ダリウシュ・クーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダリウシュ・クーツ Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム ダリウシュ・スタニスワフ・クーツ
ラテン文字 Dariusz Stanisław Kuć
国籍 ポーランドの旗 ポーランド
競技 陸上競技 (短距離走)
種目 60m, 100m
生年月日 (1986-04-24) 1986年4月24日(32歳)
出身地 ポーランドの旗 マウォポルスカ県クラクフ
身長 178cm
体重 64kg
成績
オリンピック 100m 予選2組4着 (2012年)
4x100mR 予選2組5着 (2012年)
世界選手権 100m 準決勝2組8着 (2011年)
4x100mR 4位 (2011年)
地域大会決勝 ヨーロッパ選手権
100m 6位 (2006年)
4x100mR 2位 (2006年)
自己ベスト
50m 5秒80 (2011年)
60m 6秒56 (2014年)
100m 10秒15 (2011年)
200m 20秒59 (2012年)
20秒46w (2009年)
編集 テンプレートのヘルプを表示する

ダリウシュ・スタニスワフ・クーツDariusz Stanisław Kuć、より原語発音に近いカナ表記はダリユシュ・スタニスワフ・クチポーランド語発音: [ˈdarʲjuʃ staˈɲiswaf kut͡ɕ]1986年4月24日 ‐ )は、ポーランドクラクフ出身で短距離走が専門の陸上競技選手。100mの自己ベストはポーランド歴代2位タイの10秒15。2011年大邱世界選手権男子100mで準決勝に進出し、この種目では女子も含めポーランド人初のセミファイナリストになった選手である。

経歴[編集]

2011年6月12日、男子100mで10秒15(+1.2)をマークした。これはかつて10秒00の白人最高記録保持者だったマリアン・ヴォロニンに次いで、ピョトル・バルツェジャク英語版と並ぶポーランド歴代2位の記録である[1]

2011年8-9月、大邱世界選手権に出場すると、男子100mの予選を10秒36(-1.2)の組3着で突破し、この種目では1997年アテネ大会のPiotr Balcerzakが記録した2次予選2組4着を塗り替え、女子も含めポーランド勢初の準決勝に進出した。準決勝は10秒51(-1.0)の組8着に終わったが[2]、現在も世界選手権の100mにおけるポーランド勢唯一のセミファイナリストである(2015年北京大会終了時点)。2走を務めた男子4×100mリレー決勝では38秒50をマークしての4位入賞に貢献したが、3位のセントクリストファー・ネイビスとは0秒01差で惜しくもメダルを逃した[3]。この種目では女子も含めポーランド勢初となるメダルを逃したが、4位という成績は現在もこの種目におけるポーランド勢最高成績である(2015年北京大会終了時点)。

自己ベスト[編集]

記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風、-は向かい風を意味する。

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 10秒15 (+1.2) 2011年6月12日 ポーランドの旗 クラクフ ポーランド歴代2位タイ
200m 20秒59 (-0.1) 2012年6月17日 ポーランドの旗 ビェルスコ=ビャワ
20秒46w (+2.3) 2009年8月2日 ポーランドの旗 ブィドゴシュチュ 追い風参考記録
屋外
50m 5秒80 2011年2月19日 ポーランドの旗 スパワ
60m 6秒58 2014年3月7日 ポーランドの旗 ソポト
100m 10秒32 2014年2月15日 ノルウェーの旗 フローレ
200m 21秒11 2006年1月27日 ルクセンブルクの旗 ルクセンブルク

主要大会成績[編集]

備考欄の記録は当時のもの

大会 場所 種目 結果 記録 備考
2003 世界ユース選手権 カナダの旗 シェルブルック 100m 準決勝 11秒06 (-2.6)
メドレーR 2位 1分53秒08 (1走)
ヨーロッパジュニア選手権 (en フィンランドの旗 タンペレ 100m 予選 10秒80 (-0.6)
2004 世界ジュニア選手権 イタリアの旗 グロッセート 100m 予選 10秒83 (-0.2)
4x100mR 5位 40秒13 (2走
2005 ヨーロッパジュニア選手権 (en リトアニアの旗 カウナス 100m 6位 10秒84 (+0.1)
4x100mR 2位 40秒03 (2走)
2006 世界室内選手権 ロシアの旗 モスクワ 60m 準決勝 6秒64 自己ベスト
ヨーロッパ選手権 スウェーデンの旗 ヨーテボリ 100m 6位 10秒21 (+1.3)
4x100mR 2位 39秒05 (4走)
2007 ヨーロッパU23選手権 (en ハンガリーの旗 デブレツェン 100m 5位 10秒41 (+0.2)
200m 予選 DNF
4x100mR 決勝 DNF (4走)
世界選手権 日本の旗 大阪 100m 2次予選 10秒37 (+0.8)
4x100mR 決勝 DNF (4走)
2008 オリンピック 中華人民共和国の旗 北京 100m 2次予選 10秒46 (-0.1)
4x100mR 予選 DNF (4走)
2009 ヨーロッパ室内選手権 (en イタリアの旗 トリノ 60m 6位 6秒62
ユニバーシアード (en セルビアの旗 ベオグラード 100m 準決勝 10秒48 (+0.1)
4x100mR 2位 39秒33 (4走)
世界選手権 ドイツの旗 ベルリン 100m 2次予選 10秒38 (+0.1)
4x100mR 予選 DNS (2走)
2010 ヨーロッパ選手権 スペインの旗 バルセロナ 100m 準決勝 10秒65 (-0.1)
4x100mR 5位 38秒83 (1走)
2011 世界選手権 大韓民国の旗 大邱 100m 準決勝 10秒51 (-1.0)
4x100mR 4位 38秒50 (2走)
2012 ヨーロッパ選手権 フィンランドの旗 ヘルシンキ 100m 準決勝 10秒38 (+0.1)
4x100mR 予選 DNF (2走)
オリンピック イギリスの旗 ロンドン 100m 予選 10秒24 (+0.7)
4x100mR 予選 38秒31 (2走) ポーランド記録
2013 ユニバーシアード (en ロシアの旗 カザン 100m 1次予選 DNF
4x100mR 3位 39秒29 (2走)
2014 世界室内選手権 ポーランドの旗 ソポト 60m 準決勝 6秒60 予選6秒58:自己ベスト
世界リレー (en バハマの旗 ナッソー 4x100mR B決勝 39秒31 (2走) 予選38秒60
ヨーロッパ選手権 スイスの旗 チューリッヒ 4x100mR 6位 38秒85 (2走)
2015 世界リレー (en バハマの旗 ナッソー 4x100mR 予選 39秒48 (2走)
世界軍人体育大会 (en 大韓民国の旗 聞慶 100m 準決勝 10秒76 (-1.4)
4x100mR 優勝 39秒35 (4走)

脚注[編集]

  1. ^ Gania za kobietami, by pobić rekord Polski”. przegladsportowy (2011年6月15日). 2015年9月23日閲覧。
  2. ^ 第13回世界選手権男子100m準決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年3月21日閲覧。
  3. ^ 第13回世界選手権男子4×100mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年3月21日閲覧。