スティングレイ (IMSIキャッチャー)

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スティングレイ英語: Stingray)は、携帯電話基地局になりすまし、周囲の携帯電話やスマートフォンの位置情報やIMSI(加入者識別番号)等の情報を収集、追跡するIMSIキャッチャー(イムズィキャッチャー)。アメリカ、イギリスなどで極秘で犯罪捜査に使用されているとされ、プライバシー上の問題が指摘されている[1][2][3][4]

概要[編集]

スティングレイは、アメリカ自由人権協会(ACLU)が行った情報公開請求の結果公開された書類によりその実態が明らかになった[5]。また、パラレルコンストラクションにより実際には捜査にスティングレイを使用していたにも関わらず、別の情報源からの証拠であるように偽装するといった事例が複数存在する[6][7]

プライバシー上の問題[編集]

スティングレイは、そもそもその存在が公開されていなかったことや、犯罪に一切関係のない一般市民の情報まで収集していることなどから問題となっている[2]

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ “携帯は盗聴されているのが当たり前”. WirelessWireNews. (2015年6月21日). https://wirelesswire.jp/2015/06/32145/ 2018年11月24日閲覧。 
  2. ^ a b NY市警が市民のモバイル通話を無断傍受 人権団体が抗議の声”. Forbes JAPAN (2016年2月15日). 2018年11月24日閲覧。
  3. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2018年4月6日). “携帯端末の盗聴・傍受装置「スティングレー」 米首都圏で初確認、外国情報機関か” (日本語). 産経ニュース. 2020年7月21日閲覧。
  4. ^ CNJ. “4Gと5Gの通信にセキュリティ上の欠陥、根本的な問題から解決できるのか” (日本語). WIRED.jp. 2020年7月21日閲覧。 “IMSIがわかれば、ハッカーは端末を正確に追跡したり、「スティングレイ(Stingrays)」あるいは「IMSIキャッチャー」と呼ばれる不正デヴァイスを使用して、基地局になりすましてコミュニケーションを盗聴することもできてしまう。”
  5. ^ 携帯電話基地局になりすましてスマホの個体識別情報や位置情報を集める捜査手法「スティングレー」の実態”. GIGAZINE (2014年6月6日). 2018年11月24日閲覧。
  6. ^ わたしたちは常に監視されている? 米国で犯罪捜査に使われる「秘密プログラム」の危険性”. WIRED.jp (2018年2月13日). 2018年11月24日閲覧。
  7. ^ 携帯電話の中継塔になりすます「スティングレイ」技術。警察捜査で使われるも表には出ず”. ギズモード・ジャパン (2016年3月28日). 2018年11月24日閲覧。