ソクズ

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ソクズ
Sambucus chinensis 1.JPG
福島県会津地方 2011年8月
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : キキョウ類 campanulids
: マツムシソウ目 Dipsacales
: レンプクソウ科 Adoxaceae
: ニワトコ属 Sambucus
: ソクズ S. javanica
学名
Sambucus javanica Blume
シノニム
  • Sambucus chinensis Lindl.
  • Sambucus javanica Blume subsp. chinensis (Lindl.) Fukuoka
和名
ソクズ(蒴藋)
英名
Chinese elder

ソクズ(蒴藋、学名:Sambucus javanica[1])はスイカズラ科ニワトコ属多年草。別名、クサニワトコ。ニワトコ属は、新しいAPG植物分類体系ではレンプクソウ科に移されている。

特徴[編集]

多年草で、地下茎を這わして繁殖する。は直立し高さは1-1.5mになる。は対生し、奇数羽状複葉で、2-3対の小葉からなる。小葉は長さ5-17cm、幅2-6cmの広披針形、狭卵形で、先端は鋭くとがり、縁には細鋸歯がある。

花期は7-8月。茎の先端に大型の散房状集散花序をつけ、小さいを多数つける。花冠は白色で径3-4mmになり5裂する。雄蘂は5個。花序の中に杯状の黄色い腺体がある。果実は径4mmの球形となり、赤色に熟す。

花序に黄色い腺体がある。 

分布と生育環境[編集]

日本では、本州、四国、九州に分布し、山野や人家の付近に生育する。世界では、中国、タイに分布する。

下位分類[編集]

  • タイワンソクズ(オガサワラソクズ) Sambucus chinensis Lindl. var. formosana (Nakai) H.Hara -花序にある腺体が細く、九州南部から琉球、小笠原、台湾に分布する。ソクズのシノニムとする文献もある[2]

脚注[編集]

  1. ^ The Plant List Sambucus chinensis
  2. ^ Sambucus chinensis Lindl. var. formosana (Nakai) H. Hara USDA

参考文献[編集]