ソウル特別市都市鉄道公社6000系電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ソウル特別市都市鉄道公社6000系電車
鷹岩駅に停車中の6000系電車
鷹岩駅に停車中の6000系電車
基本情報
製造所 現代モービスロテム
主要諸元
編成 8
軌間 1,435 mm
電気方式 直流1,500V
最高運転速度 80 km/h
設計最高速度 100 km/h
起動加速度 3.0 km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.5 km/h/s
編成定員 1256人
車両定員 148人(先頭車)、160人(中間車)
車両重量 33.7t(先頭車)、35,4t(M1)
35,8t(M2)、29,3t(T)
編成重量 268.4t
全長 19,500 mm
全幅 3,120 mm
全高 1,150 mm
主電動機出力 210kW
駆動方式 かこ形三相交流誘導電動機
三菱MB-5077-A
歯車比 99:14(1:7.07)
編成出力 4,200kW
制御装置 三菱電機製VVVFインバータ制御IGBT素子
制動装置 回生ブレーキ併用
電気指令式空気ブレーキ
保安装置 ATS, ATC, ATO
テンプレートを表示

ソウル特別市都市鉄道公社6000系電車(ソウルとくべつしとしてつどうこうしゃ6000けいでんしゃ)は、ソウル交通公社6号線通勤形電車

概要[編集]

1999年1月から2000年11月にかけて8両編成41本(328両)が落成し、2000年8月7日6号線開業に併せて営業運転を開始した。製造メーカーは601~614編成までが現代精工、615~641編成が韓国鉄道車輌(現・現代ロテム)である。 車体のデザインはソウル特別市都市鉄道公社で標準のものであるが、内装は他形式と若干異なる。シートは片持ち式で、スタンションポールが2本設置されるなどJR東日本209系電車に似た感じとなっている。制御装置は三菱電機製で、2レベルIGBT素子を使用したVVVFインバータ制御(1C4M方式)。現代精工の運転情報管理システム「TCMS」を搭載している。

TCMS(Train Control Management System)[編集]

三菱電機が開発した、JR東日本TIMS新潟トランシスのディーゼル車情報制御装置DICSの機能と同様である。 韓国の鉄道車両で使用されていた既存のTIGSを改良をして、向上した伝送速度を持つネットワークシステムを構成した。特に力行・制動指令機能を持つATOと連携された車両の応答性が一層強化された。ワンマン運転時の制御機能一元化もなされている。その他にも故障診断機能・入出庫検査機能などの様々な機能が強化された。ちなみに、TIMSは送信系統の二重化とともに転送速度の向上も可能だが、TCMSは送信系統の二重化は可能でも伝送速度が限定される短所を持つ。

内装の不燃化改造[編集]

2003年大邱地下鉄放火事件を契機に強化された鉄道車両の難燃基準に沿って、2005年までに内装材改造を完了した。この事業には興一企業株式会社が担当した。
座席はステンレス製のものに変更され、火災警報器と客室非常用インターホンを設置した。本系列の不燃化改造前は非常用ドアコックが扉上部にあったが、他形式と統一するために座席下へ移設した。

韓国産初のVVVFインバータの搭載試験[編集]

609編成は現代ロテム製で韓国産初となるGTO素子を使用したVVVFインバータを装備して試験運行を行った。しかし、回生ブレーキ効率が落ちやすく、さらに故障も多発していたことから、2005年に既存車両と同一のVVVFインバータに改造された。

編成[編集]

  1. 6100形 Tc
  2. 6200形 M◇◇
  3. 6300形 M'
  4. 6400形 T
  5. 6500形 T
  6. 6600形 M◇◇
  7. 6700形 M'
  8. 6000形 Tc

関連項目[編集]