ダイハツ・グランマックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動
Camera-photo Upload.svg 画像提供依頼
  1. 日本仕様のバンの画像
  2. 日本仕様のトラックの画像
の画像提供をお願いします。2020年9月

グランマックス(Gran Max)は、ダイハツ工業が製造・販売をしている小型商用車である。

概要[編集]

ダイハツ・グランマックス
S401RV/S402RV/S403V/S413V/
S401RP/S402RP/S403P/S413P
インドネシア仕様2008年販売型
PU(ピックアップ)
DaihatsuGranMaxDLiPU.jpg
インドネシア仕様2008年販売型
MB(ミニバス)
2015 Daihatsu Gran Max 1.3 D S401RV (20191219).jpg
製造国  インドネシア
販売期間 2007年-
(日本:2020年9月4日 - )
乗車定員 2-5名(日本仕様)
2-9名(インドネシア仕様)
ボディタイプ 2ドアトラック
5ドアバン
エンジン K3-DE型 1.3L 直列4気筒
(インドネシア仕様2008年販売型)
3SZ-VE型 1.5L 直列4気筒
(インドネシア仕様2008年販売型)
2NR-VE型 1.5L 直列4気筒
(インドネシア仕様2020年販売型および日本仕様車)
駆動方式 FR/4WD
変速機 5MT
4AT
サスペンション 前:マクファーソンストラット式
後:トレーリング式
全長 4,065mm(カーゴ)
4,295mm(トラック)
全幅 1,665mm(カーゴ)
1,675mm(トラック)
全高 1,930mm(カーゴ)
1,920mm(トラック)
ホイールベース 2,650mm
車両重量 1,270 - 1,350 kg(カーゴ)
1,160 - 1,230 kg(トラック)
姉妹車 ダイハツ・ルクシオ
トヨタ・タウンエース
トヨタ・ライトエース
マツダ・ボンゴ
先代 ダイハツ・デルタ750
(日本)
ダイハツ・ゼブラ
(日本以外)
ダイハツ・ハイゼットグランカーゴ
(日本)
-自動車のスペック表-
テンプレートを表示

それまで販売されていたハイゼット(S82系) / ハイゼットグランカーゴ(S221系)の実質的後継モデルであり、インドネシアの生産拠点であるアストラ・ダイハツ・モーターにて生産され、アストラ・インターナショナルを通じて販売されている。型式に関しては2008年販売型1.3LモデルがS401RP/401RV、2008年販売型1.5LモデルがS402RP/402RV、2020年販売型1.5モデルがS403P/403Vとなる。企画および開発はトヨタ自動車と共同で行われている。

セミキャブオーバースタイルとなったことで、クラストップのロングホイールベースを得た。サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアは5リンクリジッド(ただしトラックのみリーフリジッド)、ステアリングギアボックスはラック・アンド・ピニオンである。

エンジンは K3-DE型(1.3L DOHC)と、新開発(登場当時)の3SZ-VE型(1.5L DOHC VVT-i)で、雨季には日常的に道路冠水が起こる土地柄ゆえ、どちらも吸気口を高くし、水を吸い込みにくいレイアウトとなっている。駆動方式はFRである。5速MT、4速ATともにインパネシフトを採用する。

バン型の「MB(ミニバス)」には、9人乗りの貨客兼用とブラインドバン(1.3Lのみ)の2種類があり、クラス唯一の両側スライドドアとなっている。トラックの「PU(ピックアップ)」は3人乗りで、荷台は一方開き、三方開きともに高床フラットのみとなっている。

2009年平成21年)3月からグランマックスをベースにした8人乗りのミニバン、「ルクシオ」(LUXIO)がインドネシア国内で販売開始された。

日本への輸出[編集]

2008年平成20年)1月9日に日本国内にてフルモデルチェンジされた(発売は同年2月25日から)トヨタ・タウンエースライトエースは、このグランマックスを日本向けとしたモデルである。日本向けはバン、トラック共に3SZ-VE型1.5L DOHC VVT-i エンジンのみの設定で、駆動方式も当初は本国と同様のFRのみであったが、2010年7月にセンターデフ式(ロック機構付)のフルタイム4WD仕様が追加された。

バンのバックドアは、アジア市場では跳ね上げ用のガスストラットが不要な横開き式を採用する車種が多く、このグランマックスも右ヒンジとなっているが、日本市場への導入にあたり、使い勝手を考慮した跳ね上げ式に変更されている。これに伴い、ガスストラット、ドアキャッチ、ドアロック、鍵穴は新設されたが、これらはいずれも既存のアウターパネルを加工したものであるため、もともとアウタードアハンドルがあった場所には蓋がされ、その上に車名のロゴ[1]が付けられている。

日本国内においてはトヨタブランドのみで、ダイハツブランドでの販売は一切なかったが、2020年令和2年)6月22日にトヨタブランドのタウンエースのマイナーチェンジと同時に「グランマックス カーゴ」、「グランマックス トラック」として日本での販売を公式発表(9月4日発売)[2]。日本で発売するダイハツ車で初の海外生産(逆輸入販売)車種となり、ハイゼットグランカーゴの販売終了以来、約15年半ぶり(トラックは積系が異なるものであればデルタ以来約17年ぶり、積系が同クラスのものであればデルタ750以来38年ぶり)に日本でのダイハツブランドの小型商用車の取扱が再開された。日本仕様ではエンジンに2020年販売型インドネシア仕様と同様、2NR-VE型Dual DVVTエンジンが搭載され、アイドリングストップ機能も搭載。2代目タフトと同じステレオカメラ方式を採用した予防安全機能「スマートアシスト」をはじめ、VSC&TRCLEDヘッドランプ、LEDテールランプ、エマージェンシーストップランプなどの安全機能も装備。グレードはカーゴ・トラック共に上級仕様の「GL」のみ(トラック「GL」はタウンエーストラック「DX"Xエディション"」相当)のモノグレード体系となり、タウンエースに設定されている「DX」に相当するグレードは未設定となる。

尚、東京都以外の地域での全車種併売化や「タウンエース」のマイナーチェンジにより「ライトエース」は2020年6月をもって販売を終了し、「タウンエース」へ一本化された。

2020年7月17日には5代目ボンゴとしてマツダへもOEM供給を開始することを発表。グランマックスやタウンエースよりも1週間遅い9月11日に発売された。5代目ボンゴでは、タウンエースに設定されている「DX」に相当するグレードは「STD」として設定される。

名前の由来[編集]

壮大を意味する「Grand」と最大を意味する「Maximum」を組み合わせた造語。顧客に最大のベネフィットをもたらす大容量のクルマという意味をこめている。

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. ^ Gran MaxTOWN ACELITE ACEBONGO
  2. ^ “新型小型商用車「グランマックス カーゴ」「グランマックス トラック」を発売” (PDF) (プレスリリース), ダイハツ工業株式会社, (2020年6月22日), https://www.daihatsu.com/jp/news/2020/20200622-1.pdf 2020年6月22日閲覧。