ダストボックス2.5

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ダストボックス2.5
ジャンル 青年漫画
4コマ漫画
漫画
作者 高津カリノ
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 ヤングガンガン
レーベル ヤングガンガンコミックス
発表号 2016年2号 -
発表期間 2015年12月29日 -
巻数 既刊3巻(2018年10月25日現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

ダストボックス2.5』は、高津カリノによる日本青年漫画。『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)にて、2016年2号から連載中。声優事務所『ダストボックス』を舞台に、演技の実力はあるが個性の強すぎる声優たちの日常を描く。

登場人物[編集]

登場人物の名前には規則があり、ダストボックスの中の人はタロットの大アルカナを基に、漫画家は小アルカナのスートを基にしている。

神 静真(じん しずま)
ダストボックス所属の新人男性声優。19歳。
幼少期に叔母に言われた言葉がきっかけで人に迷惑をかけることを極端に嫌うようになり、人に迷惑をかけたくない(というより人と関わりたくない)一心で高校卒業後はしばらく引きこもっていた。アニメや声優業界には詳しくないが、劇団に所属していた経験があり声がよく通り、演技力もそこそこある。
困った状況になると解決策をネットから得ようとする癖がある。基本的には常識人だが、星人を制止するために当て身(暴力)をするなど少しずれている。
両親と姉(凪沙)がいる。叔母は漫画家の橘杯音。
大アルカナの「神」
小川 日歌里(おがわ ひかり)
ダストボックス所属の新人女性声優。19歳。
顔立ちは整っているがしかめっ面で怖い。巨乳。静真とは高校の同窓で、在学中から静真の声のファンだったが、当時静真からは認識されていなかった。
基本的に常識人だが、静真の声が好きすぎて変態的な言動を見せることが多々ある。同じ事務所に所属している人気声優の星人は実兄だが、その奇行には頭を悩ませており、一時は兄妹であることを周囲に隠していた。くせ毛だがストレートパーマをあてており、くせ毛に戻すと星人そっくりになる。
また、実力重視のダストボックスの中では演技力はやや劣っているが、幼少期から星人の声を聞いていて耳が肥えていることなどから、成長性を期待されて採用された経緯がある。
大アルカナの「太陽」
芥田 衛(あくた まもる)
ダストボックス社長。
声優採用の方針は演技力重視としており、人間性は二の次にしてしまったため、変人ばかりが集まる事務所となってしまった。
元声優で橘杯音原作のアニメに出演していたが、あまりに下手過ぎてアニメが大失敗してしまったことが今でも心の傷になっており、現在の演技力重視の事務所を設立するきっかけになった。さらに橘杯音には罪悪感を抱いており、彼女にそのときのことを吹っ切って欲しいと願っている一方で、当時中学生だった彼女に執着しており、彼女の容姿が当時から変わっていないことから、ロリコン疑惑を持たれている。
大手声優事務所のスターツリーからみことを連れて独立し、ダストボックスを設立した。お菓子屋巡りが趣味。
大アルカナの「悪魔」
小川 星人(おがわ せいと)
ダストボックス所属の男性声優。日歌里の兄。
明るく素直な性格だが天然で、遅刻や忘れ物が多く、周囲を巻き込んだり迷惑をかけることはしょっちゅうである。巷では小川星人(せいじん)・宇宙人などと呼ばれる。
人気声優で実力もある。天才肌で、感覚で仕事をこなしている。
大アルカナの「星」
輪島 みこと(わじま みこと)
ダストボックス所属の女性声優。
本人曰くキャラクターの霊を憑依させて演技するイタコ系で、占いなどに傾倒している。普段はクールだがメンタルが異常に弱く、不測の事態が起こる(持っている水晶玉を割ったりなくしたりなど)と、泣き出したり情緒不安定になる。
デビュー当時はアイドル売りされていたこともある。スターツリーから芥田と一緒に独立した。
大アルカナの「輪」
早乙女 教一(さおとめ きょういち)
ダストボックス所属の男性声優。
仕事のために女性の気持ちを理解しようと取り組みすぎたため、女口調で話すようになったが、オカマではないので男口調で話すこともある。
仕事に関してはややドライな考えの持ち主で、お金に関する話をよくする。
大アルカナの「女教皇」
吊橋 勇羽(つりばし ゆう)
ダストボックス所属の女性声優。20歳。弟が3人いる。
アイドル声優として活躍しており容姿がよく実力もあるが、自由すぎる思考の持ち主で変人扱いされている。彼女のファンクラブ会員はそんな彼女を暖かく見守っており、会員はみんな人格者でマナーが良いと評判である。自身もファンは大切にしており、会員ひとりひとりの会員ナンバーを覚えていたり、その動向を気にかけている。
早乙女に恋をしているが、彼からは迷惑がられており共演NGとなっている。
性格のためか友達がいなかったが、元々彼女のファンだった日歌里と友達になり、以降はラジオで共演するなど交流を深めている。
貧乳であることを気にしている。
大アルカナの「吊るされた男」
皆瀬 カイ(みなせ カイ)
ダストボックス所属の子役声優。小学生の男の子。
素直でいい子だが、年上の女性が好きで真剣に結婚相手を探していたり、ダストボックスの変人たちを前にしても動じないなど、妙に大人びたところがある。
父親が漫画家で、作品がアニメ化した際には日歌里が主役に抜擢された。父親と2人暮らし。
大アルカナの「世界」
梅木 智章(うめき ともあき)
別事務所のスターツリー所属の男性声優。
常識人で気の利く人物だが、それ故にダストボックスの変人たちに振り回されてその世話に追われており、「業界の介護人」の異名を持つ。
みこととは両想いの関係にあり告白したこともあるが、彼女には占いで相性が悪いからという理由で断られている。それでも一途に彼女を想い続けており、なんだかんだでいい雰囲気になることもある。
芥田社長は梅木も引き抜こうとしたがスターツリーの社長に断られた。といういきさつは知らず、芥田と輪島の仲を邪推したこともある。
大峰 朋波(おおみね ほなみ)
ダストボックスにマネージャーとして採用された。行方不明になっている兄夫婦の娘2人を養っている。
大アルカナの「月」
橘 杯音(たちばな はいね)
漫画家。静真の叔母。26歳。
成人しているが、小柄で幼く見える。姪(静真の姉)の趣味でゴスロリ系ファッションをよく着ている。
小学生で漫画家デビューし、中学時代に自身の漫画がアニメ化したが、主役声優であった芥田の演技が下手過ぎて(それだけでなく根本から原作レイプを通り越して大虐殺レベルの内容の酷さだったこともあって)大失敗してしまい、当時声優を夢見ていた幼少期の静真に痛烈な言葉を浴びせてしまった。以降は一念発起して人気作家となるが、当時の経験から性格はひねくれてしまっている。アニメの件はずっと引きずっているようで、これ以上人の目に触れないようにするためにそのDVDをすべて買い集めようとしている。
小アルカナの「聖杯」
円 辰巳(まどか たつみ)
女性漫画家で、元キャバクラ勤務。本名は辰巳 円香(たつみ まどか)。
アニメ化された人気作の『月白の屍術師』を雑誌で連載している。アニメの収録現場には毎回のように顔を出す。
同じ雑誌で連載する橘杯音を「パイセン」と読んで慕っている。
小アルカナの「貨幣」

書誌情報[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ ダストボックス2.5 1”. スクウェア・エニックス. 2018年10月25日閲覧。
  2. ^ ダストボックス2.5 2”. スクウェア・エニックス. 2018年10月25日閲覧。
  3. ^ ダストボックス2.5 3”. スクウェア・エニックス. 2018年10月25日閲覧。