ジョー・ハリス (バスケットボール)
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![]() ブルックリン・ネッツでのハリス(2019年2月) | |
ブルックリン・ネッツ No.12 | |
---|---|
ポジション | SG/SF |
背番号 | 12 |
身長 | 198cm (6 ft 6 in) |
体重 | 99kg (218 lb) |
ウィングスパン | 210cm (6 ft 11 in) |
シューズ | ナイキ |
基本情報 | |
本名 | Joe Malcolm Harris |
愛称 | Joey Buckets |
ラテン文字 | Joe Harris |
誕生日 | 1991年9月7日(29歳) |
国 |
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出身地 |
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出身 | バージニア大学 |
NBAドラフト | 2014年 33位 |
選手経歴 | |
2014-2016 2016- |
クリーブランド・キャバリアーズ ブルックリン・ネッツ |
受賞歴 | |
・NBAスリーポイントコンテスト優勝:2019 | |
Stats ![]() | |
ジョセフ・マルコム・ハリス (Joseph Malcolm Harris、1991年9月6日[1] - )は、アメリカ合衆国・ワシントン州シェラン出身のバスケットボール選手。NBAのブルックリン・ネッツに所属している。ポジションはシューティングガード。身長198cm。
来歴[編集]
学生時代[編集]
地元ワシントン州のシェラン高等学校時代は、同州の最優秀選手に選出されるなどの活躍を見せた[2]。大学はバージニア大学に進学 [3]。2013年にACCの1stチームに選出されるなど活躍した。4年間大学に在籍した後、2014年のNBAドラフトにエントリーした。
キャバリアーズ時代[編集]
ドラフト33位でクリーブランド・キャバリアーズから指名された[4]。ところが、2014-15シーズンは、レブロン・ジェームズがマイアミ・ヒートから4年ぶりに復帰した年でもあったため、再建から優勝狙いへと路線が変更したキャバリアーズにおいてハリスの出場時間は限られた。結局2014-15シーズンは51試合の出場で約10分の出場で3.8得点に終わり、翌2015-16シーズンは、足首の負傷もあり5試合の出場に止まり[5]、2016年1月5日にオーランド・マジックに放出されて解雇された[6][7]。
ネッツ時代[編集]
2016-17シーズン開幕前の2016年7月19日、ブルックリン・ネッツと契約した[8]。2017-18シーズンの2018年3月25日に行われたクリーブランド・キャバリアーズ戦で自己最多の30得点を記録、試合はキャバリアーズに121-114で敗れた[9]。
2018-19シーズンからは先発に定着し、チームの躍進を支えた。2月にはシャーロットで開催されたオールスターウィークエンドの3Pシュートアウトに初出場、初優勝を決めた。その後も好調を維持し、ネッツのプレーオフ出場に貢献。自身もステフィン・カリーらを抑え、シーズン3P成功率(47.4%)で1位を獲得した。
2019-20シーズンも平均得点(14.5)とリバウンド(4.3)で自己最高を更新した。プレーオフ1回戦ではトロント・ラプターズに2連敗したところで、故障ではない個人的な理由で離脱してシーズン終了となった。
個人成績[編集]
略称説明 | |||||
---|---|---|---|---|---|
GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | TO | 平均ターンオーバー数 | PPG | 平均得点 |
太字 | キャリアハイ | リーグリーダー | 優勝シーズン |
レギュラーシーズン[編集]
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TO | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014–15 | CLE | 51 | 1 | 9.7 | .400 | .369 | .600 | .8 | .5 | .1 | .0 | .5 | 2.7 |
2015–16 | 5 | 0 | 3.0 | .250 | .250 | --- | .6 | .4 | .0 | .0 | .2 | .6 | |
2016–17 | BKN | 52 | 11 | 21.9 | .425 | .385 | .714 | 2.8 | 1.0 | .6 | .2 | 1.1 | 8.2 |
2017–18 | 78 | 14 | 25.3 | .491 | .419 | .827 | 3.3 | 1.6 | .4 | .3 | 1.2 | 10.8 | |
2018–19 | 76 | 76 | 30.2 | .500 | .474 | .827 | 3.8 | 2.4 | .5 | .2 | 1.6 | 13.7 | |
2019–20 | 69 | 69 | 30.8 | .486 | .424 | .719 | 4.3 | 2.1 | .6 | .2 | 1.5 | 14.5 | |
通算:6年 | 331 | 171 | 24.3 | .479 | .426 | .779 | 3.1 | 1.6 | .5 | .2 | 1.2 | 10.4 |
- 2019-20シーズンは72試合で打ち切り
プレーオフ[編集]
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TO | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | CLE | 6 | 0 | 2.7 | .333 | .333 | .750 | .2 | .2 | .0 | .0 | .2 | 1.3 |
2019 | BKN | 5 | 5 | 29.8 | .372 | .190 | 1.000 | 4.2 | .6 | .6 | .0 | 1.8 | 8.8 |
2020 | 2 | 2 | 36.0 | .522 | .583 | .500 | 10.0 | 1.0 | .5 | .0 | 1.5 | 16.5 | |
出場:3回 | 13 | 7 | 18.2 | .417 | .333 | .813 | 3.2 | .5 | .3 | .0 | 1.0 | 6.5 |
記録[編集]
- シーズンスリーポイントフィールドゴール成功率1位:2019年
- スリーポイントシュートアウト優勝:2019年
アメリカ代表[編集]
- 2019年FIBAバスケットボール・ワールドカップでは、アメリカ代表の練習相手となるセレクトチームから代表に招集され、本大会に出場した。
脚注[編集]
- ^ https://www.nba.com/player/203925/joe_harris
- ^ rivals.com
- ^ Tony Bennett, Joe Harris reap rewards of their faith in each other
- ^ Cavaliers Sign Draft Picks Wiggins, Harris to Contracts
- ^ Joe Harris facing season-ending surgery; Jared Cunningham in limbo
- ^ Cavaliers Acquire Protected Second Round Pick From Orlando
- ^ Magic Acquire Second Round Draft Pick and Cash Considerations in Trade With Cavs
- ^ Brooklyn Nets Sign Joe Harris Posted: Jul 19, 2016
- ^ “James scores 37, Cavs beat Nets 121-114 for 5th straight win” (英語). ESPN.com. ESPN (2018年3月25日). 2018年3月26日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- ジョー・ハリス (バスケットボール) --- ドラフト情報 --- NBADraft.net (英語),DraftExpress.com (英語)
- ジョー・ハリス (バスケットボール) --- 略歴と通算成績 --- NBA日本, NBA (英語), Stats.NBA (英語), Basketball-Reference (英語), Yahoo (英語), ESPN (英語), REAL GM (英語)
- Virginia bio
- Joe Harris (@JoeHarris4) - Twitter
- Joe Harris (joeharris__12) - Instagram
- Joe Harris - Facebook
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