ジブチルスルフィド

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ジブチルスルフィド
dibthyl sulfide
識別情報
CAS登録番号 544-40-1
特性
化学式 C8H18S
モル質量 146.30
示性式 (C4H9)2S
外観 無色液体
匂い メルカプタン様の悪臭
沸点

188-189℃

危険性
引火点 76℃
半数致死量 LD50 2.22 g/kg (ラット、経口投与)
関連する物質
関連物質 ジメチルスルフィド
ジエチルスルフィド
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ジブチルスルフィド: dibthyl sulfide)は、有機硫黄化合物。強いメルカプタン様の臭気を持つ無色の液体で、種々の天然物に微量に存在する。

用途[編集]

希薄するとグリーン・バイオレット・ゼラニウム様の香りとなり、調合香料やフローラル・フルーツ系食品香料に用いられる。香料用途としてはIFFシグマアルドリッチが製造する。

安全性[編集]

半数致死量(LD50)は、ラットへの経口投与で2.22g/kg、ウサギへの経皮投与で5g/kg以上。引火点は76℃である。消防法による第4類危険物 第3石油類に該当する[1]

出典[編集]

  1. ^ 法規情報 (東京化成工業株式会社)

参考文献[編集]

  • 『合成香料 化学と商品知識』印藤元一著 2005年増補改訂 化学工業日報社 ISBN 4-87326-460-X