シャモニー=モン=ブラン(Chamonix-Mont-Blanc)はフランス東部、オート=サヴォワ県のコミューン。モンブランの麓にある標高1036mの登山とスキーのリゾート地である。日本では単にシャモニーと表記する場合が多い。
概要
シャモニーはモンブランから続くモンブラン山群のふもとの渓谷の町であり、世界でも有数のスキーリゾートとして観光客を集めている。
1786年8月8日にモンブランが初登頂されてから、現在の登山というスポーツが始まったとされているため、登山発祥の地として登山家の聖地とも呼ばれている。
1924年に開催された冬季オリンピックの記念すべき第1回大会、シャモニーオリンピックがここで開催された。これにより冬季五輪・発祥の地と呼ばれる。
モンブランが西ヨーロッパ最高峰であるため、多くの登山家がここから山頂を目指した。各種クライミング、エクストリームスキー、パラグライダー、ラフティング、キャニオニング、マウンテンバイク、ウルトラトレイルランニング(UTMB)など、その他の厳しい山岳スポーツの中心地でもある。
観光スポット
- 鋭い高山に造られた標高3842mのロープウェイ駅兼展望台で、モンブランやシャモニー渓谷が眺められる。ロープウェイ網はその先、イタリア側の展望台を経由し、反対側の谷へ至る。
姉妹都市
その他
- シャモニー(ウィスラー)・アイスレース、ラリー・ド・シャモニー
アイスレースは氷上耐久レースとして古くから知られ、1970年代~ランチア・ストラトス、アウディ・クワトロ等の戦歴を記した販促映像等でもしばしば登場し、 PS2ゲーム「グランツーリスモ4」では、伝統のローカルレースであるラリーコースとして両競技共に収録されている。
シャモニーの風景
関連項目
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脚注
外部リンク