セブンスターズの印刻使い

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セブンスターズの印刻使い」は、涼暮 皐(すずくれこう)(白川黒船とも)の小説である[1]

分類:ライトノベル。イラスト:四季童子。もともとは小説家になろう作品。作者いわく、ダンジョン系異世界トリップ王道風ファンタジー。

ストーリー[編集]

現実世界からなぜか異世界へと飛ばされた一ノ瀬明日多。魔法使いアーサー・クリスファウストに拾われ、伝説のクラン「七星旅団」(セブンスターズ)の一員となり、ゲノムス迷宮の一角の踏破という偉業を成し遂げる。

しかし、迷宮の呪いによって一度に使える魔力が制限され、解呪の方法を探すため、魔法学院の生徒となっている。

そんな落ちこぼれだが、試験の都合で百年に一度といわれる天才たちとともに、ダンジョンのプロとして少し実習をすることになるが、

ダンジョンの中で、人を材料にしたキメラ(合成獣)に遭遇。使える者がいないとされている転移魔法を使う何者かによってパーティは散り散りになる。

不死鳥などを模したキメラを、「紫煙の記述師」アスタは辛くも撃退。キメラの核となっていたのは「大江山酒呑童子」と書かれた、この世界にはあるはずのない酒の瓶であった。

驚く彼の前に、草色の服を着た黒幕は現れ、去っていく。  以上一巻の内容。

キャラクター[編集]

アスタ  一ノ瀬明日多、アスタ=セイエル、アスタ=プレイアス。

     セブンスターズの六番手、紫煙の記述師。ルーン魔法にのみ適性を持つ。火と水の、反対の2属性に適性があるが、元素魔法をはじめ、印刻(ルーン)以外のすべての魔術そのものへの

     適性がないため、無意味。

     旅団の中で最も弱いが、殺し合いをして最後に生き残っている人物、と評されている。

アーサー・クリスファウスト  史上最大の反逆者。魔法使い(イプシシマス)(中世の魔術結社銀の匙と同じ位階制度によって、魔術師の実力は示される。その中のトップ)。アスタとマイアの師。

              死亡したというが、実際は生き残っているだろうと、アスタは考えている。

              セイエルというのは、よく用いた偽名。

レヴイ・ガードナー     オーステリア王立魔術学院第二学年主席。学院長の孫娘。魔剣をいつでも呼び出すことができる。

シャルロット・セイエル   第二学年の天才、四傑の一人。万能型の魔術師。アーサーの実の娘。

              アスタの妹弟子だが、面識はなかった。

ピトス・ウォーターハウス  補助魔法が得意な四傑の一人。儀式魔術専科(リチュアル)。希少な治癒魔術師。

              人と話すのが苦手。よく舌を噛む。

ウェリウス・キルヴァージル 貴族の血を引く四傑の一人。四台元素のすべてに適性を持つ非常に稀有な元素魔術師。

 (セブンスターズ)の面々

  • 辰砂の錬成師 マイア=プレイアス (アスタの義姉)
  • 超越
  • 全理学者
  • 万象の昏闇
  • 日向(日向)の狼藉者 セルエ=マテノ (学院の教師、近接戦闘の天才)
  • 紫煙の記述師 アスタ=プレイアス (主人公)
  • 天災 メテオ=メロヴェルヌ (2巻から登場、魔術師)

2つ名は、王国のために戦ううちに戦場の兵士が呼びならわしたもの。マイアと天災だけは名を明かして、外部との折衝を担っている。

諸般の事情により解散するも、その人気はいまだ衰えていない。    

ルーンについて[編集]

北欧の古代アルファベット、ルーン文字が登場する。本人は現実世界の者と同じかは分からないとしているが、同じであろう。

ゲルマン型と呼ばれる24文字の体系である。

作中では魔力の吸収や、攻撃を跳ね返す、罠を踏み抜いたまま無効化するなど魔術の書き換え合戦では負けないと言っている。

石に防御魔術を刻んでおく、靴の裏に脚力強化の印を刻み、有事に発動させるなど前もって用意できるのが利点。

土の上に棒や靴でも刻めるが、愛用の安煙草の煙で空中に描くのが、アスタの戦闘スタイル。

迷宮の呪いによって、大規模魔術は行使できず、したとしても体が壊れるという。

転移魔法にすら干渉、抵抗できるなど、型破りな印刻魔術だが、学ぼうとするものは少ない。

同様にルーンが(少しでも)登場する作品として、「空の境界」「バチカン奇跡調査官」「オーバーロード 山小人の工匠」、が挙げられる。

脚注[編集]

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  1. ^ ルーンマスター オブ セブンスターズ 初版発行:2015年9月1日 HJ文庫 定価619円