タッチでGo!新幹線

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タッチでGo!新幹線(タッチでゴーしんかんせん)は、Suicaをはじめとした交通系ICカード全国相互利用サービス対応のIC乗車カードを使用して、東日本旅客鉄道(JR東日本)管内の新幹線路線の一部区間の自由席に乗車できるサービスの名称である。2018年4月1日サービス開始。

概要[編集]

交通系ICカード全国相互利用サービス対応のIC乗車カードKitacaSuicaTOICAICOCASUGOCAPASMOmanacaPiTaPaはやかけんnimoca)またはモバイルSuicaやSuica機能付きの地域連携ICカード(totraなど)を利用し、下記のJR東日本管内の新幹線路線の区間を自由席に限り[1]そのまま利用できる。本サービス専用料金(2020年3月13日までは、おおむね所定運賃+通常期自由席特急料金(盛岡以北は特定特急料金)の合計から10 - 12%程度割引)が適用され、対象カード等のSF残額から引き去られる。ただし、JR東日本の券売機で対象カード等のサービス初回登録が必要である。

利用期間の制限は特になく通年利用可能。登録料、年会費などは無料。

対象カードのサービス初回登録に対応する券売機は、JR東日本の首都圏・仙台・新潟エリア内の駅および新幹線停車駅にある、自動券売機・チャージ専用機・多機能券売機である。モバイルSuicaの場合はアプリからも利用開始登録が可能である。なおモバイルSuica、Apple Pay適用Suicaを利用し駅で利用開始登録をする場合、およびモバイルPASMOでの利用開始登録をする場合はチャージ専用機のみ取扱可能である。入場の際は隣の新幹線駅の(運賃+特急料金の合算額)初乗り以上の残額が無いと入場できない。

小児用Suicaにも適用可能(本サービスのこども用専用料金が適用される)[1]

対象区間・路線[編集]

ただし、以下のケースでは利用できない。

  • 大宮駅で東北新幹線小山駅以遠(仙台駅方面)と上越・北陸各新幹線相互間を乗り継ぐ場合
  • 高崎駅から上越新幹線上毛高原駅以遠(新潟駅方面)と北陸新幹線相互間を乗り継ぐ場合
  • 福島駅で東北新幹線の白石蔵王駅以遠(仙台駅方面)と山形新幹線相互間を乗り継ぐ場合
  • 越後湯沢駅で上越新幹線の浦佐駅以遠(新潟駅方面)とガーラ湯沢支線相互間を乗り継ぐ場合
  • 盛岡駅をまたがっての利用(利用する新幹線の方面に関係なく盛岡駅をまたがった利用自体が不可)
    • 上記のようなケースでは、乗換駅等の新幹線改札で一旦出場し再入場が必要となり、料金も区間分割される。(例:本サービスを利用して小山 - 大宮 - 熊谷間の直接乗継や、一ノ関 - 盛岡 - 新青森間の乗車の場合は利用できない)

注意事項[編集]

前述のとおり、前記の5路線のいずれかの区間内において利用可能。経路上、上り方向へと乗車した後に高崎駅、大宮駅、福島駅、越後湯沢駅で他の路線の下り方向に乗り換えての利用はできない。なお、この条件を満たした上で、区間内で自由席のある列車であれば、別列車への乗換に特に制限はない(ただし上下方向を折り返すと重複となり、規約上は別料金が発生する)。

対象区間内の駅において、新在乗換改札口で新幹線区間に、本サービス登録済みカードとは別に新幹線区間の切符を適用する場合には、切符を先に投入する必要がある。先に本サービス登録済みカードをタッチすると、本サービスを利用するものとして取り扱われるため、当該切符を利用した乗車ができなくなる[1]

前述の各路線対象区間外との間で乗り越しての利用はできない(別途、本来の乗車券+特急券などが必要)。

乗車券(運賃部分)を本サービス登録カードから引き去り、他の新幹線特急券切符と組合わせて利用する事はできない。(在来線の場合と同様)

また本サービスを利用したうえで指定席を利用することはできない(別途、本来の乗車券+指定席特急券などが必要)。全車指定席の列車については、以下のような対応となる。

  • かがやき」には乗車できない。
  • はやぶさ」・「はやて」については盛岡 - 新青森間の相互間のみを利用する場合と、仙台 - 盛岡間の途中駅に1駅以上停車する列車に乗車する場合で仙台 - 盛岡間の相互間のみを利用する場合に車内の空席に着席する場合は利用が可能である。
  • こまち」については盛岡 - 秋田間の相互間を利用する場合に車内の空席に着席する場合利用が可能である。

在来線管内の場合と異なり、JR東日本管内であっても、新幹線入出場時にはSuicaオートチャージ機能は働かない。

Suica仙台エリア内の区間であっても、仙台市交通局icscaでは本サービスの利用は不可。

本サービスを利用して在来線と新幹線区間を乗継した場合、運賃部分が在来線区間と新幹線区間の間で通算されず、新幹線区間料金は、本サービス専用料金が適用され、また運賃部分の東京駅(上野駅含む)(以上の2駅のみ)から100km-200Kmで適用される山手線内発着、東京駅(上野駅)・仙台駅(該当駅はこの3駅のみ)[2]から200Km以上の「東京都区内」・「仙台市内」(該当エリアはこの2つのみ)の特定都区市内制度も適用されないため、在来線区間の経路によっては、通常の乗車券+自由席特急券を購入した方が安くなる場合もある。

Suica定期券搭載のSuicaを利用して本サービスを利用して在来線と新幹線区間を乗継した場合、さらに条件が複雑になる(基本的にSuica定期券の区間と重複する部分の新幹線区間については、本サービス専用料金は適用されず、当該区間のSuica定期券用特急料金が適用され、SF残額から引き去られる)。

Suica FREX定期券(FREXパル定期券含む)搭載のSuicaを利用して本サービスを利用した場合、新幹線区間については、FREX区間とそれ以外の区間に分割し、それ以外の区間に個別に本サービス専用料金を適用した場合の合計額と、全区間通しで本サービス専用料金を適用した場合の金額とのうち、安い方の金額で計算される。

JR東日本のサービスであるため、東京駅において東海旅客鉄道(JR東海)の施設(券売機や自動改札機、有人窓口など)を経由する場合は、本サービスは適用できない。

交通系ICカード全国相互利用サービス対象の10カード以外のIC乗車カードは利用できない(初回登録ができない)。

秋田新幹線/山形新幹線では、ローカル列車と改札が共用の駅があるが、普通列車で移動しても新幹線eチケット/タッチでGo新幹線ともICは新幹線利用とみなされた、運賃/料金が引き去りとなる(eチケットを使用した場合でも特急料金相当の払い戻しができない)。新幹線⇔普通列車と乗り換える際は一度改札を入りなおす必要がある(例:米沢駅新庄駅等)。

新幹線eチケットとIC利用が重複する場合は、eチケットの該当予約がある場合はeチケットが優先され、eチケットの予約情報が無い場合はタッチでGo!新幹線利用として扱われる(eチケット>タッチでGo!新幹線)。新幹線改札内はeチケットと切り替えもできない。

その他[編集]

2時間以上の遅延があった場合、本サービス専用料金の運賃相当額(別途規定)だけをSF残額から引き去る扱いとなり、特急料金相当額は引き去られないため、払い戻しの手間がかからない。

2020年3月14日以降、モバイルSuica特急券の後継サービスである「新幹線eチケット」でも、ICカードを利用した自由席の利用が可能であるが、こちらはJR東日本が運行する新幹線全路線(北陸新幹線、北海道新幹線含む)で利用ができる一方で、自由席でも事前にえきねっとで予約が必要、料金は登録したクレジットカードからの引き落としなど、サービス内容が異なる。

料金[編集]

サービス開始時から2020年3月13日までは、紙の乗車券(運賃+自由席特急料金)利用時より安価なキャンペーン料金を適用。同年3月14日以降は同額となり、利用額に応じたJRE POINT付与。

脚注[編集]

  1. ^ a b c よくあるご質問 タッチでGo!新幹線 東日本旅客鉄道
  2. ^ 他に政令指定都市である「さいたま市」(大宮)、「新潟市」(新潟)は制度が無い。

関連項目[編集]