ジブチ共和国における自衛隊拠点

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ジブチ共和国における自衛隊拠点
Japan's Self Defense Force base in Djibouti
Djibouti-Ambouli International Airport Onyshchenko.jpg
IATA: JIB - ICAO: HDAM
概要
国・地域 ジブチの旗 ジブチ共和国
所在地 ジブチ市
種類 軍民共用
標高 15 m (49 ft)
座標 北緯11度32分50.39秒 東経43度9分34.13秒 / 北緯11.5473306度 東経43.1594806度 / 11.5473306; 43.1594806座標: 北緯11度32分50.39秒 東経43度9分34.13秒 / 北緯11.5473306度 東経43.1594806度 / 11.5473306; 43.1594806
地図
ジブチ共和国における自衛隊拠点の位置
ジブチ共和国における自衛隊拠点の位置
JIB
ジブチ共和国における自衛隊拠点の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
09/27 3,150×46 アスファルト
リスト
空港の一覧
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ジブチ共和国における自衛隊拠点(ジブチきょうわこくにおけるじえいたいきょてん、英語: Japan's Self Defense Force base in Djibouti[1])とは、ジブチ共和国の首都ジブチ国際空港敷地内にある自衛隊の初の海外拠点である。ソマリア沖・アデン湾において当時頻発していた海賊被害に対応するため、2011年7月に開所され、現在約400名の自衛官が派遣されている[2]。海賊の成敗は飽くまで名目上の目的であり、実際の目的は海洋進出を目論む中華人民共和国の牽制とシーレーンの防衛であると指摘する者もいる[3]

概要[編集]

以下の派遣部隊が拠点にしており、その他、航空自衛隊第1輸送航空隊C-130輸送機が空輸支援として、ジブチへの人員や器材の輸送を行なっている。

派遣海賊対処行動航空隊 (DAPE)[編集]

派遣海賊対処行動航空隊(Deployment Air force Counter Piracy Enforcement, DAPE)は海上自衛隊による部隊で、P-3C哨戒機2機による飛行隊と整備補給隊により編成され、ジブチ国際空港を拠点に活動する。

派遣海賊対処行動支援隊 (DGPE)[編集]

派遣海賊対処行動支援隊(Deployment Support-Group for Counter Piracy Enforcement, DGPE)は海上自衛隊と陸上自衛隊の統合部隊であり、ジブチ国際空港を拠点に活動する。

海上自衛隊から約30名、陸上自衛隊からは軽装甲機動車などを装備する約80名が参加し、基地業務と警護を担当している。

経緯[編集]

当初、航空隊はジブチ国際空港に隣接するアメリカ軍キャンプ・レモニエを拠点にしており、哨戒機は空港内に駐機していた。しかし駐機場まで移動に時間がかかり、夏には気温が50度を超える炎天下で整備を行っていたため[4]、ジブチ政府から空港内の12ヘクタールを借りて整備用格納庫、宿舎、駐機場などを整備することになった[5][6]。2011年6月1日には、自衛隊初の恒久的な海外施設となる基地が開設された。

2014年7月、派遣実施計画の見直しにより、「派遣海賊対処行動航空隊(DAPE)」の業務隊、警衛隊及び警務隊が分離し、「派遣海賊対処行動支援隊(DGPE)」が新編された。

脚注[編集]

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  1. ^ ロイター通信による使用例あり。
  2. ^ ソマリア沖・アデン湾における海賊対処, http://www.mod.go.jp/js/Activity/Anti-piracy/anti-piracy.htm 
  3. ^ 「マンガでわかる地政学」 監修:茂木誠、印刷所:大日本印刷株式会社 978-4-262-15558-6 203頁より引用
  4. ^ 派遣海賊対処行動航空隊近況報告 統合幕僚監部
  5. ^ 自衛隊のソマリア沖海賊対処「新活動拠点」に関する質問主意書 衆議院
  6. ^ 衆議院議員赤嶺政賢君提出自衛隊のソマリア沖海賊対処「新活動拠点」に関する質問に対する答弁書 衆議院

関連項目[編集]