スウィートナー (アルバム)

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スウィートナー
アリアナ・グランデスタジオ・アルバム
リリース
録音 2016年 - 2018年
ジャンル ポップR&B
レーベル リパブリック・レコード
チャート最高順位
アリアナ・グランデ 年表
ザ・ベスト
(2017年)
スウィートナー
(2018年)
thank u, next
(2019年)
『スウィートナー』収録のシングル
  1. 「no tears left to cry」
    リリース: 2018年4月20日
  2. 「God is a woman」
    リリース: 2018年7月13日
  3. 「breathin」
    リリース: 2018年9月18日
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スウィートナー』 (英語: Sweetener)は、2018年8月17日に発売された、アリアナ・グランデの4枚目のスタジオ・アルバム


背景[編集]

前作『デンジャラス・ウーマン』より2年3か月ぶり、2017年5月に自身のライブ会場で発生し20人以上が犠牲となった自爆テロ事件(マンチェスター・アリーナに於ける爆発物事件)を経てリリースされた。

英語で甘味料や「(状況を)良くする」といった意味を持つ「Sweetner」というタイトルは「音楽は人に希望や自由や幸福を感じさせるものでなくてはいけない[2]」という想いから名付けられた。

アートワークやミュージックビデオでは逆文字や天井と床が入れ替わったような独特な世界観が展開されているが、これについてアリアナは「(テロ事件やその影響で患ったPTSDなどの困難を乗り越えて)やっと今、私は地に足が付いたって感じだから、もう二度と地面が見つからないというアイデアをもてあそんでみたの。」と語っている[3]

アルバムに先行して「もう流す涙は残っていない」「自分を信じて前向きに進もう」というメッセージが込められた『no tears left to cry』がリードシングルとして発売され、Billboard Hot 100において最高3位となる大ヒットを記録した。

2018年6月にニッキー・ミナージュをフューチャリングした『the light is coming』のミュージックビデオを公開し、7月にセカンドシングル『God is a woman』をリリースした。同曲は「女性こそが万物の根源である」というテーマを基に制作され、マドンナも声で出演しているミュージックビデオは数々の名画を彷彿とさせるシーンが登場し、「アリアナ史上最もアーティスティックなMV」と話題になった[4]。同曲はグラミー賞・最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンスにもノミネートされている[5]

9月にはサードシングル『breathin』をリリース。

日本においてはCDのみのスペシャル・プライスエディションに加え、DVDが付属するデラックス・エディション、オリジナルポーチが付属するジャパン・スペシャル・エディションの3形態で発売された[6]

本作は多くの評論家から高い音楽的評価を受けており、Billboardによる「50 Best Albums of 2018」において1位を獲得したほか、自身初となるグラミー賞(最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞)を受賞した[7]

収録曲[編集]

輸入盤
#タイトル作詞・作曲プロデューサー時間
1.「Raindrops (An Angel Cried)」Bob Gaudio
2.「Blazed」(featuring Pharrell Williams)
Williams
3.「The Light Is Coming」(featuring Nicki Minaj)Williams
4.「R.E.M」
  • Williams
Williams
5.「God Is a Woman」
  • Grande
  • Ilya Salmanzadeh
  • Savan Kotecha
  • Martin
  • Rickard Göransson
Ilya
6.「Sweetener」
  • Williams
  • Grande
Williams
7.「Successful」
  • Williams
Williams
8.「Everytime」
  • Grande
  • Salmanzadeh
  • Kotecha
  • Martin
  • Martin
  • Ilya
9.「Breathin」
  • Grande
  • Salmanzadeh
  • Kotecha
  • Peter Svensson
Ilya
10.「No Tears Left to Cry」
  • Grande
  • Martin
  • Kotecha
  • Salmanzadeh
  • Martin
  • Ilya
11.「Borderline」(featuring Missy Elliott)Williams
12.「Better Off」
  • Tommy Brown
  • Chauncey Hollis
  • Brian Malik Baptiste
  • Kim "Kaydence" Krysiuk
  • Grande
  • Hit-Boy
  • Brown
  • Malik
13.「Goodnight n Go」
  • Imogen Heap
  • Brown
  • Charles Anderson
  • Michael Foster
  • Grande
  • Victoria McCants
  • Brown
  • Anderson
  • Foster
14.「Pete Davidson」
  • Grande
  • Brown
  • Anderson
  • McCants
  • Brown
  • Anderson
15.「Get Well Soon」
  • Williams
  • Grande
Williams
合計時間:


チャート成績[編集]

全米アルバムチャート(Billboard 200)において前作を上回る231,000ポイントを獲得し1位に初登場。アメリカでは発売から1週間でアルバム収録楽曲のストリーミング総再生回数が1.267億回を突破するという、女性アーティストによるポップ・アルバムとしては史上初の快挙を成し遂げた[8]

また、前述のテロ事件が起きたイギリスマンチェスターに向けたとされる楽曲が多く含まれていることもあり、全英アルバムチャートにおいても1位を獲得した。


脚注[編集]