シンガーズ・スリー

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シンガーズ・スリーは、女性3人組による、日本の女声コーラス・グループ

日産自動車CMソング世界の恋人」が代表曲として知られている。小林旭の「昔の名前で出ています」のオリジナル音源などでバックコーラスを担当している。 

概要[編集]

4人組の男女混声コーラス・グループであったフォー・シンガーズの解散により、その女性メンバーであった団洋子、伊集加代子(現在は歌手名を伊集加代として活動)と、尾形道子(藤村道子)の3人により1967年に結成された。

結成後間もなく、団が結婚・渡米したため、メンバーは伊集と尾形の2人プラス1人という形で活動を継続。加入メンバーは井上知子、福田まゆみと変わり、その後は、再び井上がメンバーとして復帰し、伊集、藤村、井上の3人に戻っている。

因みに、1977年6月に発売されたシリア・ポールのアルバム「夢で逢えたら」では、コーラスのクレジットに「シンガーズ・スリー」と記されているが、この時のメンバーは1987年6月に発売されたCDのライナーノートによると、伊集と和田夏代子、鈴木宏子の3人で、以前とは異なるメンバーであった。これによれば、井上の復帰後にもメンバーの変更があったということになるが、伊集本人が語った1986年当時のインタビュー記事によれば、「10年ちょっと前」に「一応シンガーズ・スリーという名前はやめましょうっていう感じで」、シンガーズ・スリーは正式に解散ということがあったと述べていて、最後のメンバーは伊集、藤村、井上の3人だったとしている。

なお、1977年12月発売の大滝詠一のアルバム「NIAGARA CALENDAR」のライナーノートには、コーラスのクレジットとして「Orange Blossoms(シンガーズ・スリー改め)」と記されていて、そのメンバーは「夢で逢えたら」と同じ伊集、和田、鈴木の3人である。また、大滝関連のアルバムで「オシャマンベ・キャッツ」と記されているコーラス・グループも、同じこの3人である。

ディスコグラフィー[編集]

シングル[編集]

アルバム[編集]

  • 全国歌謡スキャット・ベスト20曲(1969年10月1日) - 日本コロムビア CD-5015。2014年8月21日にオンデマンドCDで再発(CORR-10991)
  • FOLIOLE #2 (1971年) - キングレコード SKK-3010。ジャズアルバム。2007年5月9日、2012年12月5日にCDで再発(2007年盤:KICS-2540、2012年盤:KICJ-2291)。
  • MUSIC FOR ATOM AGE♪ (2003年) - 収録曲「Beep beep beeo!」をヤング101と共に歌唱

みんなのうた[編集]

ひらけ!ポンキッキ[編集]

全作品、キャニオン・レコードから発売。

  • パンの唄(1976年) - LP『およげ!たいやきくん』(E-1025)収録
  • おへそのうた(1977年) - CX-108。元々は『日清ちびっこのどじまん』の「今月の歌」の一つで、オリジナル版は同番組司会の大村崑が歌っていた。
  • おばけのうた(1977年) - CX-109。のこいのこと共に歌唱

参考文献[編集]

  • 「伊集加代子インタビュー」、『季刊リメンバー』第11号、SFC音楽出版1986年、 40-42頁。