セルジオ・ペレス
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この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の姓)はペレス、第二姓(母方の姓)はメンドーサです。(Template:スペイン語圏の姓名) |
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セルジオ・ペレス Sergio Pérez | |
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![]() セルジオ・ペレス (2019年) | |
基本情報 | |
フルネーム |
セルジオ・ペレス・メンドーザ Sergio Pérez Mendoza |
略称表記 | PER |
国籍 |
![]() |
出身地 | 同・ハリスコ州グアダラハラ |
生年月日 | 1990年1月26日(31歳)[1] |
F1での経歴 | |
活動時期 | 2011- |
過去の所属チーム |
'11-'12 ザウバー '13 マクラーレン '14-'18 フォース・インディア '18-'20 レーシング・ポイント |
所属チーム | レッドブル '21- |
車番 | 11 |
出走回数 | 195 (191スタート) |
タイトル | 0 |
優勝回数 | 1 |
表彰台(3位以内)回数 | 10 |
通算獲得ポイント | 706 |
ポールポジション | 0 |
ファステストラップ | 4 |
初戦 | 2011年オーストラリアGP |
初勝利 | 2020年サヒールGP |
2020年順位 | 4位 (125ポイント) |
(記録は2020年最終戦アブダビGP終了時) |
セルジオ・"チェコ"・ペレス・メンドーサ(Sergio "Checo" Pérez Mendoza, 1990年1月26日[1] - ) は、メキシコ出身のレーシングドライバー。兄はNASCARメキシコ(NASCAR Corona Series)のレーシングドライバーのアントニオ・ペレス。「チェコ(Checo)」の愛称で親しまれている。
経歴[編集]
メキシコ国内(少年期)[編集]
1997年よりカートを始め、メキシコ国内の様々なカテゴリのカートレースに参戦した。2003年には国内最高峰である125ccカート選手権で3位の成績を収めた。兄弟揃ってカルロス・スリムがCEOを務めるテルメックスグループから支援を受け、その後のレースキャリアにおいて深い関係を築いた。
2004年よりテルメックスがレーシングチームを置くカテゴリの1つであるSkip Barber National Championshipから出走し、シリーズ11位となった。
渡欧後のレース[編集]
2005年にベルリンへ渡り、ドイツフォーミュラ・BMWに参戦。ケケ・ロズベルグが構えるチーム・ロズベルグにてシリーズ14位。2006年はADACベルリン・ブランデンブルクチームに移籍しシリーズ6位の戦績で終えた。
2006年から2007年のA1グランプリで2戦のみA1チーム・メキシコからスポット参戦したもののノーポイントに終わった。2007年よりイギリスF3ナショナルクラス[2][3]に参戦し、21戦中14回のポールポジションと14勝を記録し圧勝でチャンピオンを獲得した。翌2008年はイギリスF3メジャークラスへと昇格し、優勝4回を記録してシリーズ4位となった。
GP2[編集]
その後、2008年から2009年のGP2アジアシリーズに参戦。GP2シリーズでは強豪として数えられていたカンポス・レーシングから出走し、優勝2回を獲得し、シリーズ7位となった。2009年のGP2シリーズではアーデン・インターナショナルに移籍しシリーズ12位。
2009年から2010年のGP2アジアシリーズにはバルワ・アダックス・チームから参戦したが、5ポイントのみの獲得に終わった。しかし、2010年のGP2シリーズではパストール・マルドナドとチャンピオン争いを繰り広げ、モナコの第1レースで優勝を果たすなど5勝を収めたが、マルドナドに16ポイント引き離されシリーズ2位に終わった。
F1[編集]
2011年[編集]

2010年10月4日、F1チームのザウバーはセルジオ・ペレスを2011年の正ドライバーとして起用した事を発表した。又、このリリースと同時にペレスのレースキャリアで深い関わりのあるメキシコの大手通信企業テルメックスが2011年よりザウバーのスポンサーを行うことを発表した[4]。また、フェラーリ・ドライバー・アカデミー (FDA) に加入することになった[5]。
迎えた開幕戦オーストラリアGPでは、予選は13番手に終わるものの、決勝では他のドライバーが2ストップあるいは3ストップ作戦の中、唯一1ストップで完走。見事7位に入賞し周囲を驚かせるが、マシンのリアウィングの車両規定違反が発覚。チームメイトで8位に入賞した小林可夢偉と共に失格処分となってしまった。 第5戦スペインGPでは初入賞となる9位で予選においても決勝でも小林よりも良い順位で完走を果たした。
第6戦モナコGPでは木曜フリー走行から好タイムを叩き出し、予選でも自身初となるQ3進出を決めた。しかし、トンネルを抜けた後のヌーベルシケインの手前の路面バンプを拾ってしまい、これによってバランスを著しく崩してウォールに激突。そのまま時速260km/hを保ったままスライドした状態で、ヌーベルシケインにあるスポンジバリアに側面から激突する。予選は赤旗中断となり、ペレスの容態も心配されたが脳震盪と脚に捻挫を負ったのみの軽症で済んだが、40G以上の強い衝撃と脳震盪を受けた事で欠場となった[6][7]。第7戦カナダGPには出場する予定となっていたが[8]、金曜フリー走行1を終えた時点で体調不良を訴え、金曜フリー走行2以降のセッションを欠場した[9]。この年の獲得ポイントでの比較では、小林の30ポイントに対して14ポイントにとどまった。
2012年[編集]
2012年も継続してザウバーより参戦。開幕戦では再び1ストップ戦略を遂行するも、最終ラップの他マシンとの接触があり8位[10]。次の第2戦のマレーシアGPでは、予選10位に入り、決勝は9番グリッドスタート。スタート前から降り続いていた雨が激しくなると読んでいち早くウェットタイヤに交換すると激しい雨による赤旗中断までに3位へ。中盤で2位を走行、前を走るフェルナンド・アロンソに約5秒差からファステストラップを連発し1秒差まで近づくも、ドライタイヤ交換のピットストップのタイミングで5秒差に開く。しかし、長持ちするハードタイヤを装着したペレスは消耗が激しいミディアムタイヤを装着したアロンソを0.5秒差まで追い詰める。このまま初優勝かと思われたがコーナーでふくらみコースオフしてしまい、またも差は5秒差となりそのままフィニッシュ。それでも、2年目にして2位フィニッシュとなり、初めてのF1の表彰台に立った[11]。ゴール後、チームとしてもF1に参戦して以降の最高成績にペーター・ザウバーが涙を流した場面が国際映像に映し出された。第6戦のモナコGPでは、予選時にクラッシュし、予選23位であったが、決勝では自身初めてのファステストラップを記録した[12]。
第7戦カナダGPでは予選15番手からプライム側のタイヤでスタートして1ストップ作戦を見事に決め、3位表彰台を獲得した[13]。第13戦イタリアGPでは同エンジンのフェラーリ勢を追い抜きシーズン2度目の2位[14]。ここまで3度の表彰台の活躍が評価され、第15戦日本GPの直前に来季マクラーレンへの移籍が発表された[15]。一方で移籍が確定してからのレースではいずれも精彩を欠き3度のリタイアを含め[16]、1度もポイントを獲得できずに終わっている。元々、フェラーリ・ドライバー・アカデミーに所属しフェラーリとは近しい関係だと考えられ、フェラーリドライバーのうわさも流れたが[17]、マクラーレンへの移籍に伴い、アカデミーから離脱し、フェラーリとの関係は絶つことになった[18]。当時はフェラーリ側がペレスには荷が重いと判断しチームへの起用を見送ったという見方[19]をされていた。だが、2019年に彼の口から真相が明らかとなった(エピソード参照)。
最終的に表彰台3回も含めた計7回入賞。選手権のドライバーズランキングを10位で終えた[20]。
2013年[編集]

この時期のトップチームの一角だったマクラーレンに移籍するも、30年ぶりに表彰台に上がらなかったマシンの戦闘力不足によりシーズンを通して苦しんだ[21]。ペレス自身も「(マシンの戦闘力不足から)大きな改良が必要」[22]「不満が残るシーズン」[23]とコメントする始末であった。
第4戦バーレーンGPでは、チームメイトのジェンソン・バトンを上回ったものの、彼とホイール・トゥ・ホイールのバトル状態からのタイヤが接触する事態が起き、バトンが無線で声を荒げる一幕が国際中継に流れた[24]。また、結果を残せていないこともあり、シーズン中盤からチームのシート喪失が噂されるほどであった[25]。
最終的に完走扱いはあるもののバトンと共に全戦完走を果たしたが、最高位はインドグランプリの5位に留まり、バトンの73ポイントに対し、ペレスは48ポイントに終わった[26]。また、マクラーレンは育成ドライバーのケビン・マグヌッセンと契約[27]。ペレスは1年限りでマクラーレンを追い出される形になった。
2014年[編集]
2014年はフォースインディアより参戦[28]。チームメイトはニコ・ヒュルケンベルグ。
第3戦バーレーンGPでは3位に入り、2年ぶりとなる表彰台を獲得した[29]。
第7戦カナダGPでも他車と異なる戦略で表彰台圏内を走行。しかし徐々にタイヤが厳しくなりオーバーテイクされていく形となる。そして最終周にペレスを抜いて行ったベッテルに続こうとしたマッサと1コーナーで接触し両車は大破しリタイアとなった[30]。この事故でペレスは次戦5グリッド降格のペナルティを課せられた。しかし次戦のオーストリアGPはグリッド降格ペナルティがありながらも6位で入賞した。最終的にはランキング10位(59ポイント)でシーズンを終えた[31]。
2015年[編集]
引き続きフォースインディアから参戦。
新車開発が遅れ、昨年マシンとほとんど変わらない状態でシーズンに臨む苦しい幕開けとなった[32]。序盤は棚ぼたで入賞出来るかどうかというような状況だったが[33]、オーストリアGP(他メルセデスPU勢はカナダGPから導入)からの新PU導入[34]、イギリスGPでの大型アップデート(Bスペック投入)の甲斐[35]もあって上位を争うようになった。ロシアGPではレース前半にあったセーフティカー導入のタイミングでピットイン。タイヤ交換しなかったマシンのピットインに合わせ順位を上げてゆき、そのままレース終盤には暫定3位を走行。だが、52周目にボッタスとキミ・ライコネンに抜かれ、一旦は5位に落ちるが、最終ラップの53周目にその2台が接触で後退したこともあり、表彰台を獲得した[36]。また、アブダビGPでは自己ベストタイの4番グリッド獲得から5位入賞[37]とイギリスGP以降は6位以上の入賞を5回記録する結果[38]を残した。
マシン開発の遅れがあったものの、リタイアはハンガリーGPの1回のみに留め、最終的にランキング9位(78ポイント)で終えた[38]。
2016年[編集]
不運も重なり開幕から3戦連続ノーポイント[39]となったが、モナコGPでは3位表彰台を獲得[40]。さらにヨーロッパGPでも予選2位となりペナルティで7番手スタートなるが、決勝では順位を上げファイナルラップでフェラーリのライコネンをオーバーテイクして3位を獲得した[41]。ブラジルGPではマックス・フェルスタッペンに抜かれるまで3位を走行しており最終的に4位入賞。ドイツGP以降は全戦で入賞しており、この年のトップ3チーム(メルセデス・フェラーリ・レッドブル)を除いたチームのドライバーでは唯一、100ポイント以上を獲得しランキング7位となった[42]。またこの年、自身2度目となる全戦完走を達成している(ただしオーストリアGPは完走扱い)。F1での複数回年間全レース完走を達成した最初のドライバーとなった。
中盤には2017年にフェラーリへ移籍するという噂も囁かれたが[43]、最終的にライコネンのフェラーリ残留が決定となり実現とはならなかった。その後もウィリアムズやルノーへの移籍も囁かれたが[44]、マレーシアGP後に2017年もフォースインディアに残留することが発表された[45]。
2017年[編集]
チームメイトのヒュルケンベルグはルノーへの移籍を発表、エステバン・オコンがマノーGPから移籍。開幕戦オーストラリアGPで7位入賞を記録し、開幕戦から5戦連続入賞[46]、第5戦スペインGPではシーズン最高位となる4位入賞[47]を記録する結果を残した。
カナダGP終了時点では37戦連続完走を果たしニック・ハイドフェルドの持つ連続完走記録まであと4とせまっていたが、優勝の可能性もあったアゼルバイジャンGPでは、オコンとの同士討ちが原因でリタイアを喫し連続完走記録が途切れた[48]。さらにベルギーGPでも再び同士討ちでリタイア(17位完走扱い)となり、チームが「今後はチームオーダーでコントロールする」と発言する事態となった[49]。
最終的に表彰台はなかったが、この年もトップ3チームのドライバー6名に次ぐランキング7位で、この6人を除いたドライバーではただ1人、100ポイントを獲得している[46]。
2018年[編集]
今シーズンは、シーズン前半は風洞とCFD(数値流体力学)がマシンと合っていないことに起因するマシンの不調[50]やチームの資金難によりマシン開発が停滞[51]などがあったが、クラッシュが相次ぎ波乱のレースとなったアゼルバイジャンGPでは2年振りの3位表彰台を獲得している。
ベルギーGPの前にチームの問題が解決する道筋がついたことにより、同GPの予選の走り込みから快調で、決勝ではオコンを従えてダブル入賞を果たすなど、決勝に強いことを改めて印象づけた。チーム名とオーナー変更にともなう訴訟問題を抱えつつも、ここから調子を取り戻し、アメリカGPにて来季の残留が発表された[52][53]。
総獲得ポイント数こそ前年の約3割減となったが、表彰台1回を含む入賞12回を記録[54]。最終的にはドライバーズランキング8位(62ポイント)となり、ランキングとしては前年より1つ下げたものの、中団グループの実質的最上位であるランキング7位の可能性を最終戦まで残した上での結果であった。またアゼルバイジャンGPでの3位表彰台は、この年のトップ3チーム以外のドライバーが上がった唯一の表彰台であった。
2019年[編集]
破産したフォース・インディアが買収され、チーム名を変更したレーシング・ポイントと1年契約。チームメイトはランス・ストロール。前年の破産に伴う2019年のマシン開発の混乱回避を優先[55]した影響もあり、以前は中団勢から一歩抜けていたクルマの性能は影を潜めた。サマーブレイク前の第12戦までの間は3戦しか入賞できずに伸び悩んだものの[56]、第11戦ドイツGPでボディワークの変更も含めた大規模アップグレードの導入[57]をきっかけに好転。第15戦シンガポールGP以外の全レースで入賞を果たした。事実上ストロールをエースとして扱うように見られる体制ながらも、ストロールを予選・決勝とも圧倒し格の違いを見せた[58]。ベルギーGP開催中に改めてレーシングポイントと3年間の長期契約を結んだ事を発表した[59]。
2020年[編集]
予定通りレーシング・ポイントから参戦。チームメイトの変更はなし。マシンについては別の意味で話題になったが(詳細はレーシング・ポイント RP20を参照)、それを抜きにしてもプレシーズンテストでは序盤から速さを見せた[60]。シーズンのほうはコロナウイルスの世界的流行の影響が深刻化し、F1は休止状態となり、4カ月遅れの7月にオーストリアGPでの開幕戦でスタートした。開幕戦から予選Q3進出を果たし決勝は6位入賞でスタート[61]。第2戦は入賞圏外から順位を上げ、終盤の接触で順位を落としながらも入賞[61]。第3戦の予選ではストロールに敗れたものの4番手を獲得して決勝も入賞を果たした[61]。
ところが、第4戦前、パドックへの入場前に義務付けられているウイルス検査で再検査を求められ、7月30日の再検査にて新型コロナウイルスの陽性反応が検出。そうなった場合の規定に従い、隔離期間で実施される第4戦と第5戦の欠場が決定[62]。ただ、感染経路は不明だが本人の体調は良好であり[63]、隔離期間と隔離後のウイルス検査をパスした後に行われるレースで復帰する予定である。なお、この間の代役は元チームメイトであったニコ・ヒュルケンベルグが務めた。第6戦スペインGP前に陰性が確認されたため同レースより復帰した。
復帰戦となったスペインGPでは4位フィニッシュ(ただし青旗無視のペナルティーにより最終順位は5位に降格[64])を果たした。その後も入賞圏内で完走し続け[61]、第9戦では暫定のランキングの関係[65]でストロールのほうにアップグレードの投入が優先[66]されるという状況でありながら5位入賞。また、第10戦ロシアGPでも結果的にアップグレードを得られなかったにもかかわらず(第9戦でストロールのクラッシュによってそのパーツが失われたことや増産が間に合わず再びストロールの方を優先したという背景もある[67])、4位入賞を記録[68]した。第14戦トルコGPでは11月の低温と雨の中で優勝したハミルトンと同じ1ストップ作戦を成功させ、2位表彰台を獲得[69]。その次の第15戦バーレーンGPでは最終的にマシントラブルでリタイア(記録上は18位完走)を喫するが、レースの終盤まで3位を走行[70]。そして第16戦サヒールGPでは5番手からスタートし、オープニングラップでルクレールに当てられるアクシデントにより最後尾に転落するもリタイヤを免れ、ここから怒涛の追い上げを見せ3位へ浮上、前を走っていたメルセデス勢2台がタイヤ交換ミスで順位を落としたことで首位へ躍り出ることとなり、そのまま逃げ切りF1参戦190戦目にして初優勝を成し遂げた[71]。メキシコ人ドライバーの優勝は、1970年ベルギーグランプリのペドロ・ロドリゲス以来50年ぶりとなった[72]。最終戦アブダビGPはマシントラブルでリタイアに終わったが、自己最高となるドライバーズランキング4位を獲得した[73]。
しかし、自身のシートに関してはセバスチャン・ベッテルのフェラーリ離脱に伴うドライバー市場の変動の影響を受けることとなった。元々、2019年に3年間の長期契約を結んではいたが[59]、ベッテルの存在により彼がレーシングポイントに起用されペレスが放出されるという噂は絶えず[74]、ベッテルも第3戦の頃にはF1残留の一貫でレーシングポイントも含めたチームと交渉していること[75]を明らかにしており、ペレス自身もベッテル加入の場合、放出されるのは自分だろうという覚悟もしていた[76]。そんななか、第9戦トスカーナGP前となる9月10日、まずペレスがチームを今季で離れることを発表[77]。その数時間後、チームからベッテルとの複数年契約締結を発表された[78]。そのため、突然2021年のシートを失うこととなり、メディアからは他チームと交渉していると報じられていた[74][79]。そんななか、レッドブルのアレクサンダー・アルボンが特筆する結果を残せていないことから、シート喪失が噂され[80]、その過程でペレスのレッドブル入りの可能性があると報道[81]。ペレス自身も2021年はレッドブル加入か休養の1年となるとコメント[82]していた。
2021年[編集]
2020年シーズン終了後も所属チームが決まっていなかったが、2020年12月18日に2021年シーズンをレッドブルから参戦することが発表された[83]。チームメイトはマックス・フェルスタッペン。レッドブルは長年、レッドブル傘下の育成プログラム出身のドライバーを起用してきており、これまでレッドブルとは関わりがなかったペレスの起用は異例の人事と言えた[84]。
エピソード[編集]
- メキシコの大富豪のカルロス・スリムが経営する通信会社テルメックス、日本の電気会社NECのメキシコ法人(実際には日本の本社が契約に関わる)といったメキシコ系企業からの比較的多くのスポンサーマネーがあり、所属した中堅チームの戦力底上げに貢献している。ザウバー時代は年3度の表彰台を獲得し、以前のフォースインディアでは縁遠かった表彰台へ同チーム移籍後に2016年まで毎年上がり、2016年にはチーム参戦開始以来最上位の4位となった。
- 2012年にザウバーで獲得した三度の表彰台は、過去にザウバーに所属したドライバーの中でも最多のものであり、マレーシアGPで獲得した2位表彰台はザウバー(BMWザウバー時代を除く)のF1における最高位である。
- タイヤの扱いに関してはかなりの上手さを誇り、ピットストップを減らす作戦を武器にしたり、戦略をアグレッシブにとれることも行ったりでき、それにより上位に進出するレースが多い。ザウバー時代のチームメイトであった小林可夢偉について「僕はタイヤの使い方について、彼から多くのことを学んだんだ」[85]と語っている。
- 完走率は歴代F1ドライバーの中でも特に高く、初完走の記録こそ3戦目であったものの、決勝に進出した176戦(2019年シーズン終了現在、完走扱いを含む)のうちリタイアはわずか19回、完走率89%を誇る[86]。特に2015年から2019年にかけての合計102戦でリタイアはわずか6回(完走率95%)、2013年と2016年にシーズン全戦完走(完走扱い含む)を達成、F1史上初の複数回シーズン全戦完走者となった。2015年ベルギーグランプリからは連続完走を続け、ニック・ハイドフェルドの41戦連続完走記録に迫っていたが、2017年アゼルバイジャングランプリでチームメイトのエステバン・オコンとの接触が原因でリタイアし、連続完走は37戦で途切れてしまった。また入賞率も安定しており(2018年終了時点で59%)、現在ではノン・ペイドライバーと比べてもまったく見劣りしない戦績を備えている。
- 2018年アゼルバイジャングランプリで3位入賞を果たし、キャリアとして8度目の表彰台獲得となった。これにより、先輩であるメキシコ人ドライバーペドロ・ロドリゲス の表彰台獲得数を上回った。その後、上記の通り2020年サヒールグランプリでペドロ以来50年ぶりの優勝を飾った。
- フェラーリ・ドライバー・アカデミー出身者として初のフェラーリ正ドライバーとなったのは、シャルル・ルクレールだが、実はペレスがその第1号になる可能性があった。2012年の成績を受け、フェラーリは2014年のドライバーとしての契約を提示したものの、当時のフェラーリも遠回し的にもう1年様子を見ることをコメントしていたように、2013年もザウバーに在籍することが条件であった。このため、本人はザウバーで3年目を迎えることを嫌い、この時期のトップチームの一角だったマクラーレンの勧誘に応じた。この関係でフェラーリドライバーの候補に挙がらなくなり、2019年の4月のインタビュー[87]でも本人もこのチャンスを逃したことには後悔していると語っている。
レース戦績[編集]
略歴[編集]
年 | シリーズ | チーム | レース | 勝利 | PP | FL | 表彰台 | ポイント | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2004 | スキップ・バーバー・ナショナル・チャンピオンシップ | テルメックス・レーシング | 14 | 0 | 0 | - | - | 77 | 11位 |
2005 | フォーミュラ・BMW ADAC | チーム・ロズベルグ | 19 | 0 | 0 | 0 | 1 | 37 | 14位 |
2006 | ADAC ベルリン=ブランデンブルク | 18 | 0 | 0 | 0 | 2 | 112 | 6位 | |
2006-07 | A1グランプリ | A1 チーム・メキシコ | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 35† | 10位† |
2007 | イギリス・フォーミュラ3 - ナショナル・クラス | T-スポーツ | 21 | 14 | 14 | 0 | 19 | 376 | 1位 |
2008 | イギリス・フォーミュラ3 | 22 | 4 | 0 | 1 | 7 | 195 | 4位 | |
2008-09 | GP2アジアシリーズ | カンポス・グランプリ | 11 | 2 | 0 | 1 | 3 | 26 | 7位 |
2009 | GP2シリーズ | アーデン・インターナショナル | 20 | 0 | 0 | 1 | 2 | 22 | 12位 |
2009-10 | GP2アジアシリーズ | バルワ・アダックス・チーム | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 15位 |
2010 | GP2シリーズ | 20 | 5 | 1 | 5 | 7 | 71 | 2位 | |
2011 | フォーミュラ1 | ザウバーF1チーム | 19 | 0 | 0 | 0 | 0 | 14 | 16位 |
2012 | 20 | 0 | 0 | 1 | 3 | 66 | 10位 | ||
2013 | ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス | 19 | 0 | 0 | 1 | 0 | 49 | 11位 | |
2014 | サハラ・フォース・インディアF1チーム | 19 | 0 | 0 | 1 | 1 | 59 | 10位 | |
2015 | 19 | 0 | 0 | 0 | 1 | 78 | 9位 | ||
2016 | 21 | 0 | 0 | 0 | 2 | 101 | 7位 | ||
2017 | 20 | 0 | 0 | 1 | 0 | 100 | 7位 | ||
2018 | 12 | 0 | 0 | 0 | 1 | 62 | 8位 | ||
レーシング・ポイント・フォース・インディアF1チーム | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
2019 | スポーツペサ・レーシング・ポイントF1チーム | 21 | 0 | 0 | 0 | 0 | 52 | 10位 | |
2020 | BWT・レーシング・ポイントF1チーム | 16 | 1 | 0 | 0 | 2 | 125 | 4位 | |
2021 | レッドブル・レーシング | - | - | - | - | - | - | - |
- † : 他のドライバーが獲得したポイントも含む。
- * : 今シーズンの順位。(現時点)
A1グランプリ[編集]
年 | エントラント | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | DC | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2006-07年 | A1 チーム・メキシコ | NED FEA |
NED SPR |
CZE FEA |
CZE SPR |
CHN FEA |
CHN SPR |
MYS FEA |
MYS SPR |
IDN FEA |
IDN SPR |
NZL FEA PO |
NZL SPR PO |
AUS FEA PO |
AUS SPR PO |
RSA FEA |
RSA SPR |
MEX FEA PO |
MEX SPR PO |
CHN FEA 15 |
CHN SPR Ret |
GBR FEA |
GBR SPR |
10位 | 35 |
イギリス・フォーミュラ3選手権[編集]
年 | チーム | エンジン | クラス | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 順位 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2007年 | Tスポーツ | 無限 | N | OUL 1 Ret |
OUL 2 DNS |
DON 1 15 |
DON 2 10 |
BUC 1 13 |
BUC 2 11 |
SNE 1 13 |
SNE 2 20 |
MNZ 1 10 |
MNZ 2 7 |
BRH 1 13 |
BRH 2 16 |
SPA 1 9 |
SPA 1 15 |
SIL 1 11 |
SIL 2 12 |
THR 1 10 |
THR 2 13 |
CRO 1 11 |
CRO 2 13 |
ROC 1 14 |
ROC 2 13 |
1位 | 376 |
2008年 | C | OUL 1 7 |
OUL 2 13 |
CRO 1 1 |
CRO 2 2 |
MNZ 1 1 |
MNZ 2 1 |
ROC 1 6 |
ROC 2 13 |
SNE 1 Ret |
SNE 2 4 |
THR 1 7 |
THR 2 4 |
BRH 1 4 |
BRH 2 1 |
SPA 1 6 |
SPA 1 2 |
SIL 1 4 |
SIL 2 4 |
BUC 1 Ret |
BUC 2 Ret |
DON 1 Ret |
DON 2 3 |
4位 | 195 |
GP2シリーズ[編集]
年 | エントラント | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | DC | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2009年 | アーデン・インターナショナル | CAT FEA 14 |
CAT SPR 17 |
MON FEA 12 |
MON SPR 9 |
IST FEA Ret |
IST SPR 16 |
SIL FEA 4 |
SIL SPR 6 |
NÜR FEA 8 |
NÜR SPR 20 |
HUN FEA Ret |
HUN SPR 16 |
VAL FEA 3 |
VAL SPR 2 |
SPA FEA Ret |
SPA SPR 4 |
MNZ FEA Ret |
MNZ SPR Ret |
ALG FEA Ret |
ALG SPR 11 |
12位 | 22 |
2010年 | バルワ・アダックス・チーム | CAT FEA 4 |
CAT SPR Ret |
MON FEA 1 |
MON SPR 6 |
IST FEA DSQ |
IST SPR 7 |
VAL FEA 11 |
VAL SPR 16 |
SIL FEA 5 |
SIL SPR 1 |
HOC FEA 2 |
HOC SPR 1 |
HUN FEA 3 |
HUN SPR Ret |
SPA FEA 7 |
SPA SPR 1 |
MNZ FEA Ret |
MNZ SPR 13 |
YMC FEA 1 |
YMC SPR Ret |
2位 | 71 |
GP2アジアシリーズ[編集]
年 | エントラント | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | DC | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2008-09年 | カンポス・グランプリ | SHI FEA Ret |
SHI SPR 7 |
DUB FEA 6 |
DUB SPR C |
BHR1 FEA 8 |
BHR1 SPR 1 |
LSL FEA 2 |
LSL SPR 1 |
SEP FEA Ret |
SEP SPR 6 |
BHR2 FEA 12 |
BHR2 SPR 9 |
7位 | 26 |
2009-10年 | バルワ・アダックス・チーム | YMC1 FEA |
YMC1 SPR |
YMC2 FEA 12 |
YMC2 SPR 4 |
BHR1 FEA 7 |
BHR1 SPR 17 |
BHR2 FEA |
BHR2 SPR |
15位 | 5 |
F1[編集]
年 | エントラント | シャシー | エンジン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | WDC | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2011年 | ザウバー | C30 | フェラーリ 056 2.4 V8 | AUS DSQ |
MAL Ret |
CHN 17 |
TUR 14 |
ESP 9 |
MON DNS |
CAN PO |
EUR 11 |
GBR 7 |
GER 11 |
HUN 15 |
BEL Ret |
ITA Ret |
SIN 10 |
JPN 8 |
KOR 16 |
IND 10 |
ABU 11 |
BRA 13 |
16位 | 14 | ||||
2012年 | C31 | AUS 8 |
MAL 2 |
CHN 11 |
BHR 11 |
ESP Ret |
MON 11 |
CAN 3 |
EUR 9 |
GBR Ret |
GER 6 |
HUN 14 |
BEL Ret |
ITA 2 |
SIN 10 |
JPN Ret |
KOR 11 |
IND Ret |
ABU 15 |
USA 11 |
BRA Ret |
10位 | 66 | |||||
2013年 | マクラーレン | MP4-28 | メルセデス FO 108Z 2.4 V8 | AUS 11 |
MAL 9 |
CHN 11 |
BHR 6 |
ESP 9 |
MON 16† |
CAN 11 |
GBR 20† |
GER 8 |
HUN 9 |
BEL 11 |
ITA 12 |
SIN 8 |
KOR 10 |
JPN 15 |
IND 5 |
ABU 9 |
USA 7 |
BRA 6 |
11位 | 49 | ||||
2014年 | フォース・インディア | VJM07 | メルセデス PU106A Hybrid 1.6 V6 t |
AUS 10 |
MAL DNS |
BHR 3 |
CHN 9 |
ESP 9 |
MON Ret |
CAN 11† |
AUT 6 |
GBR 11 |
GER 10 |
HUN Ret |
BEL 8 |
ITA 7 |
SIN 7 |
JPN 10 |
RUS 10 |
USA Ret |
BRA 15 |
ABU 7 |
10位 | 59 | ||||
2015年 | VJM08 | メルセデス PU106B Hybrid 1.6 V6 t |
AUS 10 |
MAL 13 |
CHN 11 |
BHR 8 |
ESP 13 |
MON 7 |
CAN 11 |
AUT 9 |
9位 | 78 | ||||||||||||||||
VJM08B | GBR 9 |
HUN Ret |
BEL 5 |
ITA 6 |
SIN 7 |
JPN 12 |
RUS 3 |
USA 5 |
MEX 8 |
BRA 12 |
ABU 5 |
|||||||||||||||||
2016年 | VJM09 | メルセデス PU106C Hybrid 1.6 V6 t |
AUS 13 |
BHR 16 |
CHN 11 |
RUS 9 |
ESP 7 |
MON 3 |
CAN 10 |
EUR 3 |
AUT 17† |
GBR 6 |
HUN 11 |
GER 10 |
BEL 5 |
ITA 8 |
SIN 8 |
MAL 6 |
JPN 7 |
USA 8 |
MEX 10 |
BRA 4 |
ABU 8 |
7位 | 101 | |||
2017年 | VJM10 | メルセデス M08 EQ Power+ 1.6 V6 t |
AUS 7 |
CHN 9 |
BHR 7 |
RUS 6 |
ESP 4 |
MON 13 |
CAN 5 |
AZE Ret |
AUT 7 |
GBR 9 |
HUN 8 |
BEL 17† |
ITA 9 |
SIN 5 |
MAL 6 |
JPN 7 |
USA 8 |
MEX 7 |
BRA 9 |
ABU 7 |
7位 | 100 | ||||
2018年 | VJM11 | メルセデス M09 EQ Power+ 1.6 V6 t |
AUS 11 |
BHR 16 |
CHN 12 |
AZE 3 |
ESP 9 |
MON 12 |
CAN 14 |
FRA Ret |
AUT 7 |
GBR 10 |
GER 7 |
HUN 14 |
8位 | 62 | ||||||||||||
レーシング・ポイント | BEL 5 |
ITA 7 |
SIN 16 |
RUS 10 |
JPN 7 |
USA 8 |
MEX Ret |
BRA 10 |
ABU 8 |
|||||||||||||||||||
2019年 | RP19 | メルセデス M10 EQ Power+ 1.6 V6 t |
AUS 13 |
BHR 10 |
CHN 8 |
AZE 6 |
ESP 15 |
MON 12 |
CAN 12 |
FRA 12 |
AUT 11 |
GBR 17 |
GER Ret |
HUN 11 |
BEL 6 |
ITA 7 |
SIN Ret |
RUS 7 |
JPN 8 |
MEX 7 |
USA 10 |
BRA 9 |
ABU 7 |
10位 | 52 | |||
2020年 | RP20 | メルセデス M11 EQ Performance 1.6 V6 t |
AUT 6 |
STY 6 |
HUN 7 |
GBR WD |
70A | ESP 5 |
BEL 10 |
ITA 10 |
TUS 5 |
RUS 4 |
EIF 4 |
POR 7 |
EMI 6 |
TUR 2 |
BHR 18† |
SKH 1 |
ABU Ret |
4位 | 125 | |||||||
2021年 | レッドブル | RB16B | ホンダ RA621H 1.6 V6 t | BHR - |
EMI - |
TBA |
ESP - |
MON - |
AZE - |
CAN - |
FRA - |
AUT - |
GBR - |
HUN - |
BEL - |
NED - |
ITA - |
RUS - |
SIN - |
JPN - |
USA - |
MEX - |
SÃO - |
AUS - |
SAU - |
ABU - |
- | - |
脚注[編集]
- ^ a b 文献によりプロフィール上の生年月日の記述に異なりが見られる。他の記述には1989年12月26日生まれ、1990年1月20日生まれなどがある。
- ^ 旧型シャシーを使用して行われるBクラス。
- ^ “British Formula 3”. SpeedSport Magazine 2010年10月14日閲覧。
- ^ “ザウバー、テルメックスとのスポンサー契約を発表”. F1 Gate.com. (2010年10月5日) 2010年10月5日閲覧。
- ^ “セルジオ・ペレス、フェラーリ・ドライバー・アカデミーに加入”. F1 Gate.com. (2010年10月8日) 2013年12月13日閲覧。
- ^ “深刻なケガを免れたペレス”. ESPN F1. (2011年5月29日) 2011年5月30日閲覧。
- ^ “ペレス、決勝レースは欠場へ”. ESPN F1. (2011年5月29日) 2011年5月30日閲覧。
- ^ “ペレス、退院もモナコに滞在”. ESPN F1. (2011年5月31日) 2018年10月24日閲覧。
- ^ “カナダGP欠場のペレス「本当に悔しい」”. ESPN F1. (2011年6月11日) 2018年10月24日閲覧。
- ^ セルジオ・ペレス「最終周にロズベルグと接触した」www.topnews.jp(2012年3月18日)2020年12月23日閲覧。
- ^ セルジオ・ペレス「優勝だって手に届くところにあった」www.topnews.jp(2012年3月25日)2020年12月23日閲覧。
- ^ セルジオ・ペレス「レースは昨日の時点で終わっていた」www.topnews.jp(2012年5月28日)2020年12月23日閲覧。
- ^ セルジオ・ペレス「15番手スタートから表彰台なんて想像できない」www.topnews.jp(2012年6月11日)2020年12月23日閲覧。
- ^ ペレス「ヨーロッパで最初の表彰台がモンツァで本当にうれしい」www.topnews.jp(2012年9月10日)2020年12月23日閲覧。
- ^ “マクラーレン、ペレスとは複数年契約”. www.topnews.jp. (2012年9月28日) 2020年12月23日閲覧。
- ^ ペレス、マクラーレン移籍で集中力欠如?www.topnews.jp(2012年11月03日)2020年12月23日閲覧。
- ^ ペレスのフェラーリ加入のうわさがさらに加速www.topnews.jp(2012年9月11日)2020年12月23日閲覧。
- ^ ペレス、フェラーリのドライバー育成プログラムから外れるwww.topnews.jp(2012年12月25日)2020年12月23日閲覧。
- ^ “ペレスのフェラーリ入りは時期尚早とフェラーリ社長”. www.topnews.jp. (2012年9月14日) 2020年12月23日閲覧。
- ^ 2012 Driver Standings: Sergio Perezwww.formula1.com 2020年12月23日閲覧
- ^ 低迷のマクラーレン、チーム代表の進退は?www.topnews.jp(2013年5月13日)2020年12月23日閲覧。
- ^ ペレス、マクラーレンには「大きな改良が必要」www.topnews.jp(2013年6月26日)2020年12月23日閲覧。
- ^ 奇跡が起きてもムダとペレスwww.topnews.jp(2013年6月17日)2020年12月23日閲覧。
- ^ F1バーレーンGPで新たなチームメートの確執がぼっ発かwww.topnews.jp(2013年4月22日)2020年12月23日閲覧。
- ^ 結果が求められるペレスwww.topnews.jp(2013年9月23日)2020年12月23日閲覧。
- ^ 2013 Driver Standings: Sergio Perezwww.formula1.com 2020年12月23日閲覧
- ^ “マクラーレン、マグヌッセン加入を発表”. ESPN F1. (2013年11月14日) 2018年10月24日閲覧。
- ^ “ペレスがフォース・インディア移籍!”. ESPN F1. (2013年12月12日) 2018年10月24日閲覧。
- ^ ペレス「表彰台獲った!」www.topnews.jp(2014年4月7日)2020年12月23日閲覧。
- ^ “ペレスは5グリッド降格処分”. ESPN F1. (2014年6月9日) 2018年10月24日閲覧。
- ^ 2014 Driver Standings: Sergio Perezwww.formula1.com 2020年12月23日閲覧
- ^ セルジオ・ペレス「序盤はポイントを狙うことなど無理だろう」www.topnews.jp(2015年3月3日)2020年12月23日閲覧。
- ^ “フォース・インディア、シーズン中盤に「Bバージョン」投入へ”. www.topnews.jp. (2015年4月9日) 2020年12月23日閲覧。
- ^ “開幕からエンジン交換ゼロ、節約モードのフォース・インディア”. www.topnews.jp. (2015年6月12日) 2020年12月23日閲覧。
- ^ “Bスペックでレッドブル追走を目指すペレス”. ESPN F1. (2015年7月3日) 2018年10月24日閲覧。
- ^ 「ペレスは3位にふさわしい走り」フォース・インディア/F1ロシアGP決勝www.topnews.jp(2015年10月12日)2020年12月23日閲覧。
- ^ フォース・インディア「チーム史上最高のシーズンに」/F1アブダビGP決勝www.topnews.jp(2015年11月30日)2020年12月23日閲覧。
- ^ a b 2015 Driver Standings: Sergio Perezwww.formula1.com 2020年12月23日閲覧
- ^ フォース・インディア「連続ノーポイントは、不運が重なったことが原因」と主張www.as-web.jp(2016年4月25日)2020年12月23日閲覧。
- ^ フォース・インディア「ペレスが伝統のモナコで今季初表彰台」/モナコGP決勝www.topnews.jp(2016年5月30日)2020年12月23日閲覧。
- ^ フォース・インディアの表彰台は「幸運ではなく、実力を発揮した結果」www.as-web.jp(2016年6月21日)2020年12月23日閲覧。
- ^ 「冷静な思考を身に着けた」2度の表彰台を獲得したペレス、2016年のF1シーズンを振り返るwww.as-web.jp(2016年12月15日)2020年12月23日閲覧。
- ^ “セルジオ・ペレス フェラーリ移籍のうわさを否定せず”. www.topnews.jp. (2016年6月21日) 2020年12月23日閲覧。
- ^ ルノーが来季ドライバーにペレスを指名、Fインディアやウイリアムズと争奪戦へwww.as-web.jp(2016年7月30日)2020年12月23日閲覧。
- ^ “ペレス、フォース・インディア残留正式決定”. ESPN F1. (2016年10月3日) 2018年10月24日閲覧。
- ^ a b 2017 Driver Standings: Sergio Perezwww.formula1.com 2020年12月23日閲覧
- ^ F1スペインGP日曜 www.as-web.jp(2017年5月15日)2020年12月23日閲覧。
- ^ フォース・インディア「チームメート同士のクラッシュは容認できない」www.topnews.jp(2017年6月28日)2020年12月23日閲覧。
- ^ “ペレスとオコンの度重なる同士討ちにチームボスが怒り。ついに「チームオーダーによる管理」を決断”. www.as-web.jp. (2017年8月28日) 2020年12月23日閲覧。
- ^ “フォースインディア、今季マシンに”根本的な”問題「解決に数レース必要」”. motorsport.com. (2018年4月14日) 2020年12月23日閲覧。
- ^ ペレス「フォースインディアが次のステップに進めるかは予算次第」jp.motorsport.com(2018年3月31日)2020年12月23日閲覧。
- ^ “ペレス、フォースインディアに残留/F1”. www.sanspo.com (2018年10月29日). 2018年11月26日閲覧。
- ^ “フォースインディアがペレスの残留を発表、マクラーレンはコカ・コーラと短期契約”. www.afpbb.com (2018年10月19日). 2018年11月26日閲覧。
- ^ 2018 Driver Standings: Sergio Perezwww.formula1.com 2020年12月23日閲覧
- ^ “レーシング・ポイントF1、2019年型マシンは昨年型とパーツを共有。開発が止まらないよう“費用対効果”を重視”. AUTOSPORTweb. (2019年2月15日) 2020年12月23日閲覧。
- ^ 2019 Driver Standings: Sergio Perezwww.formula1.com 2020年12月23日閲覧
- ^ ボディワーク変更のレーシングポイント、後半戦は状況を好転させられるか?jp.motorsport.com(2019年7月27日)2020年12月23日閲覧
- ^ 一発の速さで勝るのは? 2019年F1前半戦予選結果一覧と平均順位…チームメイト間で大差つくレッドブル・ホンダformula1-data.com(2019年8月24日)2020年12月23日閲覧。
- ^ a b レーシングポイントF1、ペレスとの長期契約を発表。2020年もストロールとのラインアップを維持www.as-web.jp(2019年8月31日)2020年12月23日閲覧。
- ^ レーシングポイントF1、驚愕の3番手タイム…テスト初日に昨年のスペインGP予選ベストを更新formula1-data.com(2020年2月20日)2020年7月31日閲覧。
- ^ a b c d RACE POSITIONが決勝での完走順位となり、ポイントを得られる入賞は10位以内となっている。また、DNFはリタイアを意味する。2020 Driver Standings: Sergio Perezwww.formula1.com 2020年12月19日閲覧
- ^ セルジオ・ペレス、新型コロナウイルス検査で陽性…F1イギリスGPを欠場formula1-data.com(2020年7月31日)2020年7月31日閲覧。
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- ^ ペレス、復帰戦スペインGPで青旗違反ペナルティ「ちょっと不公平だ」と不満jp.motorsport.com(2020年8月17日)2020年12月19日閲覧。
- ^ 第8戦イタリアGP終了時点ではストロールが4位、ペレスは11位に位置していた。“2020 Formula One Italian Grand Prix - Team Standings” (2020年9月6日). 2020年12月23日閲覧。
- ^ トスカーナGPに”1台分”のみ大規模アップデートを用意したレーシングポイントjp.motorsport.com(2020年9月16日)2020年12月19日閲覧。
- ^ ペレスまたもアップデートお預け。レーシングポイント、新空力パッケージ2台分用意できずjp.motorsport.com(2020年9月25日)2020年12月23日閲覧。
- ^ ペレス、タイヤマネジメント大成功! ルノー勢から4位を奪還jp.motorsport.com(2020年9月28日)2020年12月19日閲覧。
- ^ あと1周あったら、タイヤが”爆発”していたかも……ペレス、ギリギリまで攻めた2位jp.motorsport.com(2020年11月17日)2020年12月19日閲覧。
- ^ グロージャンの生還に比べれば些事? 表彰台逃したペレス「一番大事なのは彼の無事」jp.motorsport.com(2020年11月30日)2020年12月19日閲覧。
- ^ ペレスが大逆転でF1初優勝、レーシングポイントがW表彰台。オコンが2位に入賞【決勝レポート/F1第16戦 (2020年12月7日)2020年12月7日閲覧。
- ^ “【F1決勝レポート】メルセデス大混乱・・・初優勝のペレス「10年待った」50年ぶりのメキシコ人F1勝者誕生!オコン初表彰台、レーシングポイントはダブル表彰台で歓喜!/F1サヒールGP”. TOPNEWS 2020年12月7日. 2020年12月7日閲覧。
- ^ ペレス、ドライバーズランキング4位に満足も最終戦リタイア「信頼性が低かった」jp.motorsport.com(2020年12月17日)2020年12月19日閲覧。
- ^ a b アストンマーチンとの契約が成立しなければ……将来ペレスはどこに行く?jp.motorsport.com(2020年7月27日)2020年9月10日閲覧。
- ^ F1ハンガリーGP木曜会見:2021年の行き先に注目が集まるベッテル「 確かに話し合いはあった」www.as-web.jp(2020年7月17日)2020年9月10日閲覧。
- ^ ベッテルがレーシングポイント加入なら……ペレス「誰がいなくなるのかは”明らか”だ」jp.motorsport.com(2020年7月21日)2020年9月10日閲覧。
- ^ セルジオ・ペレス、2020年末でのレーシングポイントF1離脱を発表…来季の「プランBはない」formula1-data.com(2020年9月10日)2020年9月10日閲覧。
- ^ セバスチャン・ベッテル、2021年アストンマーティンF1移籍が決定…契約は複数年formula1-data.com(2020年9月10日)2020年9月10日閲覧。
- ^ F1残留に一歩前進? セルジオ・ペレス「いくらか進展があった」jp.motorsport.com(2020年10月4日)2020年12月19日閲覧。
- ^ アレックス・アルボン、2021年レッドブル・ホンダ残留に向けて残された猶予はあと僅かformula1-data.com(2020年10月25日)2020年12月19日閲覧。
- ^ ペレスあるいはヒュルケンベルグにレッドブル加入の可能性?www.topnews.jp(2020年10月6日)2020年12月19日閲覧。
- ^ 来季未定のペレス、レッドブル加入無理なら休養へ「F1が恋しいのか確かめる」jp.motorsport.com(2020年11月27日)2020年12月19日閲覧。
- ^ “Sergio Perez Contracted To Drive For Red Bull Racing In 2021”. www.redbull.com. 2020年12月18日閲覧。
- ^ 脅威となるのは必然…ルイス・ハミルトンがセルジオ・ペレス加入のレッドブル・ホンダを強く警戒する理由formula1-data.com(2020年12月19日)2020年12月19日閲覧。
- ^ ペレス「可夢偉からタイヤマネージメントを学んだ」www.as-web.jp(2014年8月18日)2020年12月23日閲覧。
- ^ 参戦時期及び参戦数の近いドライバーとの比較では、ニコ・ヒュルケンベルグ(156戦)がリタイア31回で完走率80%、ダニエル・リカルド(150戦)が24回/84%、ロマン・グロージャン(143戦)が36回/75%。
- ^ ペレス、2014年のフェラーリF1加入を犠牲にしてマクラーレン入りしたことを後悔とともに明かす(2019年4月20日)2019年5月11日閲覧
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 公式ウェブサイト
- Sergio Perez - Formula 1
- Sergio Pérez (@SChecoPerez) - Twitter
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