ジオバニー・ウルシェラ

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この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はウルシェラ第二姓(母方の)はサルセドです。(Template:スペイン語圏の姓名)
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  • ジオバニー・アーシェラ
ジオバニー・ウルシェラ
Giovanny Urshela
ニューヨーク・ヤンキース #29
Gio Urshela (32616841857).jpg
ニューヨーク・ヤンキース時代
(2019年4月7日)
基本情報
国籍  コロンビア
出身地 ボリーバル県カルタヘナ
生年月日 (1991-10-11) 1991年10月11日(29歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 三塁手一塁手左翼手
プロ入り 2008年 アマチュア・フリーエージェントとしてクリーブランド・インディアンスと契約
初出場 2015年6月9日
年俸 $2,475,000(2020年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム コロンビアの旗 コロンビア
WBC 2013年予選2017年

ジオバニー・ウルシェラ・サルセド(Giovanny Urshela Salcedo, 1991年10月11日 - )は、コロンビアボリーバル県カルタヘナ出身のプロ野球選手三塁手)。右投右打。MLBニューヨーク・ヤンキース所属。愛称および2018年シーズンからの登録名は「ジオ (Gio)」[2]。アメリカで活躍していることから、姓は英語読みの「アーシェラ」と表記されることもある。

経歴[編集]

プロ入りとインディアンス時代[編集]

クリーブランド・インディアンス時代
(2017年7月27日)

2008年7月にクリーブランド・インディアンスと契約を結んでプロ入り[3]

2009年は、まず傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・インディアンスでプレーした。ここでは、27試合に出場して打率.269、1本塁打、24打点、29安打を記録した[4]。その後、渡米してルーキー級アリゾナリーグ・インディアンスでプレーした。ここでは、32試合に出場して打率.257、11打点、27安打を記録した[4]

2010年は、年間を通じてA-級マホーニングバレー・スクラッパーズでプレーした。この年は、58試合に出場して打率.290、3本塁打、35打点、64安打を記録した[4]

2011年は、年間を通じてA級レイクカウンティ・キャプテンズでプレーした。この年は、126試合に出場して打率.238、9本塁打、46打点、120安打を記録した[4]

2012年は、年間を通じてA+級カロライナ・マドキャッツでプレーした。この年は、114試合に出場して打率.278、14本塁打、59打点、122安打を記録した[4]

オフの11月に開催された第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)予選のコロンビア代表に選出された[5]

2013年は、年間を通じてAA級アクロン・エアロズでプレーした。この年は、116試合に出場して打率.270、8本塁打、43打点、120安打を記録した[4]

2014年は、まずAA級アクロン・ラバーダックス[6]でプレーした。ここでは、24試合に出場して打率.300、5本塁打、19打点、27安打を記録した[4]。その後、AAA級コロンバス・クリッパーズへ昇格した[7]。ここでは、104試合に出場して打率.276、13本塁打、65打点、109安打を記録した[4]

オフの11月21日にルール・ファイブ・ドラフトで指名される事を回避するために40人枠に登録された[8]

2015年6月8日にメジャー初昇格を果たし[9]、翌9日のシアトル・マリナーズ戦でメジャーデビュー。11日の同カードではメジャー初安打と初本塁打を放った[10]。以後、三塁手のレギュラーに定着して81試合に出場。しかし打率.225、6本塁打、21打点に終わった。

2016年はメジャーでの出場機会はなかった。マイナーのAAA級コロンバスでは117試合に出場して打率.274、8本塁打、57打点、OPS0.674という成績を記録。守備面では104試合で守った三塁で9失策、守備率.970を記録したほか、5試合で遊撃守備にも就いた。

2017年開幕前の2月8日に第4回WBC本戦のコロンビア代表に選出された[11]。シーズンでは2年ぶりにメジャーに昇格したがショーン・アームストロングの昇格に伴い、オプションでマイナーに降格した[12]。しかし、ライアン・メリットと入れ替わる形でメジャーに再昇格した[13]。その後、降格したが、7月9日にジェイソン・キプニスの離脱に伴い、再度メジャーに昇格した[14]。この年は67試合に出場して打率.224、1本塁打、15打点を記録した。

2018年5月4日にDFAとなった[15]

ブルージェイズ時代[編集]

2018年5月9日に後日発表選手とのトレードで、トロント・ブルージェイズへ移籍した[16]。移籍後は19試合に出場して打率.233、1本塁打、3打点を記録した。6月26日にDFAとなり[17]、7月3日にマイナー契約で傘下のAAA級バッファロー・バイソンズへ配属された[18]

ヤンキース時代[編集]

2018年8月4日に金銭トレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍し[19]、傘下のAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースへ配属された[18]。この年、AAA級では3球団合計で62試合に出場し、打率.286・2本塁打・24打点などを記録した。

2019年の開幕はAAA級スクラントン・ウィルクスバリで迎えたが、4月6日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[20]ミゲル・アンドゥハーの故障離脱に伴い三塁手のレギュラーに定着し、132試合に出場し、規定打席には届かなかったものの打率.314・21本塁打・74打点の好成績を挙げ、飛躍の1年となった。

2020年は60試合制で43試合に出場し、打撃では規定打席には届かなかったものの打率.298・6本塁打・30打点などの好成績を記録した。守備では三塁手のみに専念し1失策で、守備率.992は三塁手としてのシーズン歴代最高記録を更新した[21]。クリーブランド・インディアンスとのワイルドカードシリーズ英語版第2戦で満塁本塁打を記録するなど、地区シリーズ進出に貢献した[22]。9月4日には右肘の骨棘で負傷者リストに登録されていたが、オフの12月に右肘の骨片の除去手術を受け、全治3ヶ月と見込まれている[23]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2015 CLE 81 288 267 25 60 8 1 6 88 21 0 1 1 0 18 0 2 58 9 .225 .279 .330 .608
2017 67 165 156 14 35 7 0 1 45 15 0 0 1 0 8 0 0 22 6 .224 .262 .288 .551
2018 TOR 19 46 43 7 10 1 0 1 14 3 0 0 0 0 2 0 1 10 1 .233 .283 .326 .608
2019 NYY 132 476 442 73 139 34 0 21 236 74 1 1 0 4 25 1 5 87 13 .314 .355 .534 .889
2020 43 174 151 24 45 11 0 6 74 30 1 0 0 4 18 0 1 25 6 .298 .368 .490 .858
MLB:5年 342 1149 1059 143 289 61 1 35 457 143 2 2 2 8 71 1 9 202 35 .273 .322 .432 .753
  • 2020年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



一塁(1B) 二塁(2B) 三塁(3B) 遊撃(SS) 左翼(LF)




























































2015 CLE - - 80 41 145 6 17 .969 - -
2017 2 2 0 0 1 1.000 5 2 8 1 2 .909 60 28 66 4 7 .959 5 2 8 0 2 1.000 -
2018 TOR - - 10 3 12 0 0 1.000 8 5 11 1 0 .941 -
2019 NYY 1 8 0 0 1 1.000 - 123 59 212 13 20 .954 - 1 2 0 0 0 1.000
2020 - - 43 34 86 1 10 .992 - -
MLB 3 10 0 0 2 1.000 5 2 8 1 2 .909 316 165 521 24 54 .966 13 7 19 1 2 .963 1 2 0 0 0 1.000
  • 2020年度シーズン終了時
  • 太字は当該ポジションにおけるリーグ1位

記録[編集]

背番号[編集]

  • 39(2015年、2017年)
  • 3(2018年)
  • 29(2019年 - )

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Giovanny Urshela Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2020年1月11日閲覧。
  2. ^ Explaining Indians Players Weekend names MLB.com (英語) (2017年8月26日) 2017年9月15日閲覧
  3. ^ Know your prospects: Giovanny Urshela Foxsports Tony Lastoria (2013年5月24日) 2015年2月17日閲覧
  4. ^ a b c d e f g h Baseball Reference
  5. ^ 2012 Qualifier Roster[リンク切れ] WBC公式サイト (英語) 2015年2月24日閲覧
  6. ^ 2014年より球団名変更
  7. ^ Giovanny Urshela impresses with Columbus Clippers -- Cleveland Indians AAA Insider Cleveland.com (2014年7月18日) 2015年2月17日閲覧
  8. ^ Urshela among five protected from Rule 5 Draft MLB.com Anthony Castrovince (2014年11月21日) 2015年2月17日閲覧
  9. ^ “Indians send struggling Chisenhall, Ramirez to minors”. Associated Press. ESPN.com. (2015年6月8日). http://sports.espn.go.com/espn/wire?section=mlb&id=13034688 2015年6月16日閲覧。 
  10. ^ Associated Press (2015年6月11日). “Urshela hits 1st big league homer, Indians top Mariners 6-0”. ESPN. 2015年6月16日閲覧。
  11. ^ Colombia's star duo set to lead Classic squad MLB.com (英語) (2017年2月8日) 2017年8月3日閲覧
  12. ^ Indians recall Armstrong from Triple-A MLB.com (英語) (2017年6月18日) 2017年8月3日閲覧
  13. ^ Tribe utilize twin-bill rules to bolster roster MLB.com (英語) (2017年6月17日) 2017年8月3日閲覧
  14. ^ Kipnis lands on DL with hamstring strai MLB.com (英語) (2017年7月9日) 2017年8月3日閲覧
  15. ^ Jordan Bastian (2018年5月4日). “Indians DFA Urshela, keep Gonzalez on bench” (英語). MLB.com. 2018年5月5日閲覧。
  16. ^ Gregor Chisholm (2018年5月9日). “Blue Jays acquire versatile Urshela from Tribe” (英語). MLB.com. 2017年5月10日閲覧。
  17. ^ Alyson Footer (2018年6月26日). “Donaldson endures setback with calf injury” (英語). MLB.com. 2018年6月27日閲覧。
  18. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2018年8月19日閲覧。
  19. ^ Blue Jays trade Gio Urshela to Yankees for cash considerations” (英語). Sportsnet (2018年8月4日). 2018年8月19日閲覧。
  20. ^ Chad Thornburg (2019年4月6日). “Yankees make roster moves, call up Urshela” (英語). MLB.com. 2019年4月8日閲覧。
  21. ^ a b Single-Season Leaders & Records for Fielding % as 3B”. Baseball-Reference.com. 2021年1月2日閲覧。
  22. ^ 「ただただワオ!」ヤンキース救った"尻もち送球"からの併殺にメジャー選手も絶賛”. Full-Count (2020年10月1日). 2021年1月2日閲覧。
  23. ^ ヤンキース・ウルシェラが右肘の骨片除去手術”. 日刊スポーツ (2020年12月5日). 2021年1月2日閲覧。

関連項目[編集]