シルヴァン・ディリエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シルヴァン・ディリエ
Silvan Dillier
Cycling (road) pictogram.svg
Leuven - Brabantse Pijl, 15 april 2015, vertrek (B181).JPG
個人情報
本名 シルヴァン・ディリエ
Silvan Dillier
生年月日 (1980-08-03) 1980年8月3日(39歳)
国籍 スイスの旗 スイス
身長 183cm
体重 75kg
チーム情報
所属 AG2R・ラ・モンディアル
分野 ロードレース
役割 選手
特徴 クラシックスペシャリスト
アマ所属チーム
2009
2010
2012
2013
アトラス
シャンベリー・CF
EKZ・レーシング
BMC・デベロップメント
プロ所属チーム
2011
2014-2017
2018-
フォアアールベルク
BMC・レーシングチーム
AG2R・ラ・モンディアル
グランツール最高成績
主要レース勝利
Gold medal blank.svg 世界選手権 TTT(2014、2015年)
MaillotSuiza.PNG スイス選手権 ロードレース(2017年)
MaillotSuiza.PNG スイス選手権 ITT(2015年)
MaillotSuiza.PNG スイス選手権 マディソン(2011年)
MaillotSuiza.PNG スイス選手権 オムニアム(2011年)
ジロ・デ・イタリア 区間1勝
ツアー・オブ・広西 山岳賞(2018)
ルート・デュ・スュド 総合優勝(2017年)
最終更新日

シルヴァン・ディリエ(Silvan Dillier、1990年8月3日 - )は、スイスバーデン出身の自転車競技ロードレース)選手。2018年からAG2R・ラ・モンディアルに所属。2014年2015年のチームタイムトライアル世界王者。

経歴[編集]

2009年、スイス選手権ロードレースのU23部門で優勝。2010年AG2R・ラ・モンディアルの下部育成チームであるシャンベリー・シクリズムフォーメーションに加入。スイス選手権個人タイムトライアルのU23部門で優勝し、U23スイス代表にも選出され、世界選手権にも出場。結果は個人タイムトライアルで40位、ロードレースはリタイア。

2011年オーストリアコンチネンタルチーム、フォアアールベルクでプロデビュー。オランダアペルドールンで行われた世界選手権トラックレースに出場。団体追い抜きで12位、ポイントレースでは8位入賞。ヨーロッパ選手権トラックレースにも出場し、U23部門のマディソンで優勝。ロードレースではスイス選手権個人タイムトライアルのU23部門で2連覇を達成した。

2012年、スイスのアマチュアチーム、EKZ・レーシングに移籍し再びアマチュアライダーになる。トラックレースでは、ヨーロッパ選手権トラックレースで個人追い抜きとマディソンの2種目で金メダルを獲得。ロードレースではスイス選手権個人タイムトライアルのU23部門で3連覇を達成した。またツール・ド・ラブニールでは第1ステージで優勝し、総合リーダージャージを3日間着用した。しかし、トップ10入りを目指していた世界選手権ロードレース U23 個人タイムトライアルでは28位に終わった。

2013年、翌年のプロ入りを目指してBMC・レーシングチームの下部育成位チーム、BMC・デベロップメントに加入。ツール・ド・ノルマンディで総合優勝し、フレッシュ・アルデネーズでも優勝した。シーズン前半での活躍が認められ、8月からBMC・レーシングチームのトレーニーになる。BMC・レーシングチームの一員として参加した、ツアー・オブ・アルバータでは第2ステージで区間優勝し、翌年の正式契約を掴んだ。

BMC時代(2014-2017年)[編集]

チーム所属1年目から活躍し、グロサー・プライス・デス・カントン・アールガウで2位、ツール・ド・ワロニーで総合3位、ヴァッテンフォール・サイクラシックスで9位に入る。スペインポンフェラーダで行われた世界選手権には、チームタイムトライアルにBMC・レーシングチームの一員として出場し、世界チャンピオンに輝いた。その後、ロードレースに賭けて個人タイムトライアルを出場しなかった、ファビアン・カンチェラーラの代わりに個人タイムトライアルに出場して18位に入った。

2015年ジロ・デ・イタリアに初出場し、総合52位で完走。翌月行われたスイス選手権個人タイムトライアルで優勝。世界選手権には、2年連続でチームタイムトライアルにBMC・レーシングチームの一員として出場し、2連覇を達成した。

2017年ジロ・デ・イタリア第6ステージにて、ジャスパー・ストゥイヴェンとの一騎打ちを制して初のUCIワールドツアー及びグランツールでの優勝を獲得した[1]。7月には、ルート・デュ・スュドで総合優勝した。

AG2R時代(2018年-)[編集]

2018年、クラシックレースの強化を図る、AG2R移籍ストラーデ・ビアンケでは落車し、親指を骨折した。しかし、4月のルート・アデリ・ド・ヴィトレで復帰し、いきなり優勝。パリ〜ルーベではレース開始1時間後、集団からアタックして逃げに乗り、残り53kmで集団からアタックしてきた世界チャンピオンのペーター・サガンとゴールまで逃げ切り、2位に入った。

ロードレースでの主な戦績[編集]

  • 2006年
    • MaillotSuiza.PNG スイス選手権 ノービス ロードレース 優勝
  • 2007年
    • スイス選手権 ジュニア 個人タイムトライアル 2位
  • 2008年
    • MaillotSuiza.PNG スイス選手権 ジュニア 個人タイムトライアル 優勝
  • 2009年
    • MaillotSuiza.PNG スイス選手権 U23 ロードレース 優勝
  • 2010年
    • MaillotSuiza.PNG スイス選手権 U23 個人タイムトライアル 優勝
    • ツール・デュ・ロワール・エ・シェール 総合8位
  • 2011年
    • スイス選手権 U23
      • MaillotSuiza.PNG 個人タイムトライアル 優勝
      • ロードレース 2位
  • 2012年
    • スイス選手権 U23
      • MaillotSuiza.PNG 個人タイムトライアル 優勝
      • ロードレース 2位
    • ツール・ド・ラブニール 区間優勝(第1ステージ)
    • ベルナー・ルントファート 優勝
    • ツール・ド・ジロンド 総合8位
  • 2013年
    • Jersey yellow.svg ツール・ド・ノルマンディ 総合優勝
      • Jersey white.svg ユース賞
    • フレッシュ・アルデネーズ 優勝
    • ツアー・オブ・アルバータ 区間優勝(第2ステージ)
    • グランプリ・デ・マルブリエ 2位
    • スイス選手権 ロードレース 6位
    • インターナショナーレ・ウィーラートロフェー・ヨン・マー・ムデフ 9位

グランツール[編集]

ジロ・デ・イタリア[編集]

  • 2015年:総合52位
  • 2016年:リタイア(第3ステージ)
  • 2017年:総合67位、区間優勝(第6ステージ)

ブエルタ・ア・エスパーニャ[編集]

トラックレースでの主な戦績[編集]

オリンピック[編集]

世界選手権[編集]

ジュニア世界選手権[編集]

  • 2008年 ケープタウン
    • Bronze medal blank.svg マディソン 3位

ワールドカップ[編集]

  • 2011-2012年
    • アスタナ大会 マディソン 2位
  • 2012-2013年
    • アグアスカリエンテス大会 団体追い抜き 2位
    • アグアスカリエンテス大会 マディソン 3位

ヨーロッパ選手権[編集]

  • 2011年 アナディア(U23)
    • Gold medal blank.svg ポイントレース 1位
    • Bronze medal blank.svg 団体追い抜き 3位
  • 2011年 アペルドールン
    • Silver medal blank.svg ポイントレース 2位
  • 2012年 アナディア(U23)
    • Gold medal blank.svg 個人追い抜き 1位
    • Gold medal blank.svg マディソン 1位
    • Silver medal blank.svg 団体追い抜き 2位
  • 2015年 グランジュ
    • Silver medal blank.svg 団体追い抜き 2位

スイス選手権[編集]

  • 2008年
    • MaillotSuiza.PNG ジュニア オムニアム 優勝
    • マディソン 3位
  • 2009年
    • 1kmタイムトライアル 2位
    • マディソン 3位
  • 2010年
    • ポイントレース 2位
  • 2011年
    • MaillotSuiza.PNG マディソン 優勝
    • MaillotSuiza.PNG オムニアム 優勝
  • 2012年
    • マディソン 3位
  • 2015年
    • マディソン 3位

その他の優勝した大会[編集]

  • UIVカップ チューリッヒ大会:2008年
  • UIVカップ アムステルダム大会:2009年
  • ヌメア4日間レース:2009年
  • チューリッヒ6日間レース:2013年

脚注[編集]

参考文献[編集]