シェルドン・ノイジー
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ロサンゼルス・ドジャース | |
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![]() AAA級ラスベガス・アビエイターズ時代 (2019年8月12日) | |
基本情報 | |
国籍 |
![]() |
出身地 | テキサス州フォートワース |
生年月日 | 1994年12月10日(26歳) |
身長 体重 |
6' 0" =約182.9 cm 195 lb =約88.5 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 三塁手、二塁手 |
プロ入り | 2016年 MLBドラフト2巡目 |
初出場 | 2019年8月30日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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シェルドン・リン・ノイジー(Sheldon Lynn Neuse, 1994年12月10日 - )は、 アメリカ合衆国テキサス州フォートワース出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。MLBのロサンゼルス・ドジャース所属。
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
2013年のMLBドラフト38巡目(全体1150位)でテキサス・レンジャーズから指名されたが、契約せずにオクラホマ大学へ進学した[1]。当時のポジションは遊撃手だった。
大学最終年の2016年には55試合に出場して打率.369、10本塁打、48打点、12盗塁の成績を残し、全米の大学野球の最優秀遊撃手に贈られる賞であるブルックス・ウォレス賞を受賞した[2]。
プロ入りとナショナルズ傘下時代[編集]
2016年のMLBドラフト2巡目(全体58位)でワシントン・ナショナルズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級オーバーン・ダブルデイズでプロデビュー。36試合に出場して打率.230、1本塁打、11打点、2盗塁を記録した。
2017年はA級ヘイガーズタウン・サンズでプレーした。
アスレチックス時代[編集]
2017年7月16日にライアン・マドソン、ショーン・ドゥーリトルとのトレードで、ブレイク・トレイネン、ヘスス・ルサルドと共にオークランド・アスレチックスへ移籍した[3]。移籍後は傘下のA+級ストックトン・ポーツとAA級ミッドランド・ロックハウンズでプレーし、移籍前を含めて3球団合計で117試合に出場して打率.321、16本塁打、79打点、14盗塁を記録した。ポジションも三塁手での起用がメインとなった。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、メサ・ソーラーソックスに所属した。
2018年にMLB.comが発表したプロスペクトランキングでは、アスレチックスの組織内で11位にランクインした[4]。シーズンではAAA級ナッシュビル・サウンズでプレーし、135試合に出場して打率.263、5本塁打、55打点、4盗塁を記録した。
2019年は開幕からAAA級ラスベガス・アビエイターズ[5]でプレーし、昇格までに126試合に出場して打率.317、27本塁打、102打点、3盗塁を記録した。8月29日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると[6]、翌30日のニューヨーク・ヤンキース戦にて「8番・指名打者」で先発出場してメジャーデビュー(この試合の結果は3打数無安打)[7]。この年メジャーでは25試合に出場して打率.250、7打点を記録した。
ドジャース時代[編集]
2021年2月12日にアダム・コラレック、コディ・トーマスとのトレードで、ガス・バーランドと共にロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[8]。
プレースタイル[編集]
打者としては中距離ヒッターに分類され、守備範囲の広さと強肩も備える[4]。アスレチックス時代、三塁手にはマット・チャップマンというフランチャイズの顔とも言える存在がいるため、他ポジションへのコンバートの可能性もあると言われていた[9]。
詳細情報[編集]
年度別打撃成績[編集]
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | OAK | 25 | 61 | 56 | 3 | 14 | 3 | 0 | 0 | 17 | 7 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 19 | 2 | .250 | .295 | .304 | .599 |
MLB:1年 | 25 | 61 | 56 | 3 | 14 | 3 | 0 | 0 | 17 | 7 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 19 | 2 | .250 | .295 | .304 | .599 |
- 2020年度シーズン終了時
年度別守備成績[編集]
年 度 |
球 団 |
二塁(2B) | 三塁(3B) | ||||||||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2019 | OAK | 20 | 22 | 20 | 0 | 7 | 1.000 | 5 | 4 | 11 | 1 | 1 | .938 |
MLB | 20 | 22 | 20 | 0 | 7 | 1.000 | 5 | 4 | 11 | 1 | 1 | .938 |
- 2020年度シーズン終了時
背番号[編集]
- 64(2019年)
脚注[編集]
- ^ Randy Sachs (2016年6月1日). “Brothers with Ridge ties making a lot of ‘Noise’” (英語). Star-Telegram.com. 2018年12月30日閲覧。
- ^ Eric Bailey (2016年7月2日). “Oklahoma baseball: Sheldon Neuse honored as nation's top shortstop” (英語). Tulsaworld.com. 2018年12月30日閲覧。
- ^ Jane Lee (2017年7月16日). “Nats acquire Doolittle, Madson from A's” (英語). MLB.com. 2018年12月30日閲覧。
- ^ a b 2018 MLB Prospects Watch – Oakland Athletics Top 30 Prospects list. MLB.com. Retrieved on December 30, 2018.
- ^ 2019年にラスベガス・フィフティワンズより球団名変更及びアスレチックス傘下
- ^ Martin Gallegos (2019年8月29日). “Neuse (27 HRs, 102 RBIs) promoted to Majors” (英語). MLB.com. 2019年8月31日閲覧。
- ^ Bill Ladson (2019年8月30日). “'Big moment' for Neuse as he makes MLB debut” (英語). MLB.com. 2019年8月31日閲覧。
- ^ “Athletics To Acquire Adam Kolarek” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年2月12日閲覧。
- ^ Nico (2017年12月27日). “Prospects: Best Position? Needed Position?” (英語). SB Nation. 2018年12月30日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Sheldon Neuse stats MiLB.com (英語)
- Sheldon Neuse (@sheldonneuse) - Twitter
- Sheldon Neuse (sheldonneuse) - Instagram
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