シーロ・ゲーラ

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シーロ・ゲーラ
Ciro Guerra
Ciro Guerra
生年月日 (1981-02-06) 1981年2月6日(39歳)
出生地 セサール県リオ・デ・オロ英語版
国籍  コロンビア
職業 映画監督
脚本家
活動期間 1998年 -
主な作品
『Los viajes del viento』(2009)
彷徨える河』(2015)
『夏の鳥』(2018)
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シーロ・ゲーラスペイン語: Ciro Guerra, 1981年2月6日 - )は、コロンビア出身の映画監督脚本家

経歴[編集]

コロンビア国立大学で映画製作とテレビ制作を学んだ[1]。23歳だった2004年、『La sombra del Caminante』で長編映画監督デビューした。この作品は第78回アカデミー賞外国語映画賞のコロンビア代表作品となったが、ノミネートはされていない。

2009年の長編2作目『Los viajes del viento』はカンヌ国際映画祭のある視点部門に出品され、ローマ市賞を受賞した[2]トライベッカ映画祭ロカルノ国際映画祭などにも出品され、9つの賞を受賞した[1]第82回アカデミー賞外国語映画賞では再びコロンビア代表作品となったが、やはりノミネートはされていない。アメリカ合衆国のバラエティ誌はゲーラを「2016年に注目すべき監督10人」に選出した[3]

2015年の『彷徨える河』は5月の第68回カンヌ国際映画祭の監督週間で上映され[4][5]、芸術映画賞を受賞した。オデッサ国際映画祭英語版では作品賞を受賞し、リマ映画祭スペイン語版英語版では作品賞と審査員特別賞を受賞した。第88回アカデミー賞外国語映画賞ではみたびコロンビア代表作品となり、コロンビア代表として初めて本選にノミネートされた[6]。アメリカでは公開週末の興行成績が2015年公開の外国語作品中第1位となった[3]。アメリカでは異例のヒットを記録し、フランスでもロングラン上映された[3]。日本ではあいちトリエンナーレ2016期間中の2016年9月に愛知芸術文化センターと岡崎市の松應寺で上映され、その後シアター・イメージフォーラム名古屋シネマテークほかで一般劇場公開された。

フィルモグラフィー[編集]

長編映画[編集]

タイトル 役割 備考
監督 脚本 製作
1999 Documental siniestro: Jairo Pinilla, cineasta Yes ドキュメンタリー
2004 La sombra del Caminante Yes Yes
2006 Documental Siniestro: Jairo Pinilla, Cineasta Colombiano Yes ドキュメンタリー
2009 Los viajes del viento Yes Yes
2013 Edificio Royal Yes
2015 彷徨える河
El abrazo de la serpiente
Yes Yes
2018 夏の鳥英語版
Pájaros de verano
Yes 共同監督
2019 夷狄を待ちながら
Waiting for the Barbarians
Yes

短編映画[編集]

  • Silence(1998年)- 監督
  • Alma(2000年)- 監督・脚本
  • Intento(2001年)- 監督・脚本、短編アニメーション映画

テレビシリーズ[編集]

  • Green Frontier(2019年)- 監督・製作総指揮、Netflixミニシリーズ

脚注[編集]

  1. ^ a b キャスト&スタッフ 公式サイト
  2. ^ Festival de Cannes: The Wind Journeys”. カンヌ国際映画祭. 2009年5月17日閲覧。
  3. ^ a b c イントロダクション 公式サイト
  4. ^ The Directors' Fortnight 2015 selection!”. Quinzaine des Réalisateurs. 2015年4月21日閲覧。
  5. ^ Justin Chang (2015年4月21日). “Cannes: Directors’ Fortnight Unveils 2015 Lineup”. バラエティ. 2015年4月21日閲覧。
  6. ^ Ford, Rebecca (2016年1月14日). “Oscar Nominations: The Complete List”. ハリウッド・リポーター. 2016年1月14日閲覧。