スタートレック:フェイズII
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スタートレック:フェイズII | |
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原案 | ジーン・ロッデンベリー |
出演者 |
ウィリアム・シャトナー(計画) デフォレスト・ケリー(計画) |
国・地域 |
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言語 | 英語 |
話数 | 13(計画) |
各話の長さ | 50分(計画) |
放送 | |
放送チャンネル | パラマウント・テレビジョン・サービス |
放送期間 | 1978年5月(計画) - 放送中 |
『スタートレック:フェイズII』は『スタートレック』シリーズ最初の作品、『宇宙大作戦』の直接的な続編として企画されたSFテレビドラマである。
脚本は12作目まで完成していたが、映画『スター・トレック』の公開のため企画は中止された。基本的にキャストは前作と同じだが、副官スポック役のレナード・ニモイが舞台に出演中でブッキングできず、副官は新キャラクター、ゾーンとなった。なお本作では映画に登場する一部のクルーがレギュラーとして登場予定だった。
設定[編集]
後の映画同様、本作に登場するUSSエンタープライズも、TVシリーズのものを改装したと言う設定だった。一部では映画に登場する「改装型」に対し、本作に登場するUSSエンタープライズを「フェイズII型」と呼ぶことがある。映画に登場するUSSエンタープライズのモデルにもなった。
そのほか、ストーリーの主な設定は映画と類似している。これは映画『スター・トレック』が本作の脚本を元にしているためである。
登場人物[編集]
- ジェームズ・タイベリウス・カーク(ウィリアム・シャトナー) - 船長(大佐)。地球人男性。
- ウィラード・デッカー(スティーブン・コリンズ) - 副長(中佐)。地球人男性。
- ゾーン(デヴィット・ゴートレックス) - 科学主任(中佐)。バルカン人男性。
- レナード・マッコイ(ディフォレスト・ケリー) - 医療主任(中佐)。地球人男性。
- モンゴメリー・スコット(ジェームズ・ドゥーハン) - 機関主任(中佐)。地球人男性。
- ウフーラ(ニシェル・ニコルズ) - 通信士官(少佐)。地球人女性。
- ヒカル・スールー(ジョージ・タケイ) - 主任ナビゲーター(少佐)。地球人男性。
- パヴェル・チェコフ(ウォルター・ケーニッグ) - ナビゲーター(大尉)。地球人男性。
- アイリーア(パーシス・カンバッタ) - ナビゲーター(大尉)。デルタ人女性。
- クリスティン・チャペル(メイジェル・バレット) - 看護師。地球人女性。
- ジャニス・ランド(グレース・リー・ホイットニー) - 船長付き秘書。地球人女性。
なお、映画「スター・トレック」ではゴートレックスがステーション員としてカメオ出演している。
各話タイトル[編集]
- "In Thy Image" 直訳題「汝のイメージの中で」 撮影済み
- "Tomorrow and the Stars" 直訳題「明日と星」
- "Cassandra" 直訳題「カサンドラ」
- "The Child" 直訳題「子供」
- "Deadlock" 直訳題「行き詰り」
- "Kitumba" 直訳題「キタンバ」
- "Practice in Waking" 直訳題「目覚めの練習」
- "Savage Syndrome" 直訳題「野蛮なシンドローム」
- "Are Unheard Melodies Sweet?" 直訳題「聞いたことのないメロディーは甘美か?」
- "Devil's Due" 直訳題「悪魔の取り柄」
- "Lord Bobby's Obsession" 直訳題「ボビー卿の執着」
- "To Attain the All" 直訳題「すべてを手に入れるために」
- "The War to End All Wars" 直訳題「“全ての戦争”を終えるための戦争」
このうち"In Thy Image"は映画「スター・トレック」、"The Child"と"Devil's Due" は「新スタートレック」の脚本として使用された。
外部リンク[編集]
- スタートレック:フェイズII - Memory Alpha (スタートレック ウィキ) (英語)
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