サンゴーカメラ

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サンゴーカメラ東京都豊島区東池袋1-21-1[1]にかつて存在したカメラを中心とした家電量販店1981年に永豊企業株式会社のカメラ事業部門として設立された[2]35(SUNGO)カメラとも表記される(読みは同じ)。

池袋駅東口のサンシャイン60通りに店舗を構える。1980年代当時、同じく東池袋に店舗を持つビックカメラやさくらやと競争を繰り広げ、価格面ではライバル店に負けない程の評判があった。1980年代末には、隣接する系列店と併せた複合ビルにすべく、店舗建物の改築工事に着手した[3]

1991年テックサンゴー(TECH35)としてリニューアルオープン。「女性客に心地良い空間」をテーマとし、火野正平をイメージキャラクターに起用。改築前の倍に増えた売り場面積を利用し、声掛けや呼び込みも廃してゆったりと買い物ができるような売り場とした[4]。しかし、長期休業による客の流れの変化に加え、価格競争を離脱した事から客離れが著しく、ほどなく閉店・廃業した。

店舗跡には1993年セガ・エンタープライゼスが池袋GIGOを出店[5]し、現在に至る。なお、建物自体「テックサンゴービル」として名称が残っている。

イメージキャラクター[編集]

1981年の開店当初からCMに起用。弁慶に扮した所のうしろでセットの桜の木が折れ、橋が壊れるという演出で、CMソングには『山男の歌』(後に『おお牧場はみどり』に変更)の替え唄が使われた。このCMは所ジョージがテレビ探偵団にゲスト出演(1989年1月29日放送分)した際に紹介された。またその時に、橋壊れたり桜が折れたりする演出は、同業のさくらやヨドバシカメラを意識して演出したが誰も気づかなかったと述懐している。
  • 火野正平 - テックサンゴー
    イメージソング「ごめんね」の歌い出しは長期休業に対するメッセージが込められている。

脚注[編集]

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  1. ^ 『放送批評 1984年2月号』、放送批評懇談会・行政通信社、表IV。
  2. ^ “仏キス社製ミニラボ、導入店舗広がる――1号店は東京・池袋”. 日経産業新聞 (日本経済新聞社): p. 9. (1984年2月9日) 
  3. ^ “東京・池袋のサンゴーカメラ、商業ビルに建て替え――飲食店など入居”. 日経流通新聞 (日本経済新聞社): p. 14. (1986年7月17日) 
  4. ^ “東京・池袋で新カメラ戦争、「激安」よりもサービス競う――市場成熟化で一変”. 日経流通新聞 (日本経済新聞社): p. 7. (1991年4月9日) 
  5. ^ “池袋に大型ゲーム店、セガ、繁華街で最大級”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): p. 15. (1993年7月13日) 

座標: 北緯35度43分48.6秒 東経139度42分57.2秒 / 北緯35.730167度 東経139.715889度 / 35.730167; 139.715889 (池袋GIGO(テックサンゴービル・かつてのサンゴーカメラ))