タモツ・シブタニ

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タモツ・シブタニ(Tamotsu Shibutani, 1920年 - 2004年)は、アメリカ合衆国社会学者社会心理学者。主として、シンボリック相互作用論準拠集団論、集合行動論、民族問題の分野で功績を残した。

経歴[編集]

日系アメリカ人2世としてカリフォルニア州ストックトンに生まれた。カリフォルニア大学バークレー校を経て、シカゴ大学大学院で、ブルーマー[要曖昧さ回避](Blumer, H.G.)、ヒューズ(Hughes, E.C.)、ワース(Wirth, L.)等に学ぶ。1948年同大より博士号を取得。シカゴ大学、カリフォルニア大学バークレー校、カリフォルニア大学サンタバーバラ校などを歴任[1]1986年に、シンボリック相互作用論学会(Society for the Study of Symbolic Interaction)よりミード[要曖昧さ回避]賞(George Herbert Mead Award)を授与されている[2]。いわゆる「社会学のシカゴ学派」の第4世代、「シカゴ学派シンボリック相互作用論」の第2世代に位置し、その研究領域は、シンボリック相互作用論、準拠集団論、集合行動論、民族問題など多岐にわたる[3]

論文[編集]

  • Reference Groups as Perspectives, The American Journal of Sociology, 60 (6), (1955)[4].
  • Society and Personality, (1961).
  • Ethnic Stratification, (1965).
  • Improvised News: A Sociological Study of Rumor, (1966).
  • The Derelicts of K Company, (1978).
  • Social Processes, (1986).

日本語訳著書[編集]

日本語文献[編集]

  • 船津衛、1976年『シンボリック相互作用論』恒星社厚生閣(第2章第2節)。
  • 片桐雅隆、1989年「社会的世界の社会学」片桐雅隆編『意味と日常世界』世界思想社。
  • 片桐雅隆、1995年「現代のシンボリック相互作用論者--シブタニ」船津衛・宝月誠編『シンボリック相互作用論の世界』恒星社厚生閣。
  • 薗田貴範、2003年「準拠集団とシンボリック相互作用論」2002年度・立命館大学大学院社会学研究科・修士学位論文。
  • 奥田真悟、2008年「相互作用論から大衆社会論への再接近--T.シブタニの準拠集団論--」2007年度・鹿児島大学大学院人文社会科学研究科・修士学位論文。

脚注[編集]

  1. ^ http://megalodon.jp/2012-0307-0957-15/universityofcalifornia.edu/senate/tamotsushibutani.html
  2. ^ http://megalodon.jp/2012-0307-0943-31/www.symbolicinteraction.org/awards
  3. ^ Cf. http://hdl.handle.net/10232/12977
  4. ^ この論文の改訂版に次のものがある。T. Shibutani, 1962, Reference Groups and Social Control, A. M. Rose (ed.), Human Behavior and Social Processes, Routledge & Kegan Paul.
  5. ^ http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024426945-00