ソングオブウインド

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ソングオブウインド
2006-10-22-songofwind.JPG
第67回菊花賞
欧字表記 Song of Wind[1]
香港表記 風之歌[2]
品種 サラブレッド
性別
毛色 青鹿毛
生誕 2003年2月20日
エルコンドルパサー
メモリアルサマー
母の父 サンデーサイレンス
生国 日本の旗 日本北海道追分町
生産 追分ファーム
馬主 (有)社台レースホース
調教師 浅見秀一栗東
競走成績
生涯成績 10戦3勝(中央競馬
1戦0勝(日本国外)
獲得賞金 2億743万8000円(中央競馬)
1214万6100円(日本国外)
 
勝ち鞍
GI 菊花賞 2006年
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ソングオブウインド英語: Song of Wind、香港表記:風之歌)とは、日本競走馬種牡馬である。2006年菊花賞優勝馬。馬名の由来は小説家・村上春樹の第1作目の長編小説『風の歌を聴け』から。

デビュー前[編集]

クラブ法人「社台サラブレッドクラブ」が、一口馬主を募集した価格は2200万円(1口55万円×40口)。

競走馬時代[編集]

第67回菊花賞

2006年1月29日京都競馬ダート1800メートルの新馬戦でデビュー。鞍上に武豊を迎え単勝1番人気に推されるも、2着に敗れる。その後勝ち切れないレースが続くが、5戦目の未勝利戦、4戦目から手綱を取った武幸四郎を鞍上に初勝利を挙げた。

初勝利のあと、初の芝レースで2着と好走し芝への適性を示し、次の夏木立賞で2勝目を挙げると、続く初重賞挑戦となったラジオNIKKEI賞 (GIII) では2着に入った。秋はダービーグランプリにも選出されたが、結局神戸新聞杯から始動、ドリームパスポートメイショウサムソンに次ぐ3着に入り菊花賞への優先出走権を獲得する。

菊花賞では後方待機策から直線で一気に差し切り、重賞初制覇をGI勝利で飾った。このときのタイム3分2秒7は、京都競馬場芝3000メートルのコースレコードを0秒1、菊花賞レースレコードの3分3秒2(1998年セイウンスカイ)を0秒5更新するものであった。2002年に亡くなった父のエルコンドルパサーはこの馬の世代が最後の世代であるため、最後のクラシック制覇のチャンスで初のGI産駒が誕生したことになる。

菊花賞後は香港ヴァーズに出走し、遠征などで体調があまりよくなかったものの4着に入った。レース翌日に右前肢の腱を負傷したと香港ジョッキークラブから発表されていたが、帰国後の12月22日に着地検査先でのエコー検査の結果、右前浅屈腱炎であったことが判明し、北海道に放牧に出されて休養。そのまま引退し種牡馬入りすることが決まった。

競走成績[編集]

年月日 競馬場 競走名 人気 倍率 着順 距離 タイム 3F 騎手 勝ち馬 / (2着馬)
2006. 1. 29 京都 3歳新馬 1人 2.0 2着 ダ1800m(良) 1:54.5 (37.1) 武豊 シロキタベガ
2. 18 京都 3歳未勝利 1人 1.2 3着 ダ1800m(稍) 1:54.3 (38.1) 武豊 メイショウシフト
3. 12 阪神 3歳未勝利 1人 2.1 3着 ダ1800m(重) 1:56.4 (38.3) 武豊 パーフェクトラン
3. 26 阪神 3歳未勝利 1人 1.5 2着 ダ1400m(良) 1:27.0 (38.3) 武幸四郎 サミーデザート
4. 9 中山 3歳未勝利 1人 1.5 1着 ダ1800m(良) 1:57.7 (40.8) 武幸四郎 (ハタノスティング)
4. 29 京都 3歳500万下 5人 14.0 2着 芝1800m(良) 1:48.0 (33.8) 武幸四郎 ソリッドプラチナム
5. 13 東京 夏木立賞 2人 6.2 1着 芝2000m(良) 2:01.7 (34.7) 北村宏司 (サクラマジェスティ)
7. 2 福島 ラジオNIKKEI賞 GIII 2人 5.5 2着 芝1800m(重) 1:50.8 (37.3) 田中勝春 タマモサポート
9. 24 中京 神戸新聞杯 GII 6人 42.3 3着 芝2000m(良) 1:58.2 (35.4) 武幸四郎 ドリームパスポート
10. 22 京都 菊花賞 GI 8人 44.2 1着 芝3000m(良) R3:02.7 (33.5) 武幸四郎 (ドリームパスポート)
12. 10 沙田 香港ヴァーズ GI 2人 4着 芝2400m(良) 2:27.3 武幸四郎 Collier Hill
  • タイム欄のRはレコード勝ちを示す。

種牡馬時代[編集]

2007年、当初社台スタリオンステーション荻伏で種牡馬となったが、種付け希望が多く社台スタリオンステーションに移動となった。その後7月13日には優駿スタリオンステーションへ移動した。初年度産駒の初勝利は中央競馬では2010年6月20日にコットンフィールド(メイクデビュー福島)が、地方競馬では2010年5月26日にモルフェソングエル(ホッカイドウ競馬のルーキーチャレンジ)が挙げている。

2014年シーズンをもって種牡馬生活を引退。功労馬として余生を送る[3]

2018年アイファーソングが後継種牡馬となる。

代表産駒[編集]

ブルードメアサイアーとしての重賞勝利産駒[編集]

血統表[編集]

ソングオブウインド血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ミスタープロスペクター系
[§ 2]

* エルコンドルパサー
1995 黒鹿毛
父の父
Kingmambo
1990 鹿毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble
父の母
* サドラーズギャル
Saddlers Gal
1989 鹿毛
Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
Glenveagh Seattle Slew
Lisadell

メモリアルサマー
1998 青毛
* サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
母の母
サマーワイン
1990 黒鹿毛
* トニービン
Tony Bin
カンパラ
Severn Bridge
シヤダイマイン * ヒッティングアウェー
* ファンシミン FNo.9-f
母系(F-No.) 9号族(FN:9-f) [§ 3]
5代内の近親交配 Special、Lisadell 12.50% 5×5×4、Northern Dancer 9.38% 5×4 [§ 4]
出典
  1. ^ JBISサーチ ソングオブウインド 5代血統表2017年9月1日閲覧。
  2. ^ netkeiba.com ソングオブウインド 5代血統表2017年9月1日閲覧。
  3. ^ JBISサーチ ソングオブウインド 5代血統表2017年9月1日閲覧。
  4. ^ netkeiba.com ソングオブウインド 5代血統表2017年9月1日閲覧。

4代母のファンシミンを始祖とする牝系からはアドマイヤマックスラインクラフトローゼンカバリーなど活躍馬多数。スターロツチ系やスカーレットインク系、シラオキ系などと並ぶ日本国内有数の名牝系出身である。

脚注[編集]

  1. ^ SONG OF WIND (H623) - Racing Information” (英語). 香港賽馬會(The Hong Kong Jockey Club). 2016年2月24日閲覧。
  2. ^ 風之歌 (H623) - 馬匹資料 - 賽馬資訊” (中国語). 香港賽馬會(The Hong Kong Jockey Club). 2016年2月24日閲覧。
  3. ^ マーベラスサンデーらが種牡馬引退 - netkeiba.com、2014年12月26日閲覧
  4. ^ サンデンバロン”. JBISサーチ. 2018年1月4日閲覧。