ジョシュ・リチャードソン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
![]() マイアミ・ヒートでのリチャードソン (2016年) | |
ダラス・マーベリックス No.0 | |
---|---|
ポジション | SG/PG |
背番号 | 0 |
身長 | 198cm (6 ft 6 in) |
体重 | 91kg (201 lb) |
シューズ | ナイキ |
基本情報 | |
本名 | Joshua Michael Richardson |
ラテン文字 | Josh Richardson |
誕生日 | 1993年9月15日(27歳) |
国 |
![]() |
出身地 |
![]() |
出身 | テネシー大学 |
NBAドラフト | 2015年 40位 |
選手経歴 | |
2015-2019 2019-2020 2020- |
マイアミ・ヒート フィラデルフィア・セブンティシクサーズ ダラス・マーベリックス |
ジョシュア・マイケル・リチャードソン(Joshua Michael Richardson、1993年9月15日 - )は、アメリカ合衆国・オクラホマ州エドモンド出身のプロバスケットボール選手。NBAのダラス・マーベリックスに所属している。ポジションはSG/PG。
来歴[編集]
ヒート時代[編集]
テネシー大学で4年間在籍し、 最終学年の2014-15シーズンにSECの1stチーム、オールディフェンシブチームにも2年連続で選出されたリチャードソンは、2015年のNBAドラフトで2巡目40位でマイアミ・ヒートから指名された[1]。
2015-16シーズン、2015年11月5日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でNBA初出場[2]。2016年3月11日のシカゴ・ブルズ戦では、自己最多の22得点を記録し、敵地ユナイテッド・センターでの118-96の大勝に貢献し[3]、同月の東カンファレンスの最優秀新人選手に選出された。このシーズンは52試合で平均21.3分に出場し、6.6得点・2.1リバウンド・1.4アシスト・0.7スティールを記録した。
2016-17シーズンは53試合で平均30.5分に出場し、10.2得点・3.2リバウンド・2.6アシスト・1.2スティールを記録した。
2017-18シーズン開幕前の2017年9月13日、ヒートと4年4200万ドルの延長契約を結んだ[4]。このシーズンは81試合で平均33.2分に出場し、12.9得点・3.5リバウンド・2.9アシスト・1.7スティールを記録した。
2018-19シーズン、2018年11月18日のロサンゼルス・レイカーズ戦でテクニカルファウルを受けて退場処分となり、観客席に靴を投げ込んで、その後2万5000ドルの罰金処分を受けた[5]。2019年2月10日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦で自身最多の37得点を記録した[6]。このシーズンは73試合で平均34.8分に出場し、16.6得点・3.6リバウンド・4.1アシスト・1.5スティールを記録した。
シクサーズ時代[編集]
2019-20シーズン開幕前の7月ジミー・バトラー、ハッサン・ホワイトサイド、モーリス・ハークレス、メイヤーズ・レナードなどが絡む4球団間でのトレードによりフィラデルフィア・セブンティシクサーズに移籍した。2019年11月27日のサクラメント・キングス戦で右ハムストリングを痛めて[7]、その後6試合を欠場した。2020年1月22日のトロント・ラプターズ戦で左ハムストリングを痛めて[8]、その後6試合を欠場した。3月1日のロサンゼルス・クリッパーズ戦でチームメートのアレック・バークスがレイアップの後に後ろに接近してきたところ、彼の後頭部とリチャードソンの頭が接触し、負傷退場し、脳震盪と診断され、その後3試合を欠場した[9]。
個人成績[編集]
略称説明 | |||||
---|---|---|---|---|---|
GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | TO | 平均ターンオーバー数 | PPG | 平均得点 |
太字 | キャリアハイ | リーグリーダー | 優勝シーズン |
レギュラーシーズン[編集]
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TO | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015–16 | MIA | 52 | 2 | 21.3 | .452 | .461 | .667 | 2.1 | 1.4 | .7 | .5 | .7 | 6.6 |
2016–17 | 53 | 34 | 30.5 | .394 | .330 | .779 | 3.2 | 2.6 | 1.1 | .7 | 1.2 | 10.2 | |
2017–18 | 81 | 81 | 33.2 | .451 | .378 | .845 | 3.5 | 2.9 | 1.5 | .9 | 1.7 | 12.9 | |
2018–19 | 73 | 73 | 34.8 | .412 | .357 | .861 | 3.6 | 4.1 | 1.1 | .5 | 1.5 | 16.6 | |
2019–20 | PHI | 48 | 46 | 30.7 | .429 | .327 | .789 | 3.4 | 3.1 | .9 | .7 | 1.9 | 13.8 |
通算:5年 | 307 | 236 | 30.7 | .426 | .362 | .814 | 3.2 | 2.9 | 1.1 | .7 | 1.4 | 12.4 |
プレーオフ[編集]
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TO | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | MIA | 14 | 0 | 27.6 | .371 | .370 | .714 | 3.6 | 1.6 | .4 | .9 | .9 | 6.6 |
2018 | 5 | 5 | 26.0 | .375 | .316 | .857 | 3.0 | 2.8 | 2.2 | 1.0 | 1.0 | 8.4 | |
出場:2回 | 19 | 5 | 27.2 | .372 | .354 | .762 | 3.4 | 1.9 | .9 | .9 | .9 | 7.1 |
脚注[編集]
- ^ Miami picks Josh Richardson in the second round (40th overall)
- ^ Josh Richardson 2015-16 Game Log
- ^ Dragic scores 26 as Heat beat Bulls 118-96
- ^ Heat to sign Josh Richardson to a four-year, $42 million contract extension
- ^ “観客席にシューズを投げ込んだジョシュ・リチャードソンに罰金処分!!”. NBA Rakuten (2018年11月20日). 2020年5月4日閲覧。
- ^ “Miami Heat at Golden State Warriors Box Score, February 10, 2019”. Basketball-Reference.com (2019年2月10日). 2020年5月4日閲覧。
- ^ “ジョシュ・リチャードソンがハムストリング痛のため試合を途中退場”. NBA Rakuten (2019年11月28日). 2020年5月4日閲覧。
- ^ “シクサーズに痛手、エンビードに加えてジョシュ・リチャードソンも2、3週間の離脱へ”. バスケットボールキング (2020年1月24日). 2020年5月4日閲覧。
- ^ “Sixers injury update: Josh Richardson (concussion) out for Lakers game”. NBCスポーツ (2020年3月2日). 2020年5月4日閲覧。
外部リンク[編集]
- ジョシュ・リチャードソン --- 略歴と通算成績 --- NBA日本, NBA (英語) Basketball-Reference (英語) ESPN (英語)
- Tennessee bio
- Josuélito (@j_rich1) - Twitter
- Josh Richardson (jrich_0) - Instagram
|