セルギエフ・パサド

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セルギエフ・パサドの創設者で聖人であるラドネジの聖セルギイ

セルギエフ・パサド(セルギエフ・ポサード、セールギエフ・パサート、セールギエフ・ポサード、ロシア語: Се́ргиев Поса́д, Sergijev Posad)は、ロシアモスクワ州都市、セルギエフ・パサツキー地区Sergiyevo-Posadsky District首府でもある。モスクワの北東70kmの地点に位置する。人口2002年現在で11万3858人。

セルギエフ・パサドは、1340年代セルギー・ラドネシスキーによって創建された至聖三者聖セルギイ大修道院の周辺にできた門前町を起源として成長してきた。1742年には周辺の村落と合併して市域を拡大している。セルギエフの地名であったが、ソ連時代の1930年に宗教的な市名を理由にザゴルスク Zagorskと改称した。ソ連崩壊後の1991年、「セルギイの居住地」を意味する現名称に改称。

主な産業としては、古くからのミニアチュールと木製玩具の製作が盛んである。「黄金の輪」を構成する都市のひとつとしての観光業も盛んで多くの観光客が訪れる。ロシア正教会の中心地のひとつでモスクワ神学大学、同新学校が設置されている。このような伝統的な宗教都市の一面と機械工業、軽工業を中心とする産業都市としての側面を持つ。なお、1947年に、ソビエト連邦はセルギエフ・ポサードの郊外に天然痘化学兵器化するため、国内で最初に工場を建設した。

交通網としては、モスクワヤロスラヴリ間を走る鉄道高速道路によって、セルギエフ・パサドへのアクセスが可能である。このほか、市内にはバスターミナルがある。

1993年至聖三者聖セルギイ大修道院は、ユネスコ世界遺産に登録されている。

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