ジオング

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ジオング (ZEONG) は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器モビルスーツ (MS)」の一つ。初出は1979年のテレビアニメ機動戦士ガンダム』。

作中の敵側勢力である「ジオン公国軍」の試作機で、同軍が開発した最終型のMSという位置づけにある。特殊な素養を持つ「ニュータイプ」パイロットに対応した操縦および火器管制システム「サイコミュ」を標準装備している。劇中では両脚のない状態で、脚部の代替として大型の推進器を内蔵している。劇中未登場である脚部を装備した状態は「パーフェクトジオング」とも呼ばれ、全高は通常のMS(18メートル程度)の約2倍の35-40メートルにも達する。

『機動戦士ガンダム』の終盤において、ジオン軍大佐シャア・アズナブルが搭乗し、主人公アムロ・レイが搭乗するガンダムと死闘を繰り広げる。

メカニックデザイン冨野喜幸。クリーンアップは大河原邦男

機体解説[編集]

諸元
ジオング
ZEONG
型式番号 MSN-02 / MS-16X
全高 17.3m[1]
頭頂高 不明[1] / 23m[2]
本体重量 151.2t[1]
全備重量 231.9t[1]/159t[2]
装甲材質 超硬張力鋼[3]
出力 9,400kW[1]
推力 187,000kg[1]
センサー
有効半径
81,000m[1]
最高速度 マッハ9[4]
武装 腕部5連装メガ粒子砲×2
頭部メガ粒子砲×1
腰部メガ粒子砲×2
搭乗者 シャア・アズナブル

一年戦争末期、ジオン公国軍はニュータイプを兵器として投入するため、サイコミュ・システムを搭載したMSの開発を計画する[5]。計画案は仮の型式番号として[6]MS-16Xの型式番号で承認され、先行して「ジオング」の名称も付けられている[7]。これは、究極のMSにジオン公国の名を冠することによる国民の士気高揚を意図するものであるとも[6]、公国の基本理念である「ニュータイプの発現」を証明するMSとして開発されたためともいわれる[8]。サイコミュ・システムの試作に関しては、当面のデータ収集とビーム兵器のテストを兼ねて、中型戦闘機、MAブラウ・ブロ、そしてサイコミュ試験用ザク(のちにサイコミュ高機動試験用ザクに改修)の3つの母機が用意されている[7]

機体各部に計13門ものメガ粒子砲を装備するためにジェネレーターは大型化し、通常のMSの3.8倍のキャパシティーで設計がおこなわれている[5][注 1]。また純粋な宇宙戦用として、通常は歩行ユニット(脚部)は装着されず、代わりに可変式のメイン・ロケット・モーターがマウントされている[5]。陸戦用の歩行ユニット[6]を装着する場合は、このユニットごと交換する[5]。また、腰部スカートを大型化して大推力エンジンを集中しており[9]、脚部装着時はこちらがメイン・スラスターとなる[4]

本機のコックピットは胸部と頭部の2箇所にあり、胸部が機体制御用、頭部のものは火器管制およびサイコミュ用とされ、一般兵士2名がそれぞれ搭乗しての運用も可能[10][注 2]。ニュータイプが搭乗する場合は頭部からすべての制御が可能となるが、試作機ゆえか機体の起動や初期設定などは胸部でおこなう必要があるともいわれる[10]。2つのコックピットは連絡通路[12](往還用チューブ[13])で結ばれており、劇中でも、シャアが胸部から搭乗して頭部へ移乗している(なお、胸部を射抜かれた直後に本機の識別信号は途絶えている)。また、頭部は本体から分離することにより、ビーム砲を1門もつ小型MAとしても運用が可能である[6]。これによりパイロットの生存率が高まり、またパイロットの技量次第ではMS1機分の戦力になるという[6]。分離後の実用稼働時間は10分[8][注 3]に満たないとされるが、再結合すればプロペラントやメガ粒子砲のチャージが可能である[10]

サイコミュ(高機動)試験用ザクによるデータ収集が進むうちに、本機の制式な型式番号としてMSN-02が与えられる[6]。しかし、A級ニュータイプであるララァ・スンの出現と、それにともなう無線誘導サイコミュの完成により、本機は完成直前にプロジェクト・チームの一部を残して本国防空隊の工廠に預けられ[5]、一般兵士用として研究が続行される[14]。その後のア・バオア・クー防衛戦では、稼働状態にあった[5]3機のうち1号機がシャア・アズナブル大佐の搭乗により実戦参加しているが、残りは工廠内で大破・消失したという[9]

実戦参加した機体は、劇中のギレン・ザビには「未完成品」と呼ばれ、キシリア・ザビによれば「80パーセントしか完成していないようだが」とされる。これについては、上腕部の装甲や脚部ユニットが装備されていないためともいわれるが[8]、前述の通り宇宙用として脚部ユニットのない状態は通常の仕様であり、劇中で搭乗するシャアに「現状でジオングの性能は100パーセント出せます」と述べた技官の台詞は方便ではないとされる[10]

武装[編集]

両腕の肘から先が分離し、オールレンジ攻撃が可能な5連装メガ粒子砲2基が主兵装である[6]。当初は無線誘導式が試みられるが[15]、ほとんどのパイロットが有効レベルのサイコミュ・システムを操作しきれないことから、サイコミュ試験用ザクを継承した有線誘導式が採用され[5]、ブラウ・ブロのデータをもとに小型・高機動化がなされている[6]。指先がそれぞれ砲口になっており、究極的には片腕で5つの目標を別々に狙うことも可能であるという[8]。本体とビーム砲をつなぐ数キロメートルにおよぶ[10]ケーブルは、敵機に切断されることを想定して予備が2-3本セットされているといわれるが[5]、再結合の方法などは不明である[10]

ほかに頭部に1門、腰部に2門のメガ粒子砲が装備されており、これらもサイコミュでコントロールされる[6]。腰部メガ粒子砲の砲身はそれなりの自由度があり、対地・対空兵器としても使用が可能[8]。なお、本機のメガ粒子砲はすべてキアM-33Eをベースにしている[5]

劇中での活躍[編集]

テレビ版『機動戦士ガンダム』第42話、第43話にて描かれた一年戦争最後の決戦、ア・バオア・クー戦においてジオン軍の最終モビルスーツとして登場。先の戦闘でガンダム乗機のゲルググを中破させられ使用できないシャア・アズナブルは、キシリア・ザビからパイロットの決まっていない本機を託される。シャアはブラウ・ブロとの関連性に言及し、キシリアはエルメスのサイコミュを部分的に取り入れた機体だと説明している[16]

本機に与えられたキシリアの命令は、ア・バオア・クー要塞Sフィールドに出現した連邦軍艦隊を、第34モビルスーツ隊と共に迎撃することである[17]。最初ジオングに不慣れなためにシャアの焦る描写が描かれ、テレビ版ではナレーションでもそのときの彼の心理状態が語られている。その状態でありながら、MS18機を撃破、戦艦4隻を撃沈する[注 4]戦果を挙げる。

その後ガンダムと交戦するが、シャアは戦闘中にガンダムを見失ってしまい、同機が血路を開くのを許してしまう[18]。結果、連邦軍艦隊の撃滅という本来の任務は果たせていない。連邦軍MS隊が要塞にとりついたのち、本機とガンダムは本格的に交戦する。本機はビーム・ライフルが4発命中してもなお戦闘を続行する耐久力を見せるが[19]、頭部ユニットのみになりながらも最終的にア・バオア・クー内部で相討ちとなり、破壊されるもシャアは爆発直前に脱出。そのままアムロとの生身の対決になだれ込む。

OVA『機動戦士ガンダム戦記 アバンタイトル』では、第34MS隊のエリク・ブランケ少佐(ゲルググ搭乗)の視点によるジオングとガンダムの戦いが描かれている。エリクは本機に足がないことに驚き、「あれで正解なんだ」と呟く。戦闘突入後、ジオングはサラミス1隻、ジム3機、ボール4機を撃墜し、その後にガンダムと交戦している。この戦闘は、シャアがガンダムを見失い、連邦軍MS隊がア・バオア・クーに取り付いた直後にあたる[注 5]

富野による『機動戦士ガンダム』の構想案「トミノメモ」では、ニュータイプ戦士ゴラが搭乗してガンダムと戦い、撃墜される。

漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、ギレン・ザビが極秘に開発し、自らへの忠誠心を見せる約束でシャアに与えている。コクピットは首周りの1か所のみと設定が変更されており、分離時には頭部と首周りが一体となっている。展開自体はアニメ版と大きく変わらない。

漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート』に収載された「バカがボオルでやってくる!」では、ジオングの大型化の理由を「ソロモン戦で確認された浮遊する巨大なガンダムの頭部から逆算された大きさの『ガンダム』に対抗するためという噂」として描かれている。

漫画・アニメ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』では、シャアが搭乗し出撃した1機以外にもア・バオア・クー内工廠で数機の生産が行われており、ア・バオア・クー攻略戦の最中に連邦軍による奪取作戦が実行されている。

デザイン[編集]

総監督の富野喜幸の第1ラフ稿、原画マンの板野一郎が第2ラフ稿をおこし[要出典]、それをもとにメカデザイナー大河原邦男が決定稿を描いてデザインが完成した。

バリエーション[編集]

パーフェクトジオング[編集]

諸元
パーフェクトジオング
PERFECT ZEONG
型式番号 MSN-02
全高 40m[13] / 39m[4] / 38m[6] / 35m[10]
頭頂高 35.8m[20]
本体重量 317.2t[20]
武装 通常型と同じ
搭乗者 シャア・アズナブル

メカニックデザイン企画『モビルスーツバリエーション (MSV)』で設定された、脚部ユニットを装着したジオング。「ジオング(完成機)」とも表記され、「パーフェクトジオング」の名称は俗称とされる[20]

足裏のスラスターは、宇宙用の可変式メイン・ロケット・モーターの同等品であり、総推力などはほとんど変わらない[13]。脚部の装着により、重量の増加を補って余りあるプロペラントと、通常のMSの全高に匹敵するリーチをもつAMBACユニット兼スラスター・ユニットが搭載されることになり、その機動性は通常のMSはおろか、MAを含むジオン軍の機動兵器のすべてをも上回るとされる[13]。ただし、それに耐えうる装甲材やアクチュエーター、さらにはパイロットが存在するかは非常に疑わしいとされる[13]。また、腕部と同様に脚部にもサイコミュ誘導端末を装備するプランもあったとする説もあるという[13]

脚部ユニットは製作中の状態でア・バオア・クーの工廠にあったが(1機分という説もある[10])、2-3号機とともに消失している[9]

作中での活躍
漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では、宇宙世紀0083年3月7日にアクシズからサイド3視察に出発したシャアら一行が立ち寄った、ゼブラゾーンに位置するジオン残党の拠点アムブロシアに秘匿されていた3号機が登場。一年戦争時のア・バオア・クー陥落直後の混乱に乗じて同機の部品の約8割を回収し、アムブロシアで不足部分をおぎない完成にこぎつけている。メカニック担当はア・バオア・クーでシャアがジオングに搭乗する際に会話した技官とされる。ゼブラゾーンのジオン残党の基地ヴァルーシカ防衛のためにシャアが搭乗、連邦軍のMS部隊を圧倒する。シャアは「確かに機動性は向上(あが)っている」と感想を述べている。その後、アムブロシアの資材不足のために解体命令が出される。
設定の経緯
『MSV』以前の書籍『TV版 機動戦士ガンダム ストーリーブック4』の表紙・裏表紙に大河原邦男によって描かれた図面風の正面図(膝から下は外形線のみ)が正式な初出であるが[21]、それ以前からジオングに脚を付けるというアイデアはあり、模型雑誌『ホビージャパン』の読者投稿で、1/144の本機のプラモデルに1/100ドムの脚部を取り付けた作品が掲載された[22]。漫画『プラモ狂四郎』でも同様の改造をおこなった「足付きジオング」が登場。「パーフェクトジオング」という名称も、製作者のサッキー竹田が主人公の京田四郎のパーフェクトガンダムに対抗して名乗ったものである(ただし脚部の形状はドムそのままであり、『MSV』版とは異なる)。また、その後マスターグレードで発売された本機のプラモデルには、『プラモ狂四郎』版が携行していた大型サーベルが付属した。

パーフェクトジオングMK-II[編集]

漫画『プラモ狂四郎』に登場。プラモデルの改造で、宇宙世紀の機体ではない。

模型秘伝帳編の最終決戦「関ヶ原ウォーズ」の際、サッキー竹田が京田四郎との決着のために用意したオリジナルMS。外見と装備はかつて狂四郎と相対したパーフェクトジオングを踏襲しているが、サイズが通常のMSと同じである点が異なる。また専用の槍を装備する。

あくまでも仮想現実の戦場であるため、内部のニクロム線を熱してボディーを膨張させて巨大化したり全く別のMSに入れ替わったりと作品世界ならではのギミックが満載である。バックパックはそれ自体が独立したMAとなっており、本体が巨大化した状態でのみ合体する。

パーフェクトジオング(ジョニー・ライデン専用機)[編集]

ゲームブック『機動戦士ガンダム0080 消えたガンダムNT』に登場。

ジョニー・ライデンが搭乗し、機体は真紅に塗られており、さらに右肩に「RB」の文字が記されている。脚部ユニットが装着されており、これらも有線ビーム砲として分離が可能。サイド5付近の宙域でクリスティーナ・マッケンジーの乗る「ガンダムNT」と交戦するが、原作OVAとは展開が異なる。

ジオング(MSN-03)[編集]

『MSV』に文字設定のみ登場。型式番号が変更されているが、名称は「ジオング」のままである。

MSN-02 ジオングの後継機で、エルメスのデータをもとに、ケーブルのない無線サイコミュにより、頭部、胸部、両腕部、腰部、両脚部の7つに分離し、それぞれによるオールレンジ攻撃が可能な設計となっている[6]。また、MS-16X計画の「切り札」として「トルムプフ・イクス (Trumpf X)」というプロジェクトがあり、本機の計画がこれに当たるとする説もある[10]。仕様書が提出された段階で一年戦争が終結したため、実質的な開発はおこなわれていない[6]。なお、本機の型式番号はその後のネオ・ジオン軍のヤクト・ドーガに使用されている。

グレート・ジオング[編集]

ゲーム『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』以降のシリーズに登場する機体(型式番号:MSN-03-2)。

MSN-02 ジオングの後継機。機体各部にメガ粒子砲を搭載し、対艦ミサイル、近接戦闘用に脚部ヒートクローを搭載。ジオングの有線操作アームの思想をさらに推し進め全身を7つに分離し、サイコミュで遠隔操作を行うことができる。サイコミュで遠隔操作している各パーツから一斉にメガ粒子砲を発射する攻撃は「ズィーベン・アングリフ」と呼ばれている。

一年戦争終盤に設計案が作成されていたが、終戦を迎えたためにお蔵入りとなっている。機体そのものは実現されることはなかったが、その思想はアクシズへ撤退したジオン軍残党によって受け継がれたとされている。

デザイナーは明貴美加。また分離時の各パーツはジオン軍のMAを思わせるデザインとなっている。

ジオング2号機[編集]

テーブルトークRPGリプレイ『ガンダム・カバード ネメシスの天秤』に登場[23](型式番号:MSN-02-2)。 ジオングの予備パーツを基にニュータイプ・パイロットのテオ・キャスタリカ用にチューンした機体とされる。外観を確認できる資料はないが、スペックによれば腕部有線ビーム砲は腰部スカートに移設され3基に増設、代わりにビーム・ランサーを前腕部に計4基装備。肩部にはミサイルポッド(弾数8)が追加されている。またジオングと同様に胸部と頭部のコックピットが連絡通路で繋がっている描写がある。

高機動型ジオング[編集]

ゲーム機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記』に登場する機体。

ジオングに高機動ブースターやスラスターを追加装備している。他には武装にプラズマリーダーも搭載。脚部は省略されたままで、宇宙戦に特化した機体という設定である。

キケロガ[編集]

テレビアニメ『機動戦士ガンダム』の構想案「トミノメモ」にて設定されていたジオン公国軍のニュータイプ専用MS(型式番号:MSN-01[注 6])。

「トミノメモ」によれば、ブラウ・ブロ的な機体とされ、当初シャア・アズナブルの機体として登場[24]。ガンダムとの2度目の交戦で殲滅される(シャアは脱出)。その後ギレン・ザビの意を受けたタブローの部隊が登場[25]。和睦のためにホワイトベースを訪れたデギン・ソド・ザビを襲撃し戦死させるも、同部隊も戦艦デギン[注 7]とともに壊滅する。

『ホビージャパン別冊 MOBILE SUIT Z GUNDAM』掲載のオリジナル・ストーリー「SHUTTLE GUNDAM」の注釈では、公国軍が一年戦争時に本土決戦に備えて計画されていたプランの一つとしてキケロガの名が挙がっているが、「キシリア専用MS」とされている[26]

後にツクダホビーのシミュレーションボードゲーム『ジークジオンシリーズ』の拡張キット「トワイライト オブ ジオン」でユニット化され、新たな設定と小さいながらデザイン画が与えられた。ジオングのプロトタイプにあたる機体であり、本土決戦に備えて開発が進められていたが、小型の機体に多くの装備を詰め込んだために設計に無理が生じ、開発は試作段階で中止されている。武装として、腕部にジオングと同様の有線誘導式メガ粒子砲を、両肩にこちらも有線誘導式の大型メガ粒子砲2門を装備。また、ジオングとは異なりガルバルディβに似た脚部を有している(胴体はジオングに、頭部はゲルググに似ている)。

ゲーム『SDガンダム GGENERATION』シリーズに登場しているものは『トワイライト オブ ジオン』の設定とデザインを基にしているが、ゲーム中にはその出典が記載されておらず、特定の作品に分類されていない[注 8]。ここで初めて設定されたカラーリングは、ジオングと共通するものであった。

グラン・ジオング[編集]

漫画『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』に登場する機体。名前にジオングと付いてはいるが、実際にはクィン・マンサの発展機である。ファンネルを無効化する特殊兵装「アンチ・ファンネル・システム」を備える。

ネオ・ジオング[編集]

OVA版『機動戦士ガンダムUC』第7話に登場する機体。名前にジオングと付いてはいるが、実際にはシナンジュをコア・ユニットに据えた拠点攻略用巨大MAである。腰部に接続できるシュツルム・ブースターを有するが、脚部はない。

IIネオ・ジオング[編集]

劇場アニメ『機動戦士ガンダムNT』に登場する機体。にはシナンジュ・スタインをコア・ユニットに据えた拠点攻略用巨大MAである。

ジョング[編集]

漫画『機動戦士Vガンダム外伝』および『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』に登場する機体。ザンスカール帝国がジオングを元に開発しており、腕部以外の分離機能をも有するが、脚部はない。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 機体の大型化の理由を、サイコミュ・デバイスの小型化が困難であったからとする資料も多い[8]。ただし、サイコミュ(高機動)試験用ザクは本機の約半分のサイズでサイコミュを搭載している。
  2. ^ 本来は二人乗り用の機体であったとする資料もみられる[11]
  3. ^ 『マスターグレード (MG) MSN-02 ジオング』付属説明書では「60分」とされるが、ほぼ同じ記事が掲載されている『MG MSN-02 パーフェクトジオング』では「10分」に修正されている。
  4. ^ 映像で描かれた部分では戦艦1隻と巡洋艦2隻。テレビ版第42話、ジオングでの初戦闘より。前者は指のメガ粒子砲で攻撃。後者はマゼラン爆発の衝撃でサラミス2隻が轟沈。なお、この場面で沈む別の2隻は衛星ミサイルの直撃である。
  5. ^ テレビ版第42話、劇場版ともに、ホワイトベース出撃時点でガンダムは両手にハイパーバズーカを装備し、ビーム・ライフルは腰部にマウントしている。ガンダムは連邦軍の攻勢を見届け、バズーカを使い切ってからビーム・ライフルを装備し、ジオングと戦う。
  6. ^ 「トミノメモ」に型番は存在しない。『トワイライト オブ ジオン』ではMSN-01が割り振られていたが、これはサイコミュ高機動試験型ザクIIと同一である。『Gジェネレーション』シリーズでもMSN-01を使用している。
  7. ^ デギン・ザビのグワジン・タイプの艦艇。
  8. ^ 『データコレクション 機動戦士ガンダム 一年戦争外伝3プラス ORIGINAL MS IN GAMES』(1999年、メディアワークス)12頁では「MS-X」の項にキケロガが掲載されているが、細い別枠で囲まれている。

出典[編集]

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  1. ^ a b c d e f g 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日、58-59頁。(ISBN 4-89189-006-1)
  2. ^ a b 「機動戦士ガンダム大事典 上巻」『テレビマガジン』1981年2月号付録、講談社。
  3. ^ 『データコレクション2 機動戦士ガンダム 一年戦争編』メディアワークス、1996年11月15日、46頁。
  4. ^ a b c 『講談社ポケット百科シリーズ15 ロボット大全集1 機動戦士ガンダム』1981年4月20日、158-159頁。
  5. ^ a b c d e f g h i プラモデル『1/250 MSN-02 パーフェクトジオング』付属説明書、バンダイ、1984年7月。
  6. ^ a b c d e f g h i j k l 『機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション1 ザク編』講談社、1984年4月2日、2006年7月(復刻版)、130-135頁。ISBN 978-4063721751
  7. ^ a b プラモデル『1/144 MS-06Z Zタイプ・ザク』付属メカニカルファイル、バンダイ、1984年5月。
  8. ^ a b c d e f プラモデル『HGUC MSN-02 ジオング』付属説明書、バンダイ、2001年6月。
  9. ^ a b c 『模型情報・別冊 MSバリエーション・ハンドブック2』バンダイ、1983年5月30日、22頁。
  10. ^ a b c d e f g h i プラモデル『マスターグレード MSN-02 ジオング』付属説明書、バンダイ、2002年7月。
  11. ^ 『機動戦士ガンダム宇宙世紀 vol.2 大事典編』ラポート、1998年9月、69頁。(ISBN 4-89799-294-X)
  12. ^ 「16.ZIONG」『ファンタスティックコレクション・スペシャル 機動戦士ガンダム・マニュアル』朝日ソノラマ、1981年3月30日。
  13. ^ a b c d e f プラモデル『マスターグレード MSN-02 パーフェクトジオング』付属説明書、バンダイ、2004年6月。
  14. ^ 「モビルスーツヒストリー9」『コミックボンボン』1984年10月号、講談社。
  15. ^ プラモデル『1/144 MSN-01 高速機動型ザク』付属メカニカルファイル、バンダイ、1984年5月。
  16. ^ テレビ版第42話。要塞内部を移動中のキシリアとシャアの会話より。
  17. ^ テレビ版第42話、要塞司令部でのキシリアとシャアの会話より。
  18. ^ テレビ版42話、ギレン暗殺後のキシリアとトワニングの会話より。
  19. ^ テレビ版第42話終盤、すれちがった直後に胴体に命中。テレビ版第43話では、左腰、左腕、右胸の順番で命中。最後に胸部コクピットを狙撃され、これが致命傷となる。
  20. ^ a b c 『機動戦士ガンダム MS大全集98』メディアワークス、1998年5月15日、24頁。
  21. ^ 『テレビマガジンデラックス8 TV版 機動戦士ガンダム ストーリーブック4』講談社、1981年10月25日。
  22. ^ 『ホビージャパン別冊 HOW TO BUILD GUNDAM』1981年7月20日、127頁。
  23. ^ 『ロールプレイングゲームマガジン』1998年9月号(ホビージャパン)
  24. ^ 日本サンライズ『機動戦士ガンダム記録全集 5』189頁より。
  25. ^ 日本サンライズ『機動戦士ガンダム記録全集 5』192頁より。「タブロー」が人名が部隊名かは不明。
  26. ^ 『ホビージャパン5月号別冊 Modeller's Material Series 5 DX Version MOBILE SUIT Z GUNDAM』(1986年、ホビージャパン)121頁。

関連項目[編集]