スモール・ソルジャーズ

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スモール・ソルジャーズ
Small Soldiers
監督 ジョー・ダンテ
脚本 ギャヴィン・スコット
アダム・リフキン
テッド・エリオット
テリー・ロッシオ
製作 マイケル・フィネル
コリン・ウィルソン
製作総指揮 ウォルター・パークス
出演者 グレゴリー・スミス
キルスティン・ダンスト
音楽 ジェリー・ゴールドスミス
撮影 ジェイミー・アンダーソン
編集 マーシャル・ハーヴェイ
製作会社 アンブリン・エンターテインメント
配給 アメリカ合衆国の旗 ドリームワークス
日本の旗 UIP
公開 アメリカ合衆国の旗 1998年7月10日
日本の旗 1998年12月25日
上映時間 110分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $40,000,000
興行収入 $54,682,547[1]
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スモール・ソルジャーズ』(原題: Small Soldiers)は、1998年アメリカ映画

あらすじ[編集]

ある玩具メーカーが大企業グループのグロボテック社に買収され、後にコマンドー・エリートという正義の兵隊と、プレゼンの際、グロボテック社長の一声で悪役扱いされてしまったゴーゴナイトというモンスターのフィギュアを発売した。

ある日、玩具屋の息子アラン(グレゴリー・スミス)は、コマンドー・エリートのチップ・ハザードトミー・リー・ジョーンズ)とゴーゴナイトのアーチャーフランク・ランジェラ)のフィギュアを発売前に開封してしまう。だが、フィギュアにはグロボテック社が開発した軍事用のチップが埋め込められており、自由に動き回り、人と会話ができるという代物であった。ゴーゴナイト殲滅をプログラムされたコマンドー・エリートは行動に移るが、そのことに関しグロボテック社に問い合わせたアランは発売前と言うこともあり、まともに取り合ってもらえず、その間にフィギュアたちは人間を巻き込んで戦争を始める。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹き替え
DVD版 VHS版 日本テレビ版
アラン・アバーナシー グレゴリー・スミス 阪口大助 結城比呂 宮田幸季
クリスティ・フィンプル キルスティン・ダンスト 小島幸子 笠原弘子 坂本真綾
ラリー・ベンソン ジェイ・モーア 落合弘治 家中宏 檀臣幸
フィル・フィンプル フィル・ハートマン[2] 仲野裕 野島昭生 内田直哉
スチュアート・アバーナシー ケヴィン・ダン 島香裕 内田直哉 野島昭生
アーウィン・ウェイフェア デヴィッド・クロス 小形満 井上倫宏 岩崎ひろし
アイリーン・アバーナシー アン・マグナソン 弘中くみ子 雨蘭咲木子
ギル・マース デニス・リアリー 小山武宏 有本欽隆 大塚芳忠
ジョー ディック・ミラー 塚田正昭 八奈見乗児
マリオン・フィンプル ウェンディ・シャール
ティミー・フィンプル ジェイコブ・スミス 津村まこと 大谷育江
キーゲル アレクサンドラ・ウィルソン 田中敦子
ラルフ ロバート・ピカード 仲野裕 阪脩
ブラッド ジョナサン・ボーク 平川大輔 島田敏 川島得愛
コマンドー・エリート
チップ・ハザード トミー・リー・ジョーンズ(声) 銀河万丈 玄田哲章
リンク・スタティック ブルース・ダーン(声) 島田敏 麦人
ブリック・バズーカ ジョージ・ケネディ(声) 乃村健次 郷里大輔
ニック・ニトロ クリント・ウォーカー(声) 大塚芳忠
キップ・キリガン アーネスト・ボーグナイン(声) 鳥畑洋人 天田益男 水内清光
ブッチ・ミートフック ジム・ブラウン(声) 沢木郁也 楠大典
グウェンディ人形 クリスティーナ・リッチ(声)
サラ・ミシェル・ゲラー(声)
本田貴子 かないみか
浅井晴美
ゴーゴナイト
アーチャー フランク・ランジェラ(声) 沢木郁也 麦人 大塚明夫
パンチット ハリー・シアラー(声) 塚田正昭 野島昭生
スラムフィスト クリストファー・ゲスト(声) 鈴木勝美 長島雄一
スクラッチット
インセニアック マイケル・マッキーン(声) 小形満 内田直哉 三ツ矢雄二
フリーケンシュタイン 落合弘治
オキュラ ジム・カミングス(声)

設定[編集]

グロボテック社[編集]

軍事産業から民間産業にまで幅を利かせる大企業。特に軍事産業には力を入れている。玩具メーカーを買収したのもその一環で、将来の世界の担い手である子どもの購買層をもターゲットに収める為。良くも悪くも自分達の利益になる事には非常に目がなく、利益に結びつく事なら多少の犠牲は厭わない方針。事件を相談されても相談窓口係が事態が飲み込めず対応は後手に回ってしまったものの、社長自ら事件の現場を見に来る等ある程度のフォローは行っている。社長は破壊されたコマンドー達の戦果には実に満足した様で、安すぎるとして値上げをして軍事方面に売り込む事を決定するなど、事件を反省するより、むしろ喜んでいた。

ゴーゴナイト[編集]

グロボテック社の社長からは悪役扱いされてしまったが、自然と自由を大切にする異形の獣人達。元々が幼児用言語学習プログラムのキャラクターな為か、醜い見た目に反し友好的。母国であるゴーゴンに辿り着く事を秘願とする。軍隊であるコマンドー・エリートとは敵対関係にあり、コマンドー達に負けるようプログラムされている。民間人には危害を加えたりする事を良しとせず、常に隠れ、基本的には会話で物事を解決しようとする(但し護身の為に刃を振るう事はあり、実はコマンドー・エリートよりも戦闘能力は高い)。玩具としてはコマンドー・エリート同様、本来は対話型可動フィギュアとして製作されたが、軍事用の最新型AIを組み込まれた事により自立型可動フィギュアとして活動を開始、ゴーゴンを探している。

コマンドー・エリート[編集]

ゴーゴナイトを敵視する軍人で構成された6人の精鋭からなる部隊。本来は悪役側に相当すると思われるがグロボテック社の社長からは正義側として採用する様に注文が付けられた。ゴーゴナイト殲滅を第一にしており、それが為なら例え民間人だろうと邪魔する者には容赦はしない。玩具としてはゴーゴナイト同様、本来は対話型可動フィギュアとして製作されたが、軍事用の最新型AIを組み込まれた事により、自立型可動フィギュアとして活動を開始してしまい騒動を起こす。釘撃ち機で機関銃を製作したり、バービー人形に芯を組み込んで、自分達と同程度の兵隊に改造するなど人間顔負けの技術力を持っており、敵の目的を瞬時に見抜く洞察力を持つなど知能も極めて高い。ゴーゴナイトやアランら人類に総攻撃を仕掛けていたが、彼らの戦闘能力の肝とも言えるチップに、「強い電磁波に耐えられない」という致命的な弱点が発覚し敗北する。

スタッフ[編集]

漫画版[編集]

月刊コロコロコミック上山道郎により漫画化された。フィギュアの製造元、その関係者については映画と同じだが、舞台を日本に置き換えるなど、一部設定が変更されている。

  • ISBN 978-4-09-149471-9

注釈[編集]

  1. ^ Small Soldiers” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年10月30日閲覧。
  2. ^ 本作が遺作