ジョシュ・リンドブロム

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ジョシュ・リンドブロム
Josh Lindblom
ミルウォーキー・ブルワーズ #29
IMG 9767 Josh Lindblom.jpg
ロサンゼルス・ドジャース時代
(2011年6月17日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 インディアナ州ティピカヌー郡ラファイエット
生年月日 (1987-06-15) 1987年6月15日(32歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
240 lb =約108.9 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2008年 MLBドラフト2巡目
初出場 MLB / 2011年6月1日
KBO/ 2015年3月31日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジョシュア・ウィリアム・リンドブロムJoshua William "Josh" Lindblom , 1987年6月15日 - )は、アメリカ合衆国インディアナ州ティピカヌー郡ラファイエット出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBミルウォーキー・ブルワーズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

2005年MLBドラフト3巡目(全体104位)でヒューストン・アストロズから指名されたが、契約せずにテネシー大学へ進学。

2007年からはパデュー大学でプレーした[1]

ドジャース時代[編集]

2008年MLBドラフト2巡目(全体61位)でロサンゼルス・ドジャースから指名され、6月20日に契約。契約後、傘下のA級グレートレイクス・ルーンズでプロデビュー。8試合に先発登板して防御率1.86と好投したため、8月にAA級ジャクソンビル・サンズへ昇格。AA級ジャクソンビルでは1試合に登板した。

2009年はAA級チャタヌーガ・ルックアウツ[2]で14試合(先発11試合)に登板して3勝5敗・防御率4.71・46奪三振の成績を残した。7月にAAA級アルバカーキ・アイソトープスへ昇格。ここでは20試合(先発3試合)に登板して3勝0敗1セーブ、防御率2.54、36奪三振を記録した。

2010年はAAA級アルバカーキで40試合(先発10試合)に登板して3勝2敗、防御率6.54・84奪三振を記録した。

2011年はAA級チャタヌーガで開幕を迎えた。5月29日にケンリー・ジャンセン故障者リスト入りしたため、ドジャースとメジャー契約を結び[3]、6月1日のコロラド・ロッキーズ戦でメジャーデビュー。3点ビハインドの7回表から登板し、2安打無失点に抑えた。昇格後はリリーフとして8試合に登板したが、6月18日にジャンセンが再び故障者リストから復帰したため、AA級チャタヌーガへ降格した[4]。7月29日にメジャーへ再昇格[5]。リリーフに定着したが、8月24日に故障者リスト入りしていたジャンセンが復帰したため、AA級チャタヌーガへ降格した[6]。8月31日にマット・ガリアーが父親産休リスト入りしたため、再昇格した[7]。この年メジャーでは27試合に登板して1勝0敗、防御率2.73、28奪三振を記録した。

2012年は開幕からリリーフとして定着し、48試合に登板。2勝2敗、防御率3.02、43奪三振を記録した。

フィリーズ時代[編集]

2012年7月31日にシェーン・ビクトリーノとの1対2のトレードで、イーサン・マーティン英語版と共にフィラデルフィア・フィリーズへ移籍した[8]。移籍後は26試合に登板して1勝3敗1セーブ、防御率4.63、奪三振を記録した。2球団合計では74試合に登板して3勝5敗1セーブ、防御率3.02奪三振を記録した。

レンジャース時代[編集]

2012年12月9日にマイケル・ヤングとのトレードで、リサルベルト・ボニーヤ英語版と共にテキサス・レンジャーズへ移籍した[9]

2013年2月20日にレンジャーズと1年契約に合意[10]。3月30日に傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスへ配属され[11]、そのまま開幕を迎えた。5月20日にデレク・ロウが不調でDFAとなったためメジャーへ昇格し[12]、同日のオークランド・アスレチックス戦に先発としてメジャー初登板を果たしたが、4.2回を7安打4失点で敗戦投手となり、翌21日にAAA級ラウンドロックへ降格した[13]。6月9日に再昇格[14]。その後は3試合に登板したが勝利に貢献することはできず、6月21日に再びAAA級ラウンドロックへ降格した[15]。7月1日にカイル・マクレラン英語版が不調でDFAとなったため再昇格し[16]、リリーフとして3試合に登板。いずれの試合も無失点に抑え、7月10日のボルチモア・オリオールズ戦から先発に復帰したが、5.1回を9安打6失点と打ち込まれ、翌11日にAAA級ラウンドロックへ降格した[17]。この年はメジャーデビュー以来初めての一桁登板となる8試合の登板にとどまり、1勝3敗、防御率5.46だった。

アスレチックス時代[編集]

2013年12月3日にマイケル・チョイスクリストファー・ボスティック英語版とのトレードで、クレイグ・ジェントリーと共にアスレチックスに移籍した[18]

2014年スプリングトレーニング中のプレシーズン・ゲームで6試合に登板して0勝2敗、防御率4.02と結果を残せず、3月23日に傘下のAAA級サクラメント・リバーキャッツへ配属され[19]、そのまま開幕を迎えた。開幕直後の4月2日にダブルヘッダーで登録枠が拡大したため再昇格し[20]、同日のクリーブランド・インディアンス戦・2試合目に先発として起用され、翌日にAAA級サクラメントへ降格した。9月29日に再昇格したが、登板機会はなく、結局この年は1試合の登板にとどまった。AAA級サクラメントでは17試合(先発16試合)に登板して4勝3敗、防御率5.79、60奪三振を記録した。オフの11月28日にDFAとなった[21]

第一次ロッテ・ジャイアンツ時代[編集]

2014年12月8日にウェイバー公示を経てピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[22]が、12日にDFAとなった[23]。12月15日に韓国野球委員会ロッテ・ジャイアンツと85万ドル(契約金5万ドル)の1年契約を結んだ[24]。2015年はチーム最多の13勝を記録し、韓国プロ野球リーグ最多の210回に登板した。2016年は10勝を記録したが、家庭の事情で同年限りでロッテ・ジャイアンツを退団した。

パイレーツ時代[編集]

2016年12月16日にパイレーツとマイナー契約を結び、2017年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[25]

2017年は開幕を傘下のAAA級インディアナポリス・インディアンスで迎え、5月6日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。6月24日に40人枠を外れる形でAAA級インディアナポリスへ配属された[26]

第二次ロッテ・ジャイアンツ時代[編集]

2017年7月13日、不振により退団したニック・アディトンの代役としてロッテ・ジャイアンツに復帰し、同年は5勝を記録。

斗山時代[編集]

2017年12月11日、韓国プロ野球の斗山ベアーズと契約。

2018年は15勝、防御率2.88を記録し最優秀防御率の個人タイトルを受賞した。

2019年は最多勝(20勝)、最多奪三振(189)、レギュラーシーズンMVP(最優秀選手)の個人タイトルを受賞したが、シーズン終了後に自由契約となった。

ブルワーズ時代[編集]

2019年12月16日にミルウォーキー・ブルワーズと3年契約を結んだ[27]

投球スタイル[編集]

リリーフ時には平均91mphフォーシームツーシーム、88mphのカットボールの3つが主要な球種。その他には、スライダーチェンジアップカーブも投げる[28]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2011 LAD 27 0 0 0 0 1 0 0 3 1.000 116 29.2 21 0 10 3 2 28 3 0 9 9 2.73 1.05
2012 48 0 0 0 0 2 2 0 15 .500 197 47.2 42 9 18 0 3 43 1 0 16 16 3.02 1.26
PHI 26 0 0 0 0 1 3 1 7 .250 107 23.1 19 4 17 2 1 27 1 0 15 12 4.63 1.54
'12計 74 0 0 0 0 3 5 1 22 .375 304 71.0 61 13 35 2 4 70 2 0 31 28 3.55 1.35
2013 TEX 8 5 0 0 0 1 3 0 0 .250 137 31.1 35 4 11 2 0 21 2 0 19 19 5.46 1.47
2014 OAK 1 1 0 0 0 0 0 0 0 ---- 22 4.2 5 1 2 0 1 2 0 0 2 2 3.86 1.50
2015 ロッテ 32 32 2 1 0 13 11 0 0 .542 861 210.0 196 28 52 0 12 180 12 0 86 83 3.56 1.18
2016 30 30 1 0 0 10 13 0 0 .435 791 177.1 197 28 77 0 9 148 7 0 109 104 5.28 1.55
2017 PIT 4 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 51 10.1 18 0 3 0 0 10 0 0 9 9 7.84 2.03
ロッテ 12 12 0 0 0 5 3 0 0 .625 296 72.2 66 10 18 0 2 76 3 2 31 30 3.72 1.16
2018 斗山 26 26 0 0 0 15 4 0 0 .789 681 168.2 142 16 38 0 8 157 10 0 56 54 2.88 1.07
2019 30 30 0 0 0 20 3 0 0 .870 773 194.2 165 13 29 0 6 189 7 0 57 54 2.50 1.00
MLB:5年 114 6 0 0 0 5 8 1 25 .385 630 147.0 140 18 61 7 7 131 7 0 70 67 4.10 1.37
KBO:5年 130 100 3 1 0 63 34 0 0 .649 3402 823.1 766 95 214 0 37 750 39 2 339 325 3.55 1.19
  • 2019年シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績[編集]



投手(P)












2011 LAD 27 1 4 0 0 1.000
2012 48 2 8 0 1 1.000
PHI 26 1 0 1 0 .500
'12計 74 3 8 1 1 .917
2013 TEX 8 1 5 0 0 1.000
2014 OAK 1 0 0 0 0 ----
2015 ロッテ 32 11 30 0 2 1.000
2016 30 15 18 1 1 .971
2017 PIT 4 0 2 0 0 1.000
ロッテ 12 2 5 1 1 .875
2018 斗山 26 8 7 0 1 1.000
2019 30 13 10 2 0 .920
MLB 114 5 19 1 1 .960
KBO 130 49 70 4 5 .960
  • 2019年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号[編集]

  • 52(2011年 - 2012年途中)
  • 43(2012年途中 - 同年終了、2015年 - 2016年、2017年7月 - 11月)
  • 25(2013年 - 2014年)
  • 47(2017年 - 同年6月)
  • 34(2018年 - 2019年)

脚注[編集]

  1. ^ Homeward Bound
  2. ^ 2009年から2014年までドジャース傘下
  3. ^ Ken Gurnick (2011年5月30日). “Jansen lands on DL; Dodgers call up Lindblom”. MLB.com. 2014年12月15日閲覧。
  4. ^ Jansen activated from DL; Lindblom optioned”. MLB.com (2011年6月19日). 2014年12月15日閲覧。
  5. ^ Lindblom earns trip back to Los Angeles”. MLB.com (2011年7月30日). 2014年12月15日閲覧。
  6. ^ Jansen activated; Gordon nearing return”. MLB.com (2011年8月25日). 2014年12月15日閲覧。
  7. ^ Lindblom recalled; Gordon set to return”. MLB.com (2011年9月1日). 2014年12月15日閲覧。
  8. ^ Phillies trade Victorino to Dodgers for Lindblom, Martin”. MLB.com Phillies Press Release (2012年7月31日). 2014年12月15日閲覧。
  9. ^ Rangers acquire pitchers Lindblom and Bonilla”. MLB.com Rangers Press Release (2012年12月10日). 2014年12月15日閲覧。
  10. ^ All 40 players on Major League roster are under contract for 2013”. MLB.com Rangers Press Release (2013年2月21日). 2014年12月15日閲覧。
  11. ^ Texas Rangers finalize 2013 Opening Day roster”. MLB.com Rangers Press Release (2013年3月30日). 2014年12月15日閲覧。
  12. ^ Rangers recall Josh Lindblom; Derek Lowe designated for assignment”. MLB.com Rangers Press Release (2013年5月20日). 2014年12月15日閲覧。
  13. ^ Rangers reinstate Pierzynski from DL; purchase contract of LHP Cotts”. MLB.com Rangers Press Release (2013年5月21日). 2014年12月15日閲覧。
  14. ^ Rangers place Ogando on DL; Recall Lindblom from Round Rock”. MLB.com Rangers Press Release (2013年6月9日). 2014年12月15日閲覧。
  15. ^ Texas Rangers Activate 1B Mitch Moreland; Option RHP Josh Lindblom”. MLB.com Rangers Press Release (2013年6月22日). 2014年12月15日閲覧。
  16. ^ Rangers Recall RHP Josh Lindblom”. MLB.com Rangers Press Release (2013年7月2日). 2014年12月15日閲覧。
  17. ^ Rangers place RHP Yu Darvish on 15-Day Disabled List; option RHP Josh Lindblom”. MLB.com Rangers Press Release (2013年7月12日). 2014年12月15日閲覧。
  18. ^ A's Acquire OF Craig Gentry and RHP Josh Lindblom from Texas”. MLB.com A's Press Release (2013年12月3日). 2014年12月15日閲覧。
  19. ^ A's option Freiman, Leon and Lindblom to Triple-A Sacramento”. MLB.com A's Press Release (2014年3月23日). 2014年12月15日閲覧。
  20. ^ A's Recall RHP Josh Lindblom from Triple-A Sacramento”. MLB.com A's Press Release (2014年4月3日). 2014年12月15日閲覧。
  21. ^ A's trade third baseman Donaldson to Toronto”. MLB.com A's Press Release (2014年11月29日). 2014年12月15日閲覧。
  22. ^ Pirates claim pitcher Josh Lindblom off waivers from Oakland”. MLB.com Pirates Press Release (2014年12月8日). 2014年12月15日閲覧。
  23. ^ Radhames Liz signs one-year deal with the Pirates”. MLB.com Pirates Press Release (2014年12月12日). 2014年12月15日閲覧。
  24. ^ 롯데, 외국인 투수 조쉬 린드블럼 영입”. Lotte Giants (2014年12月15日). 2014年12月15日閲覧。
  25. ^ Adams, Steve (2016年12月16日). “Pirates Sign Josh Lindblom, Eury Perez To Minor League Deals”. mlbtraderumors.com. 2017年2月1日閲覧。
  26. ^ MLB公式プロフィール参照。2017年6月25日閲覧。
  27. ^ Adam McCalvy (2019年12月16日). “Lindblom eager for new opportunity with Crew” (英語). MLB.com. 2019年12月18日閲覧。
  28. ^ Brooks Baseball · Home of the PitchFX Tool - Player Card: Josh Lindblom

関連項目[編集]

  • 選手の各国通算成績 KBO