スペツィア・カルチョ (Spezia Calcio )は、イタリア ・リグーリア州 ラ・スペツィア を本拠地とするサッカー クラブ。2020-21シーズンはセリエA に所属している。
歴史 [ 編集]
1906年 創設。1929年のイタリアプロリーグ発足後は、主にセリエBを主戦場としていた。第二次世界大戦によるリーグ中断中にセリエA、セリエBのチームにより行われた、カンピオナート・アルタ・イタリア (Campionato Alta Italia ) での優勝経験があるが、1951年のセリエC降格以降、長らくチームは低迷することになってしまう。
転機が訪れたのは、それから半世紀以上が過ぎた2004年のことである。2004-05シーズン、セリエC1 のリーグ戦は7位だったもののコッパ・イタリア・セリエC を獲得。勢いは止まることなく、翌2005-06シーズンはセリエC1・ジローネAで優勝を成し遂げ、実に55年ぶりのセリエB昇格を決めた。また同年、セリエC1のグループリーグ優勝チーム同士が争う、スーペルコッパ・ディ・レガ・ディ・セリエC1 において、ジローネB優勝のSSCナポリ を破り(1-1の引き分けながらアウェーゴールルールでスペツィアの勝利)優勝を決めている。
しかし、2008年にチームは経営破綻。新たにASDスペツィア・カルチョ2008(Associazione Sportiva Dilettantistica Spezia Calcio 2008 )として、セリエD から再スタートを切ったクラブは、1年でレガ・プロ・セコンダ・ディヴィジオーネ (旧セリエC2)に昇格し、現在のクラブ名に改称した。2011-12シーズン、レガ・プロ・プリマ・ディヴィジオーネ ・ジローネBで優勝し、セリエBに復帰。同年はコッパ・イタリア・レガ・プロ 、スーペルコッパ・ディ・レガ・ディ・プリマ・ディヴィジオーネ も制した。
その後はセリエBの中位もしくは昇格プレーオフ圏内の順位を維持するなど定着。2019-20シーズンは3位で終え、昇格プレーオフで、キエーヴォ とフロジノーネ に勝利してクラブ創設114年目にして初のセリエA 昇格を果たした[1] 。セリエA昇格により一時的にスタディオ・ディノ・マヌッツィ で公式戦を戦うことになった。
タイトル [ 編集]
国内タイトル [ 編集]
国際タイトル [ 編集]
なし
過去の成績 [ 編集]
1995-96 セリエC1 ・ジローネA 15位
1996-97 セリエC1・ジローネA 18位 降格
1997-98 セリエC2 ・ジローネB 5位
1998-99 セリエC2・ジローネA 5位
1999-00 セリエC2・ジローネA 1位 昇格
2000-01 セリエC1・ジローネA 5位
2001-02 セリエC1・ジローネA 2位
2002-03 セリエC1・ジローネA 6位
2003-04 セリエC1・ジローネA 6位
2004-05 セリエC1・ジローネA 7位
2005-06 セリエC1・ジローネA 1位 昇格
2006-07 セリエB 19位
2007-08 セリエB 21位 破産によりセリエD降格
2008-09 セリエD ・ジローネA 2位 昇格
2009-10 レガ・プロ・セコンダ・ディヴィジオーネ・ジローネA 2位 昇格
2010-11 レガ・プロ・プリマ・ディヴィジオーネ・ジローネA 6位
2011-12 レガ・プロ・プリマ・ディヴィジオーネ・ジローネB 1位 昇格
2012-13 セリエB 13位
2013-14 セリエB 8位
2014-15 セリエB 5位
2015-16 セリエB 7位
2016-17 セリエB 8位
2017-18 セリエB 10位
2018-19 セリエB 6位
2019-20 セリエB 3位 昇格
2020-21 セリエA
現所属メンバー [ 編集]
2020年 10月5日 現在
※括弧内の国旗はその他保有国籍、もしくは市民権、星印はEU圏外選手を示す。
ローン移籍 [ 編集]
in
out
歴代監督 [ 編集]
歴代所属選手 [ 編集]
GK [ 編集]
DF [ 編集]
MF [ 編集]
FW [ 編集]
脚注 [ 編集]
外部リンク [ 編集]
セリエA 2020-21
セリエA(シーズン)
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