ステアリングコントローラ

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プレイステーション3向けのステアリングコントローラ

ステアリングコントローラとは、自動車ステアリング(ステアリングホイール、ハンドル)に似せた造りと動作をするように設計されたレースゲーム用のゲームコントローラハンドルコントローラハンコン)などと称されることもある[1][2]

概要[編集]

実際のレーシングカーと同様にステアリングアクセルペダルブレーキペダルを使用した物が一般的(クラッチペダルが使用されている製品もある)。また、シフトチェンジはステアリング部分に付いたパドルやボタン、もしくは付属するレバーで行う。

実際の車の運転者がステアリングから感じることのできる力を再現する為、モーターでハンドルの抵抗感を出すフォースフィードバックを備えた物もある。 ただし、ステアリングコントローラ対応のゲームソフトでもそれぞれに表現方法は異なる。 オプションで細かな設定を変更できないゲームも多くあり、実車さながらの出来のものもあれば、単純な出来のものもある。 近年、実際の車と同じパーツを使った高級モデルも登場している。 PS2/PS3用の一部サードパーティのステアリングコントローラはGT FORCE互換ではなく、標準コントローラの互換品(アナログスティックの左右をステアリング・デュアルショック感圧ボタンを利用したフットペダル)であるため、購入の際は注意。 

アスキーの製品[編集]

ハイパーステアリングV レーシングコントローラー[編集]

アスキー社製のステアリングコントローラー。
プレイステーションに対応。フットペダルはなく、ステアリング部分のみ。

ハイパーステアリングV エボリューション2[編集]

  • ASC-0511GX

アスキー社製のステアリングコントローラー。
プレイステーションに対応。フットペダルはなく、ステアリング部分のみ。

スラストマスター社の製品[編集]

360 Modena Racing Wheel(360モデナレーシングホイール)[編集]

スラストマスター社(ギルモ)製のステアリングコントローラー。Xboxに対応。360という名称だが、Xbox 360には非対応である。 フットペダル・膝アダプター・ステアリングの構成。 ステアリングの左右がアナログスティックの左右、ブレーキ、アクセルが左トリガー、右トリガーであり、標準のコントローラと同じ動きをする。Xbox本体には標準のコントローラとして認識される。

GT RACING WHEEL[編集]

スラストマスター社製のステアリングコントローラー。2011年2月発売。PlayStation 3に対応。

Ferrari 458 Italia Racing Wheel for Xbox 360[編集]

スラストマスター社製のステアリングコントローラー。2012年4月発売。Xbox 360に対応。

T80 Racing Wheel[編集]

スラストマスター社製のステアリングコントローラー。2014年10月発売。PlayStation 3、PlayStation 4に対応。

T150 Force Feedback Racing Wheel[編集]

スラストマスター社製のステアリングコントローラー。2015年12月発売。PlayStation 4、PlayStation 3に対応。

T300RS GT EDITION[編集]

スラストマスター社製のステアリングコントローラー。2017年1月発売。PlayStation 4、PlayStation 3に対応。

HORIの製品[編集]

ステアリングコントローラ ゼロテック[編集]

  • HPS-22

HORI製のステアリングコントローラー。プレイステーションに対応。ラジコンカーで用いられるガングリップ型プロポ(送信機)の形状をしている。フットペダルの代わりに拳銃の引き金の形状をしたアナログコントローラーが2つ装備されていて、アクセル用とブレーキ用に分かれている。側面には十字キーが装備されている。接続した際、プレイステーション本体にはネジコンとして認識される。

ステアリングコントローラ EX[編集]

  • HX3-03

2006年5月18日に発売されたHORI製のステアリングコントローラー。Xbox 360に対応。ステアリング部分の高さ、角度調節ができる。また、振動機能や、ヘッドセットなどを接続できる拡張端子を搭載している。アクセルとブレーキのフットペダルも同梱されている。

ステアリングコントローラー3[編集]

  • HP3-130

HORI製ステアリングコントローラー。PlayStation 3対応。ゼロテックとは違い、ステアリングとアクセルペダル&ブレーキペダルを使用した操作が可能。フォースフィードバック機能はないものの振動機能が付いている。2012年4月19日に再発売された。なお、接続した際、アナログコントローラーとして認識される。

ステアリングコントローラー for PlayStation 4[編集]

  • PS4-020

HORI製ステアリングコントローラー。2014年7月に発売された。

ステアリングコントローラー for Xbox One[編集]

  • XBO-005

HORI製ステアリングコントローラー。2014年9月に発売された。

レーシングホイール エイペックス for PlayStation 4 / PlayStation 3[編集]

  • PS4-052

HORI製ステアリングコントローラー。2016年10月に発売された。

セガの製品[編集]

レーシングコントローラー[編集]

  • HSS-0115/HSS-0141

セガ社製のステアリングコントローラー。セガサターンに対応。フットペダルはなく、ステアリング部分のみ。

レーシングコントローラー[編集]

  • HKT-7400

セガ社製のステアリングコントローラー。ドリームキャストに対応。フットペダルはなく、ステアリング部分のみ。

任天堂の製品[編集]

wiiハンドル[編集]

詳細は「Wiiリモコン#Wiiハンドル」を参照。

2008年4月10日に発売された任天堂社製のステアリングコントローラー。WiiWii Uに対応。「マリオカートWii」と同時に発売された。別途、Wiiリモコンを用意する必要がある。構造は他の製品に比べると非常に簡素。フットペダルはなく、ステアリング部分のみ。

Joy-Conハンドル[編集]

2017年4月28日に発売された任天堂社製のステアリングコントローラー。Nintendo Switchに対応。別途、Joy-Conを用意する必要がある。ステアリング部分のみ。

マイクロソフトの製品[編集]

SideWinder Force Feedback Wheel[編集]

マイクロソフト社製のステアリングコントローラー。Windows 95またはWindows 98に対応。(USB接続もしくはゲームポート)フォースフィードバック機能が搭載されている。ステアリングの位置検出は、正確で信頼性の高い光学式ホイールを採用している。アクセルとブレーキのフットペダルも同梱されている。ちなみに、付属されている電源アダプターは、同社から別に販売されていたフォースフィードバック対応ジョイスティック「SideWinder Force Feedback Pro」付属電源バッテリーと同一。

Sidewinder Precision Racing Wheel[編集]

Windows 95またはWindows 98に対応。(USB接続専用)フォースフィードバック機能は搭載されていない代わりに バネが搭載されている。アクセルとブレーキのフットペダル付属。

Xbox 360 ワイヤレス レーシング ホイール[編集]

2007年05月24日に発売されたマイクロソフト社製のステアリングコントローラー。Xbox 360に対応。フォースフィードバック機能が搭載されている。また、ワイヤレス操作が可能で、膝上に本体を置いてそのままプレイすることもできる。アクセルとブレーキのフットペダルも同梱されている。2007年10月17日に一部の製品型式番号のものでフォースフィードバックを有効にした際、発熱・発煙が起こる可能性があると発表され対策品との交換が行われた。

ロジクールの製品[編集]

SPEED FORCE[編集]

  • LGRC-10000

2003年7月25日に発売されたロジクール社製のステアリングコントローラー。ニンテンドーゲームキューブに対応。Wiiでも対応ソフトに限り使用することもできる。フォースフィードバック機能が搭載されている。ステアリング中央のフェイスパネルは当時発売されていたゲームキューブ本体カラーに合わせ、バイオレット・ブラック・オレンジが付属。ACアダプタ・膝ラップアタッチメント・ペダルが付属。商品の箱にはF-ZERO GXのキャプテン・ファルコンが描かれている。

対応ゲーム 「GT CUBE」 エム・ティー・オー 「auto modellista U.S-tuned」カプコン 「V-RALLY 3」アタリ 「F-ZERO GX」任天堂 「マリオカート ダブルダッシュ!!」任天堂 「R:RACING EVOLUTION 」ナムコ

GT FORCE[編集]

  • LPRC-10000

2001年1月1日に発売されたロジクール社製のステアリングコントローラー。プレイステーション2に対応(USB接続)。PCで使用することもできる。グランツーリスモシリーズの企画・開発を行っているポリフォニー・デジタルと共同開発されたもの。フォースフィードバック機能が搭載されている。希望小売価格は税込9,800円。

ステアリング部分

ステアリング部分には、円型で小型の4つのボタンが配置されている。また、背面にはL、Rのスイッチがある。机などへの固定には、ダブルクリッピングシステムが採用されている。2つのプラスチック製ネジ部分を回して、底部にあるクランプを調整し、固定する方式である。

フットペダル部分

左からブレーキペダルアクセルペダルと並んでいる。クラッチペダルはない。底面には円型の4つの滑り止めラバーがついている。接続は電話線で用いられているモジュラージャックが採用されている。

GT FORCE Pro[編集]

  • LPRC-11000

2003年12月4日に発売されたロジクール社製のステアリングコントローラー。プレイステーション2またはプレイステーション3に対応(USB接続)。PCで使用することもできる。新たにロックトゥロックの2.5回転(900°度回転)に対応した。また、フォースフィードバック機能の強化、ダブルトルクハイパワー電動モーターの搭載がされている。さらに、シーケンシャルシフトをステアリング右側に備えた。アクセルとブレーキのフットペダルも同梱されている。フットペダルは見た目は同じだが、ドライビングフォースGTとの互換性はない。希望小売価格は税込20,790円(税別19,800円)。

  • LPRC-11000S

GT FORCE Pro for SEGA RALLY。2006年1月12日発売。機能的にはLPRC-11000と同一だがセンターキャップがセガラリーのロゴに、◯☓△□ボタンが1234の数字へ変更、パッケージがセガラリーのイラストに変更されたほか、膝で挟んでプレイするラップアタッチメントが付属する。数量限定販売、価格は14,800円。セガラリー2006への完全対応をうたっているが専用というわけではなく他のゲームでも問題なく使える。

  • LPRC-11500

2007年5月17日に発売されたロジクール社製のステアリングコントローラー。上記のLPRC-11000と同一仕様。希望小売価格は税込14,800円へと引き下げられている。パッケージが緑色に変更され「PS3用」として発売された。仕様は変わらないのでPS2でも使える。

GT FORCE RX[編集]

  • LPRC-12000

2006年11月11日に発売されたロジクール社製のステアリングコントローラー。プレイステーション3に対応(USB接続)。ステアリングの直径は約25cm。基本機能はGT FORCEと同等である。ステアリング右側に配置されていたシーケンシャルシフトがないので、パドルシフトでシフトテェンジを行う。アクセルとブレーキのフットペダルも同梱されている。フットペダルの見た目は初代のGTFORCEと同じだが、接続端子はD-sub9PINコネクタへ変更されている。 希望小売価格は税込9,800円。

G25 Racing Wheel[編集]

  • LPRC-13000

2007年12月13日に発売されたロジクール社製のステアリングコントローラー。プレイステーション3に対応(USB接続)。PCで使用することもできる。シフト部分が独立しており、左右どちらにも配置できる。また、シーケンシャルシフトのほか、6速のHパターンマニュアルシフトに対応している。リバースは専用位置が用意されているわけではなく、シフトを押し込んでから6速の位置へ入れるとリバースギアとなる。アクセルとブレーキ、クラッチのフットペダルも同梱されている。希望小売価格は税込37,800円。

Driving Force GT[編集]

  • LPRC-14000

2008年6月12日に発売されたロジクール社製のステアリングコントローラー。プレイステーション2及びプレイステーション3に対応(USB接続)。新たにリアルタイムアジャストメントダイヤルを搭載し、走行中に直感的にスペックチューニングが可能。フォースフィードバック機能も一新されている。また、シーケンシャルシフトをステアリング右側に備える。アクセルとブレーキのフットペダルユニットも同梱されている。ACアダプターは初代のGT FORCEと同じ規格である。ステアリングは専用デザインだが、ステアリングマウントやペダルユニットは基本的にGTフォースproと共通。希望小売価格は税込17,800円。

  • LPRC-14500

2010年11月25日に発売されたロジクール社製のステアリングコントローラー。グランツーリスモ5と同時発売で、同作の発売延期に伴って発売日が2010年11月3日から変更された。同ゲームで使用できる「Audi R8 5.2 FSI quattro ChromeLine」を先行ダウンロードできるプロダクトコードと、同シリーズプロデューサーを務める山内一典からのメッセージカードが付属する。それ以外はLPRC-14000と同一仕様である。希望小売価格は税込17,800円。

Driving Force Wireless[編集]

  • LPRC-12500

2008年9月11日に発売されたロジクール社製のステアリングコントローラー。プレイステーション3に対応。新たにワイヤレス操作が可能になった(ワイヤレス化したのはゲーム機との接続部分であり、ステアリング部分の電源ケーブルは存在する。)。また、膝上に本体を置いてそのままプレイすることもできる。シフトレバー、フットペダルはなく、ステアリング部分のみ。希望小売価格は税込9,980円。

  • LPRC-12700

2009年11月26日に発売されたロジクール社製のステアリングコントローラー。上記のLPRC-12500と同一仕様。希望小売価格は税込3,980円へと引き下げられている。

G27 Racing Wheel[編集]

  • LPRC-13500

2010年11月25日に発売されたロジクール社製のステアリングコントローラー。G25 Racing Wheelの後継である。プレイステーション3に対応(USB接続)。PCで使用することもできる。新たにヘリカルギアを採用したことによって、静音化を実現。rpmインジケーターLEDを備えたほか、ステアリング部のボタンが2個から6個へ増加。一方、シフト部分が6速マニュアルシフト専用となり、シーケンシャルシフトへの切換機能が削除された。アクセルとブレーキ、クラッチのフットペダルも同梱されている。希望小売価格は税込37,800円。グランツーリスモ5と同時発売で、同作の発売延期に伴って発売日が2010年11月3日から変更された。

G29 Driving Force[編集]

  • LPRC-15000

2015年6月25日に発売されたロジクール社製のステアリングコントローラー。

その他[編集]

日産URGE[編集]

2006年1月にデトロイトで開催されたモーターショーにおいて日産自動車が出展したコンセプトカー「日産URGE」は、ゲーム機Xbox 360を搭載し、ステアリング上部にセットされた液晶ディスプレイを起こすことで駐車中に実車のステアリングやペダルを操作してレースゲームをプレイできるというある意味究極のステアリングコントローラーといえるものであった。

現時点では商品化の予定はないが、同社のカルロス・ゴーン社長は「2010年までに量産したい」とのコメントを出しているというが2011年10月現在量産がされていない。

各ステアリングコントローラのハードウェア対応状況[編集]

ステアリングコントローラ対応表
関連製品 PS PS2 PS3 型番
ステアリングコントローラ
ゼロテック
GT FORCE [sc 1][sc 2] LPRC-10000
GT FORCE Pro LPRC-11000
LPRC-11500
GT FORCE RX [sc 1] LPRC-12000
G25 Racing Wheel [sc 1][sc 3] LPRC-13000
Driving Force GT LPRC-14000
LPRC-14500
Driving Force Wireless LPRC-12500
LPRC-12700
G27 Racing Wheel [sc 1][sc 3] LPRC-13500
  1. ^ a b c d 非公式
  2. ^ 一部のゲームソフトのみ
  3. ^ a b 一部の機能のみ


脚注[編集]

  1. ^ MSY、「グランツーリスモSPORT」対応ハンドルコントローラー発売日決定 - GAME Watch
  2. ^ 「Racing Wheel Apex for PS4 PS3 PC」レビュー - GAME Watch