ダニエル太郎

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ダニエル太郎
Taro Daniel
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ダニエル太郎
基本情報
フルネーム Taro Charles Daniel
国籍 日本の旗 日本
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニューヨーク
居住地 日本の旗 日本東京都
生年月日 (1993-01-27) 1993年1月27日(26歳)
身長 190cm
体重 76kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2010年
ツアー通算 1勝
シングルス 1勝
ダブルス 0勝
生涯獲得賞金 1,728,427 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 2回戦(2019)
全仏 2回戦(2016・17)
全英 1回戦(2016-18)
全米 2回戦(2017)
4大大会最高成績・ダブルス
全英 1回戦(2018)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 64位(2018年8月27日)
ダブルス 351位(2019年5月27日)
2019年8月27日現在
テンプレート  プロジェクト テニス

ダニエル 太郎(ダニエル たろう、1993年1月27日 - )は、日本の男子プロテニス選手。アメリカ合衆国ニューヨーク出身。ATPツアーでシングルス1勝を挙げている。ランキング自己最高位はシングルス64位、ダブルス351位。身長190cm。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。エイブル所属。

日本男子史上4人目のATPツアーシングルス優勝者。

来歴[編集]

ジュニア時代[編集]

5歳でテニスを始める。父はアメリカ人で母は日本人である。14歳の時に名古屋市からスペインに移住し、ダビド・フェレールが所属するバレンシアのアカデミーで練習をしている。[1]。2010年にプロに転向。

2010年-2013年[編集]

2012年6月、スペインF15フューチャーズ優勝。7月、スペインF20フューチャーズ優勝。2013年5月、スペインF14フューチャーズ優勝。10月、ポルトガルF9フューチャーズ優勝。

2014年[編集]

全豪オープン4大大会の予選に初挑戦した。2試合を勝ち予選決勝に進出したが、トマス・ベルッシに5-7, 2-6で敗れた[2]。2月のチリ・オープンでは予選を勝ち上がり、ATPツアー大会に初めて出場を果たすと、1回戦では全豪予選で敗れたトマス・ベルッシを6-3, 6-3で、2回戦ではフェデリコ・デルボニスを1-6, 7-6(5), 7-6(7)で破りベスト8に進出した。準々決勝ではニコラス・アルマグロに2-6, 5-7で敗れた[3]

4月のデビスカップワールドグループ準々決勝チェコ戦で日本代表入りを果たした。第2試合でルカシュ・ロソルと対戦し、4-6, 4-6, 6-3, 6-4, 6-2のフルセットで敗れ、日本代表も0-5で敗れた。

全仏オープンでは予選1回戦でマキシモ・ゴンサレスに敗退、ウィンブルドンでも予選1回戦でライアン・ハリソンに敗退したが、全米オープンでは予選でアレックス・クズネツォフ、トニ・アンドロイッチ、ピーター・ポランスキーにそれぞれ勝利し、初の四大大会本戦出場を果たした。本戦1回戦では第5シードのミロシュ・ラオニッチと対戦し、3-6, 2-6, 6-7(1)で破れた。

2015年 トップ100入り[編集]

4月、ヴェルチェッリ・チャレンジャー決勝にてフィリッポ・ボランドリに6-3, 1-6, 6-4で勝利しATPチャレンジャーツアー初優勝。5月、全仏オープン予選を突破し、同大会自身初・グランドスラム2度目の本戦出場を果たした。第32シードのフェルナンド・ベルダスコと対戦し、3-6, 4-6, 2-6で敗れた。

9月、デビスカップワールドグループ・プレーオフのコロンビア戦では日本代表の2番手として出場。初戦のサンティアゴ・ヒラルド戦ではフルセットに持ち込むも4-6, 3-6, 6-3, 6-1, 4-6で敗れた。その後2勝2敗で迎えた第5戦ではアレハンドロ・ファジャに7-6(3), 6-3, 6-2で勝利し、日本のワールドグループ残留を決めた[4]。10月、バレンシア・オープンに参加して今季4度目の予選突破。本戦の1回戦ではミハル・プシシェズニと対戦、4-6, 7-6, 6-3で勝利し今シーズン初のATPワールドツアーでの本戦勝利を飾る。

11月、日本のチャレンジャー大会に出場し2大会連続の決勝進出。兵庫ノアチャレンジャー大会では、ジョン・ミルマンに1-6, 3-6で敗れ準優勝に終わるも、翌週の慶應チャレンジャー国際テニストーナメントでは、決勝で添田豪を4-6, 6-3, 6-3で破りチャレンジャーツアー3勝目を挙げる。翌週のランキングでは自己最高位となる93位を記録し、キャリア初のATPランキングトップ100入りを果たした[5]

2016年 リオ五輪ベスト16[編集]

年初のチェンナイ・オープンでは1回戦で第5シードのギジェルモ・ガルシア=ロペスから第1セットを取るも6-4, 5-7, 2-6で逆転負けした。全豪オープンでは初めて本戦出場。1回戦でルカシュ・ロソルに6-7(2), 5-7, 7-5, 7-6(5), 1-6のフルセットで敗れた。2月、南フランス・オープンデニス・イストミンを破り、今季初勝利を飾る。その後リオ・オープンブラジル・オープンでは初戦敗退を喫する。3月、デビスカップ1回戦イギリス戦では第1試合で世界ランク2位のアンディ・マリーと対戦し1-6, 3-6, 1-6敗れた。その後のチャレンジャー2大会は初戦で敗れた。

4月、モンテカルロ・マスターズで、予選を通過し、マスターズ1000本戦初出場を果たすと、1回戦でアドリアン・マナリノを6-3, 6-4で破り、マスターズ初勝利を挙げた。2回戦では第12シードのドミニク・ティームと対戦し、第1セットを獲るも、6-4, 2-6, 0-6で敗れた。大会後の世界ランキングで自己最高の85位となった。

5月、全仏オープンでは1回戦でマルティン・クリザンに3-6, 4-6, 7-5, 6-4, 3-0とし、第4ゲーム途中でクリザンが棄権し、グランドスラム初勝利を挙げた。2回戦では前回優勝のスタン・ワウリンカと対戦し、7-6(7), 6-3, 6-4で敗れるも、ブレークポイントを13本セーブするなど、喰らいついた。ウィンブルドン選手権では1回戦でフアン・モナコに敗れた。

8月、リオ五輪出場の基準となる6月6日のランキングは108位で、上位56人には入れなかったが、その後辞退者が相次いだ為ITF推薦枠で出場を果たす。シングルス1回戦で第14シードのジャック・ソックに6-4, 6-4で勝利。2回戦でもカイル・エドマンドに6-4, 7-5で勝利。3回戦でフアン・マルティン・デル・ポトロに7-6(4), 1-6, 2-6で敗れた。

デビスカップワールドグループ・プレーオフのウクライナ戦では第1試合でセルジー・スタホフスキーに7-6(4), 7-6(1), 6-1で勝利した。第4試合も勝利をあげ、日本は5-0で勝利し、ワールドグループ残留を果たした。

2017年[編集]

3月、ATPチャレンジャーのコパ・シティ・ティグレではレオナルド・マイエルに5-7, 6-3, 6-4で勝利して今季初優勝を果たした。全米オープンは1回戦で地元アメリカのトミー・ポールに逆転勝ちし全米初勝利を挙げる。2回戦で第1シードのラファエル・ナダルに敗れるも第1セットを奪う健闘を見せた[6]

9月には、拠点をこれまでのスペインバレンシアから日本へと移した。

2018年 ジョコビッチに勝利、ツアー初優勝[編集]

BNPパリバ・オープンでは予選と本戦1回戦を突破し、2回戦に進出。第10シードで元世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチを7-6(3), 4-6, 6-1で破る金星を挙げ、マスターズ1000で初の3回戦進出。5月のイスタンブール・オープンでは1回戦でマッテオ・ベレッティーニ、2回戦で第4シードのアルヤズ・ベデネ、準々決勝でロヘリオ・ドゥトラ・シルバ、準決勝でジェレミー・シャルディーに勝利し、ATPツアーで初の決勝進出を果たす。決勝で同じくツアー初優勝が懸かったマレク・ジャジリに7-6(4), 6-4で勝利し、ツアー初優勝を果たした[7]

ATPツアー決勝進出結果[編集]

シングルス: 1回 (1勝0敗)[編集]

大会グレード
グランドスラム (0-0)
ATPワールドツアー・ファイナル (0-0)
ATPワールドツアー・マスターズ1000 (0-0)
ATPワールドツアー・500シリーズ (0-0)
ATPワールドツアー・250シリーズ (1–0)
サーフェス別タイトル
ハード (0–0)
クレー (1-0)
芝 (0-0)
カーペット (0-0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 1. 2018年5月6日 トルコの旗 イスタンブール クレー チュニジアの旗 マレク・ジャジリ 7-6(7-4), 6-4

チャレンジャー・フューチャーズタイトル[編集]

フューチャーズ(4)
チャレンジャー(5)

シングルス[編集]

No. 年月日 大会 サーフェス 対戦相手 試合結果
1. 2012年6月6日 スペインの旗 スペインF15フューチャーズ クレー Marc GINER 6-3, 6-4
2. 2012年7月23日 スペインの旗 スペインF20フューチャーズ クレー Alexander, Lobkov 7-5, 7-5
3. 2013年5月19日 スペインの旗 スペインF14フューチャーズ クレー Steven DIEZ 6-3, 6-2
4. 2013年10月13日 ポルトガルの旗 ポルトガルF9フューチャーズ クレー Ricardo Ojeda Lara 6-0, 6-3
1. 2015年4月26日 イタリアの旗 ヴェルチェッリ・チャレンジャー クレー イタリアの旗 フィリッポ・ボランドリ 6-3, 1-6, 6-4
2. 2015年6月7日 ドイツの旗 フランケン・チャレンジャー クレー スペインの旗 アルベルト・モンタニェス 6-3, 6-0
3. 2015年11月22日 日本の旗 慶應チャレンジャー ハード 日本の旗 添田豪 4-6, 6-3, 6-3
4. 2016年8月21日 イタリアの旗 コルデノンス・チャレンジャー クレー スペインの旗 ダニエル・ヒメノ=トラベル 6-4, 6-3
5 2017年3月19日 アルゼンチンの旗 ブエノスアイレス・チャレンジャー ハード アルゼンチンの旗 レオナルド・マイエル 5-7, 6-3, 6-4

ダブルス[編集]

No. 年月日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 試合結果
1. 2013年2月16日 スペインの旗 スペインF2フューチャーズ クレー D・ソート ロペス=ジャン/J・マレス=ヴィドリ 4-6, 7-5

4大大会シングルス成績[編集]

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A WG Z# PO SF-B S G NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, SF-B=オリンピック銅メダル, S=オリンピック銀メダル, G=オリンピック金メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

大会 2014 2015 2016 2017 2018 2019 通算成績
全豪オープン Q3 Q1 1R Q2 1R 2R 1–3
全仏オープン Q1 1R 2R 2R Q2 1R 2–4
ウィンブルドン Q1 Q1 1R 1R 1R A 0–3
全米オープン 1R Q3 A 2R 1R Q1 1–3

デビスカップ[編集]

ステージ オーダー 対戦国 対戦相手  スコア
2014年 ワールドグループ・準々決勝 シングルス2  チェコ ルカシュ・ロソル 4-6, 4-6, 6-3, 6-4, 6-2
シングルス5 イジー・ベセリー 4-6, 4-6
2015年 ワールドグループ・プレーオフ シングルス1  コロンビア サンティアゴ・ヒラルド 4-6, 3-6, 6-3, 6-1, 4-6
シングルス5 アレハンドロ・ファジャ 7-6(7-3), 6-3, 6-2
2016年 ワールドグループ・1回戦 シングルス1  イギリス アンディ・マリー 1-6, 3-6, 1-6
ワールドグループ・プレーオフ シングルス1  ウクライナ セルジー・スタホフスキー 7-6(7-4), 7-6(7-1), 6-1
シングルス4 (デッドラバー) アルテム・スミルノフ 3-6, 7-5, 6-1
2017年 ワールドグループ・1回戦 シングルス1  フランス リシャール・ガスケ 2-6, 3-6, 2-6
2018年 ワールドグループ・1回戦 シングルス1  イタリア ファビオ・フォニーニ 4-6, 6-3, 6-4, 3-6, 2-6
ワールドグループ・プレーオフ シングルス1  ボスニア・ヘルツェゴビナ トミスラフ・ブルキッチ 6-4, 6-2, 7-6(7-3)
2019年 予選ラウンド シングルス2  中国 張擇 7-6(7-3), 6-4
シングルス5 李哲 6-3, 6-7(4-7), 6-3

その他・エピソード[編集]

  • マルチリンガルで、一番得意なのはスペイン語。二番目が英語。三番目が日本語とのこと。ロシア語も勉強中で日常会話なら問題ない。デビスカップ2015初勝利時のインタビューも、堪能なスペイン語で地元TV局のインタビューに受け答えした[8]
  • チームメイトからは、親しみを込めて『太郎ちゃん』と呼ばれている。[9]

脚注[編集]