シャルル・アズナヴール

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シャルル・アズナヴール
Charles Aznavour
Շառլ Ազնավուր
Charles Aznavour Cannes.jpg
基本情報
出生名 シャアヌール・ヴァリナグ・アズナヴーリアン
Shahnour Vaghinagh Aznavourian
Շահնուր Վաղինակ Ազնավուրեան
生誕 (1924-05-22) 1924年5月22日
フランスの旗 フランス共和国パリ
死没 (2018-10-01) 2018年10月1日(94歳没)
ジャンル ポップ, シャンソン
職業 シンガーソングライター, 俳優, public activist
活動期間 1936年 - 2018年
レーベル EMI, MusArm
公式サイト www.c-aznavour.com

シャルル・アズナヴール(Charles Aznavour, 1924年5月22日 - 2018年10月1日)は、フランスパリ出身のシンガーソングライター俳優アルメニア系で、本名はシャアヌール・ヴァリナグ・アズナヴーリアン(Shahnour Varinagh Aznavourian)。

経歴[編集]

アズナヴールの父はグルジア(現:ジョージア)で生まれた。その父(アズナヴールの祖父)はロシア帝国皇帝であったニコライ2世コックをしていたという説があるが、アズナヴール本人が否定している。

母はアルメニアトルコ人商人の家系である。

第一次世界大戦ロシア革命による内戦と混乱を逃れた彼らはアメリカ行きのビザを申請するためパリに滞在している時に知り合い、1922年に結婚した。

アズナヴールの両親は、早くからアズナヴールとその兄弟を彼らがパリに持つレストランや多くの舞台に立たせた。9歳より芸能活動を開始し、アズナヴールの芸名を名乗る。

1946年フランスの有名な女性歌手エディット・ピアフに認められたことにより、アズナヴールの経歴はより著名なものとなっていった。ピアフのフランスおよびアメリカでのツアーに同伴した。

アズナヴールのシャンソンはそのほとんどが愛を謳い上げており、また60本以上の映画にも出演している。母国語の仏語だけでなく英語等も堪能で、5つの言語で歌い、アズナヴールは最も世界に知られたフランスのシャンソン歌手の1人でもあった。

1995年以来、アルメニアの駐ユネスコ大使を務めている。また、2009年2月15日、ロシアのインタファクス通信等の報道によると、アズナヴールの母方の祖国であるアルメニア共和国政府は、アズナヴールを同国の駐スイス大使に任命することを決定した。

結婚は3回している。最初の妻ミシュリーヌとは1940年代に結婚、次の妻エブリンとは50年代に再婚、晩年まで添い遂げた最後の妻ウラとは60年代に再々婚した。3回の結婚でもうけた子供は計6人いる(長女セダ、長男チャールズ、次男パトリック、次女カティア、三男ミーシャ、四男ニコラス)。

2018年、日本政府から春の叙勲で旭日小綬章を受章[1]

2018年5月には腕を骨折して一時療養するも、活動復帰。9月には来日し、17日の東京のNHKホール及び19日の大阪のNHK大阪ホールでのコンサートを行い、帰国後の28日のテレビ番組インタビューでも引退を考えていないことを明言するなど精力的な姿勢をみせていた(結果的にこれがアズナヴールの最後のコンサートになってしまった)。

2018年10月1日、南フランスの自宅で死去[2]。94歳没。死因は、入浴中に生じた呼吸不全心不全であった[3]。アズナヴールの葬儀は、10月5日に[4]フランス共和国国葬としてパリオテル・デ・ザンヴァリッドで営まれ[5]エマニュエル・マクロン大統領とブリジット大統領夫人が葬列に加わった他[5]、アズナヴールの母国であるアルメニアニコル・パシニャン英語版首相などの多くの要人が参列した[5]

代表曲[編集]

  • 愛のために死す(炎の恋) Mourir d'aimer - アンドレ・カイヤット監督の同名の映画にインスパイアされて製作。日本封切時にはこの曲が主題歌に使われた。
  • アヴェ・マリア Ave Maria
  • イザベル Isabelle
  • 生命にかけて Sur ma vie
  • 想い出の瞳 Et pourtant
  • 想い出をみつめて Mes emmerdes
  • 帰り来ぬ青春 Hier encore - ロバート・アルドリッチ監督、バート・レイノルズカトリーヌ・ドヌーヴ主演のアメリカ映画『ハッスル』(Hustle, 1975年)の挿入歌として使用された。
  • 哀しみのヴェニス Que c'est triste Venise
  • 希望に満ちて Je m'voyais déjà
  • 声のない恋 Mon emouvant amour
  • コメディアン Les comédiens
  • じっとこうして Reste
  • ジュザベル Jezebel
  • 青春という宝 Sa jeunesse
  • 世界の果て Emmenez-moi
  • 遠い想い出 Non, je n'ai rien oublié
  • 人々の言うように Comme ils disent
  • フォー・ミー・フォーミダーブル For me formidable
  • 二つのギター Les deux guitares
  • 昔かたぎの恋 Les plaisirs démodés
  • ラ・ボエーム La bohême
  • ラ・マンマ La mamma
  • 私は旅する Je voyage
  • 私は一人片隅で Et moi dans mon coin
  • 酔いしれて
  • 忘れじのおもかげ(シー) She - イギリスの連続TVドラマ「女の七つの顔」のために作られ、その後さらにエルヴィス・コステロがカバーし映画ノッティングヒルの恋人』の主題歌としてリバイバル・ヒット、また仏語詞が後で付けられている(Tous Les Visages De L'amour)。

1964年にアズナヴールが作詞(作曲は、ジョルジュ・ガルヴァレンズ)した「アイドルを探せ」(La plus belle pour aller danser)も、シルヴィ・ヴァルタンが唄って大ヒットした。

主な出演作品[編集]

バックアップ歌手[編集]

シャルル・アズナヴールは親友ミッシェル・ジュールダンと共に3人の歌手をバックアップしている。フランス人のマリー・ラザロは「忘れ得ぬ面影」はじめ楽曲を提供。日本の浜﨑久美子にはCDへのメッセージ、TVでの対談。岡山加代子には最新曲「ジュ ボヤージュ」の歌唱に対しメッセージを贈っている。他に瀬間千恵「ヒロシマ」、堀内環「美しき絆」が法定訳詞歌唱者となっている。

日本公演[編集]

6月4日 サンケイホール
1月22日,23日 日比谷公会堂、24日 広島郵便貯金会館、25日 大阪厚生年金会館、26日 山形県民会館、27日 福岡市民会館、28日 北海道厚生年金会館、29日 東京郵便貯金会館、30日 千葉県文化会館、2月1日 東京厚生年金会館、3日 東京郵便貯金会館
2月3日,4日 大阪フェスティバルホール、7日 アクロス福岡シンフォニーホール、9日,10日,11日 東京国際フォーラムホールA
  • 2016年 シャルル・アズナヴール「最後の日本ツアー2016」
6月13日 大阪フェスティバルホール、15日,16日 NHKホール
  • 2018年 シャルル・アズナヴール「生誕94周年特別記念来日コンサート」
9月17日 NHKホール、19日 NHK大阪ホール(シャルル・アズナヴール最後の公演となった)

その他[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ “春の叙勲:受章者(その3止) - 毎日新聞” (日本語). 毎日新聞. (2018年4月29日). オリジナル2018年4月29日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180429185035/https://mainichi.jp/articles/20180429/ddm/010/040/048000c 2018年4月29日閲覧。 
  2. ^ “世界的シャンソン歌手、シャルル・アズナブールさん死去” (日本語). サンケイスポーツ. オリジナル2018年10月15日時点によるアーカイブ。. https://www.sanspo.com/geino/news/20181002/geo18100205020008-n1.html 2018年10月14日閲覧。 
  3. ^ “仏シャンソン歌手アズナブールさんは自然死、検視結果” (日本語). 時事通信. (2018年10月3日). オリジナル2018年10月16日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181016063128/https://www.jiji.com/jc/article?k=20181003037727a&g=afp 2018年10月16日閲覧。 
  4. ^ “(惜別)シャルル・アズナブールさん 仏シャンソン歌手” (日本語). 朝日新聞. オリジナル2018年10月16日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181016063909/https://www.asahi.com/articles/DA3S13722507.html 2018年10月16日閲覧。 
  5. ^ a b c Chrisafis, Angelique (2018年10月5日). “'In France, poets never die': Macron pays tribute to Aznavour” (英語). the Guardian. ガーディアン. 2018年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月16日閲覧。