ゼロエミッション車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
電気自動車 "テスラモデルS" は、2013年の"ワールドグリーンオブザイヤー"を受賞したゼロエミッション車(ZEV)である。[1]

ゼロエミッション車(ゼロエミッションしゃ、英語: zero emission vehicle 略語:ZEV)は、搭載された動力源から健康および環境に有害な二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、粒子状物質(PM)などの大気汚染物質や温室効果ガスを含む排気ガスを排出しない自動車である。電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)、自転車などが該当する。ハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)は排気ガスを排出するためゼロエミッション車には含まれない。

日産・リーフ 電気自動車
インドの REVA 電気自動車は、ゼロエミッション車(ZEV)販売 インド、欧州の数カ国、コスタリカ向けに販売
Honda FCXクラリティは、2008年に始まった、 水素燃料電池車 にZEV基準に準拠する。 日本と、米国(ロサンゼルス)で販売

ZEV規制[編集]

ZEV規制(英語:zero emission vehicle requirement)は、現在、米国カリフォルニア州大気資源局が施行している制度。

カリフォルニア州内で一定台数以上を販売する自動車メーカーに対し、ZEVを一定比率(2017年現在:14%)以上販売することを義務付ける制度。例えば同州で一ヶ月に100,000台を販売するメーカーがあるとすれば、ZEVを14,000台販売しなければ、罰金を課せられるというもの。

また、欧州のイギリス、フランス[2]は2040年までに、インド[3]は2030年までに乗用車・バンの新車の販売をZEVに限定し、ガソリン・ディーゼルなどの内燃機関を搭載した車両の新車販売を禁止することを表明している。

各国のZEV規制状況[編集]

国名・地域 規制年 ガソリン・ディーゼル PHV
フランス 2040 規制 規制
イギリス 2040 規制 規制
 スコットランド 2032 規制
インド 2030 規制 規制
米国カリフォルニア州 2018 規制
ベルギー・ブリュッセル 2030 規制 規制
オランダ・アムステルダム 2030 規制 規制

脚注[編集]