. 琉球新報 (2019年8月9日). 2019年8月9日閲覧。
  28. ^ a b c d e 大型SC「サンエー浦添西海岸パルコシティ」6月27日に”. 繊研新聞 (2019年4月15日). 2019年4月16日閲覧。
  29. ^ 迫力 側面にもスクリーン パルコ内映画館 最新機能をPR”. 琉球新報 (2019年4月25日). 2019年6月10日閲覧。
  30. ^ a b ユナイテッド・シネマ PARCO CITY 浦添(うらそえ)、2019年6月27日(木)にオープン決定!!”. PR TIMES (2019年4月15日). 2019年6月10日閲覧。
  31. ^ 2019年夏、沖縄県にユナイテッド・シネマPARCO CITY浦添がオープン! 日本初のマルチ・エンタメコンプレックス誕生!”. Qetic (2019年3月13日). 2019年6月10日閲覧。
  32. ^ 沖縄南部にあった映画館 PAGE.3”. 沖縄映画興行伝説. 2019年7月11日閲覧。 “浦添オリオン”
  33. ^ 【9月 土日祝日限定】シャトルバスのご案内:那覇メインプレイス⇔パルコシティ”. サンエーパルコ (2019年9月2日). 2019年9月3日閲覧。
  34. ^ 【2月も毎日運航します】シャトルバスのご案内:那覇メインプレイス⇔パルコシティ”. サンエーパルコ. 2020年2月6日閲覧。
  35. ^ ダイヤ改定のお知らせについて”. 琉球バス交通 (2019年6月17日). 2019年7月8日閲覧。