スイクン

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スイクン
全国
エンテイ - スイクン(#245) - ヨーギラス
ジョウト
エンテイ - スイクン(#245) - ミニリュウ
基礎データ
英語名 Suicune
進化体系 たねポケモン
進化前 なし
進化後 なし
世代 第2世代
ポケモン学
分類 オーロラポケモン
タイプ みず
高さ 2.0m
重さ 187.0kg
特性 プレッシャー
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スイクンは、ポケットモンスターシリーズに登場する655種のポケモン(架空の生物)のうちの一種である。

特徴[編集]

大型のネコ科の動物のような姿をしたジョウト地方の伝説のポケモン一匹。額には水晶を思わせる部位が存在し、体も水晶のような透明感のある水色をしている。「北風の化身」と言われ、どんなに汚れた水でも一瞬で清め、綺麗にすることができる。

エンジュシティでは、かつてカネのとう(現・やけたとう)が焼け落ちた際に死亡したとされ、それを哀れんだホウオウによってライコウエンテイと共に蘇生した(あるいは別のポケモンが死亡し、ホウオウによってこの3匹に転生した)という伝説が残されている。

ゲームでのスイクン[編集]

金・銀』ではライコウやエンテイと同じく、エンジュシティのやけたとうに行くと逃亡し、以降、ジョウト各地の草むらを徘徊する。1つのプレイデータにつき1匹しか野生で出現せず、会ってもすぐ逃げ出す上に、逃げられないようにしても「ほえる(強制的に戦闘を終了させる)」を使ってくることがあるので捕獲も困難。

クリスタル』ではパッケージを飾り、ミナキというスイクンを追う男性も登場。作中では、「とうめいなスズ」入手後、エンジュシティの「スズのとう」に行くと即バトルになるが、逃げ出すことはなく、逆にプレイヤーが逃げることも出来ない。イベント時には、フィールド上からでもスイクンだと分かる形で描かれる(シンボルエンカウント)。なお、『クリスタル』以降の作品では「ほえる」を覚えていない。

また、『クリスタル』では、専用のエフェクトと共に戦闘に突入し、BGMも専用の曲が流れるようになった。戦闘BGMが専用になったのはこれが初めてで、以降伝説のポケモンの戦闘BGMが専用曲になる先駆けとなった。『ファイアレッド・リーフグリーン』ではこの曲は使われていない(伝説のポケモン用BGMが流れる)が、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では3匹のBGMがそれぞれ別アレンジとして独立しており、専用アレンジのBGMが流れるようになっている。

『ファイアレッド・リーフグリーン』では最初に貰ったポケモンがヒトカゲだった場合、ネットワークマシン完成後にカントー地方の道路・水道を移動する。

『金・銀』のリメイク版である『ハートゴールド・ソウルシルバー』では『クリスタル』固有だったスイクン関係のイベントが収録されており、ライコウやエンテイとともにエンジュシティで登場し、冒険中にミナキと共に追って行く。最終的に25番道路の先にある岬でバトルになる。レベルは40。

また、2010年公開の映画『幻影の覇者 ゾロアーク』の前売券の特典として色違いのスイクンがエンテイ・ライコウと共に配布された。レベルは30。特別な「プレシャスボール」に入っており、貴重な「クラッシックリボン」を持っているためGTSに預けることはできない。覚えている技は「ぜったいれいど・しんそく・アクアリング・エアスラッシュ」で、どれも通常では習得できない。さらに、持たせると特殊技を受けたとき相手にもダメージを与える効果を持つレアなきのみ「レンブのみ」を持っている。このスイクンを(他の2匹でも可)『ブラック・ホワイト』に転送すると、「迷いの森」にて野生のゾロアークと戦闘できるイベントが発生する。ゾロアークは野生では出現しないレアなポケモンである。性別はメス。

能力は全体的に高めで、特に「HP」「ぼうぎょ」「とくぼう」が優れている。

外伝作品でのスイクン[編集]

ポケモンコロシアム』ではシャドーの幹部・ヴィーナスの使用するダークポケモンとして登場。

ポケモンレンジャー 光の軌跡』ではレンジャーサインで呼び出せる。主人公を背中に乗せて走り、河の上を走ることが可能。吼えるで周辺に隠れているポケモンをおびき出すこともできる。

大乱闘スマッシュブラザーズDX』ではモンスターボールから登場するポケモンの中で出現率の低い伝説のポケモンの1体。「ふぶき」で攻撃する。『大乱闘スマッシュブラザーズX』では使用技が「オーロラビーム」に変更。真横に強力な光線を放つ。

アニメでのスイクン[編集]

無印第118話「ワカバタウン! はじまりをつげるかぜがふくまち!!」にて、サトシ達がワカバタウンに向かう途中、シルエットの姿のスイクンと遭遇。

228話「スイクンとミナキ! ホウオウのでんせつ!!」にて、ロケット団が鈴の塔から奪った4つの「とうめいのすず」のうちの1つを壊したことに怒ったポケモン達を静めるべく登場。「オーロラビーム」でロケット団を吹き飛ばし、ミナキのフーディンを「ほえる」でボールに戻した後はその場を立ち去った。声優田中正彦。サトシが「スイクンに会った」という話を出すが、それが映画『セレビィ 時を超えた遭遇』のことなのかは説明されていない。

ダイヤモンド&パール』第28話「フワンテと北風の使い!」では、「スイクンの池」に棲むスイクンが登場。声優は小西克幸

その他、オープニングにも数回登場している。

映画でのスイクン[編集]

2001年公開の『セレビィ 時を超えた遭遇』では、ビシャスに操られたセレビィを救うべく、サトシ達に協力。バンギラスを倒し、森の湖を浄化するなどの活躍を見せた。声優は田中正彦

2010年公開の『幻影の覇者 ゾロアーク』では、当初は特殊ホログラムやゾロアークがイリュージョン能力で化けた姿として現れていたが、後に色違いの本物が登場。クラウンシティに危機が迫っていることを察知し、色違いのライコウ・エンテイと共にクラウンシティに駆けつけるが、鉢合わせになったゾロアークを敵と勘違いし戦闘を開始してしまう。声優は古島清孝

ポケモンカードでのスイクン[編集]

ポケモンカードゲームではスイクンは、水タイプのたねポケモンとして扱われている。Lv.は33で、HPは70 - 100。

初登場はポケモンカードneo第三弾拡張パック「めざめる伝説」で、水タイプとして収録された。その際のレアリティは★。絵柄は他の伝説ポケモン、エンテイ・ライコウと背景がつながっており、全てを集めると「めざめる伝説」のパッケージを再現できた。相手を特殊状態にできる可能性が高い「オーロラウェーブ」や、ダメージ以外の効果を受けない特殊能力「クリスタルボディ」を持っており、伝説のポケモンとしてふさわしい能力だった。

漫画でのスイクン[編集]

ポケットモンスターSPECIAL』では第3章に登場。共に戦うトレーナーを探して様々なジムリーダーの元を訪れ、最終的には水タイプのエキスパートであるカスミと組み、カスミが力尽きた後はクリスタルをパートナーに選んだ。

関連項目[編集]