サークルコレクション

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サークルコレクション』は、『まんがライフオリジナル』(竹書房)で1999年から2003年にかけて連載された小坂俊史4コマ漫画

作品について[編集]

通常ではありえなさそうな、変わったサークルだらけの西条大学。そこで活躍する児童文学研究会(略して児文研)を舞台にした作品である。大学の文化系サークルと大学生の生活の実態が、巧みに描かれている。また毎回登場する変なサークルが、シュールなユーモアを醸し出している。

主な登場人物[編集]

友沢 和文(ともざわ かずふみ)
文学部3年生、児童文学研究会部長。
児文研の中で唯一、児童文学に興味を持つ人物。有意義な部活動よりも、廃部寸前の部の存続に力を入れねばならない切ない若者。
イベント好きらしく、部員を引き連れてあらゆるイベントに参加している。そのため、部員数に比して、児文研のサークル棟内での認知度は高い。
文化サークル連合幹部も務める。文化サークル連合会長選挙には、立候補したものの、落選したようである。
勉強はそれほど得意ではないようで、試験やレポート提出の際に苦心する姿が描かれる。また就職活動も苦労のあげく結局全敗したが、児童文学大賞を受賞したことで作家を目指すことになった。
サイダースファンクラブ』および『せんせいになれません』の登場キャラ・友沢むつきの弟である可能性が示唆されている[1]
石野 さとみ(いしの さとみ)
文学部3年生、児文研の副部長。
児文研には、ただ居心地がいいから居続けているだけらしい。
要領が良く、計算高く、腹黒く、ずる賢いその人となりは、部内外で恐れられている。
自分が会計係であるのを利用して部費を払わずに済ます、試験問題を盗んで入手し予想問題と称して商売するなど、上記の例には枚挙に暇がない。
進級、就職活動は、友沢に比べて要領よく決めた(就職先は林永製菓)。
井上 みちる(いのうえ みちる)
1年生。
児文研のマスコットキャラクター的存在、かつ最大のボケ役。自分がボケ役であることは自覚している様子。
毎年、大学祭の店では動物の着ぐるみを着ている。
勉強は苦手なようで、自分の学籍番号も覚えていない。大学にも、学生課の前でキャンセル待ちの列に並んで入ることができたようである。
霊感があるようで、民宿や部室の霊の存在に気付いていた。テレパシーを送っていたら、ESP同好会に連れて行かれそうになったことも。
いつも口を開けており、口を閉じることは滅多にない。
友沢の就職活動最終日に山で遭難し、友沢の就職活動に止めを刺した。
友沢の後を次いで、児文研の次期部長に確定。
作者の読みきり作品である「ガクランコンビナート」にも出演していた。
曽我 一人(そが かずと)
理学部2年生。北陸地方出身。
背が高く、寡黙で孤独を好む性格。二人きりだと相手との間が持てない。
児文研の中では最も頭が良く、レポートや試験では、他の部員からあてにされている。しかし、その優秀な頭脳が部活動に有効に役立つことは少ない。
飛び級大学院の試験を受けて、見事に合格した。
矢野 剛之(やの たけゆき)
よその工業大学の1年生。
石野の中学時代の後輩で、何があったのかは不明だが彼女には未だに逆らえないヤンキー兼パシリ。
元は工業大学のロック研に入っていたが、石野に連れられて児文研に入部。石野はもちろん、友沢らからもパシらされることに。
石野の引退に伴って自分も抜けようとしたが、ミドリガメの世話を託されて断念。少なくとも翌年までは児文研にとどまることに。

舞台・西条大学[編集]

所在地は不明。通常では考えられない多種多様なサークルが存在し、それを売りにしている。しかしその多種多様さに引いて入学初日に辞めてしまう生徒もいる。附属の小学校が存在する。中学や高校が存在するかは不明。『ひがわり娘』にも同じ名前の大学が登場している[2]

大学名の由来は作者の母校広島大学がある広島県東広島市の地名・西条から。

雑誌情報[編集]

単行本 - 竹書房より「バンブーコミックス」として刊行されている。第2巻の帯にはいしいひさいちからの推薦文が寄せられている。

脚注[編集]

  1. ^ 『せんせいになれません』1巻130頁にて友沢むつきのキャラクター紹介として「弟を泣かすのが趣味。そのせいか弟は図書室に引きこもり気味」と記されている。
  2. ^ 『ひがわり娘』4巻2頁。笹木まみが所属する考古学研究室として。