ジーパーズ・クリーパーズ
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ジーパーズ・クリーパーズ | |
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Jeepers Creepers | |
監督 | ヴィクター・サルヴァ |
脚本 | ヴィクター・サルヴァ |
製作総指揮 | フランシス・フォード・コッポラ |
出演者 |
ジーナ・フィリップス ジャスティン・ロング ジョナサン・ブレック アイリーン・ブレナン |
音楽 | ベネット・サルヴェイ |
撮影 | ドン・E・ファンルロイ |
製作会社 | アメリカン・ゾエトロープ |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 90分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | $10,000,000[1] |
次作 | ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2 |
『ジーパーズ・クリーパーズ[2]』(原題:Jeepers Creepers)は2001年に公開されたホラー映画。タイトルは1938年の曲『Jeepers Creepers』に由来し、作中でも使用されている。2003年には続編の『ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2』が公開され、2017年には『リターン・オブ・ジーパーズ・クリーパーズ』が公開される予定。
ストーリー[編集]
23年に一度、23日間人々が消えるという都市伝説が語られる土地から物語は始まる。
春休みに帰省するため、大学生のトリッシュと弟のダリーは車で田舎を走っていた。すると、突然後ろから不気味なトラックに追い回される。パニックになりつつもなんとかトラックは通り過ぎ、落ち着いた所で20年以上前にこの地で行方不明になったカップル、ケニーとダーラのことを思い出す。しばらく進むと、教会のそばに例のトラックが停まっており、そのそばで奇妙な大男が「何か」を地下に続く排水用のパイプに捨てるのを目撃する。捨てていたのが人間ではないかと気になったダリーは、戻って確かめようと言い始める。ホラー映画を引き合いに、危険にわざわざ向かっていく事に反対するトリッシュだったが、「もし自分達だったら」との訴えに渋々同意する。
パイプの所に戻り、中を覗き込むダリーは誤ってパイプの中に転落する。地下に広がる空間を進むダリーは、そこでさっきの布に包まれた少年を見つけるも、腹を切り裂かれておりすぐに絶命する。さらに奥に進むと、そこには壁中におびただしい数の人間が縫い付けられており、その中にあのケニーとダーラもいた。
ダリーはあわててそこから抜け出し、トリッシュと共にすぐにその場を立ち去る。再びトラックを目にした二人は、助けを求めてダイナーに逃げ込む。すると、ダイナーの電話が鳴り響き、取ると何故かダリーの名を知っている謎の女性から「『Jeepers Creepers』の曲が聞こえたら注意して」と警告を受ける。警察に事情を話す二人だったが警察は信用せず、その途中二人の車が荒らされ、ウェイトレスによれば何者かがダリーの洗濯物の臭いを嗅いでいたという。警察は二人を連れて教会に向かうことになるが、その途中あのトラックの大男が現れ警察官を殺害、しかも翼の生えた得体の知れない怪物の正体を現す。二人は逃げ出して猫をたくさん飼っている女性の家で助けを求めるも、また現れた怪物に女性は殺害され、その後何とか警察署に辿り着く。そこに超能力者を自称するイゼル・ゲイ・ハートマンという女性が現れ、二人の見たのが23年の春ごとに23日間人間を襲う怪物だと告げる。彼女こそがダイナーで電話をかけてきた女性であった。
しかし、ついに警察署も怪物の襲撃を受け、二人は逃げ回るもついにダリーが連れ去られてしまう。その後、ある廃工場の一角、そこに目をくり抜かれたダリーがつるされていた。
キャスト[編集]
- パトリシア(トリッシュ)・ジェンナー - ジーナ・フィリップス(吹替:中村千絵)
- ダリウス(ダリー)・ジェンナー - ジャスティン・ロング(吹替:鳥海浩輔)
- the Creeper - ジョナサン・ブレック
- イゼル・ゲイ・ハートマン - パトリシア・ベルチャー(吹替:片岡富枝)
- キャット・レディ - アイリーン・ブレナン(吹替:瀬畑奈津子)
関連項目[編集]
注釈[編集]
外部リンク[編集]
- ジーパーズ・クリーパーズ - allcinema
- ジーパーズ・クリーパーズ - KINENOTE
- Jeepers Creepers (2001) - オールムービー(英語)
- Jeepers Creepers (2001) - インターネット・ムービー・データベース(英語)
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