シャンデラ
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シャンデラ | |
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基礎データ | |
英語名 | Chandelure |
進化体系 | 2進化ポケモン |
進化前 | ランプラー |
進化後 | なし |
世代 | 第5世代 |
ポケモン学 | |
分類 | いざないポケモン |
タイプ | ゴースト / ほのお |
高さ | 1.0m |
重さ | 34.3kg |
特性 | ほのおのからだ / もらいび |
かくれ特性 | かげふみ |
シャンデラは、ポケットモンスターシリーズに登場する655種のポケモン(架空の生物)のうちの一種である。
目次 |
特徴 [編集]
ランプラーの進化形。青紫色の炎を頭頂部や腕に灯した黒いシャンデリアのような姿をしているポケモン。
人やポケモンの魂を吸い取って燃やし、糧にしているといわれている。シャンデラの怪しげな炎に包まれた人やポケモンは魂を吸い取られて燃やされ、跡には抜け殻や骨だけが残り、燃やされた魂は行き場をなくしてこの世を永遠に彷徨うと云われる。両腕に灯っている炎を揺らすことで、相手を催眠状態にすることができる。
初期段階でのヒトモシの系列は「焚き火 ⇒ ろうそく ⇒ ランプ」という進化順序で、ランプラーが最終進化となるはずであったが、「形態を照明器具で統一する」ということから焚き火のポケモンが除外され、新たな最終進化形としてシャンデリアをモデルにデザイン、追加されて誕生したポケモンである[1]。
ゲームでのシャンデラ [編集]
『ブラック・ホワイト』から登場。ランプラーに「やみのいし」を使用して進化させることにより入手が可能。10番道路にいる「やみのいし」をくれるベテラントレーナーも「進化させたヒトモシ(ランプラー)に使える」とヒントを教えてくれる。
能力値は「とくこう」が飛びぬけて高く、伝説・幻のポケモンを除いた中では最も高い数値である。そのほかに「ぼうぎょ」、「とくぼう」、「すばやさ」も比較的高めだが、「HP」と「こうげき」は低め。技のレパートリーも豊富であり攻撃能力はかなりの高さを持つが、タイプ相性の関係上弱点のタイプは多い。ただし、ゴーストタイプの性質でノーマル・かくとうタイプを無効化して、ほのおタイプも特性「もらいび」なら無効化でき(「ほのおのからだ」でも半減)、むしタイプは4分の1に緩和できる。 また、石アイテムで進化するポケモンほぼ全てに言えることだが、レベルアップで技をほとんど覚えなくなる。
トレーナーでは四天王のシキミが切札として使用するほか、殿堂入り後のベルが手持ちに入れている。また、バトルサブウェイのサブウェイマスター・ノボリとクダリがスーパートレインで使用する。『ブラック2・ホワイト2』のPWTではワールドリーダーズトーナメントでエンジュジムリーダーのマツバとフエンジムリーダーのアスナが使用し、チャンピオンズトーナメントではイッシュ地方の元チャンピオン・アデクが使用する。
アニメでのシャンデラ [編集]
『ベストウイッシュ』48話でサブウェイマスター・ノボリの手持ちとして初登場。
「願いの鐘祭り」では野生で登場し、「あやしいひかり」でアイリスを道に迷わせた。このときは、進化前のランプラー、ヒトモシも登場していた。
脚注 [編集]
- ^ 『ニンテンドードリーム』2011年4月号(NO.204)掲載のインタビュー記事より。