ダンディライアン (企業)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
有限会社ダンディライアン
Dandelion Ltd.
種類 有限会社
本社所在地 日本の旗 日本
662-0076
兵庫県西宮市松生町18-24-101
設立 1991年8月
法人番号 5140002058464
事業内容 レーシングカーの整備及び修理業務 他
代表者 代表取締役社長 村岡潔
資本金 300万円
従業員数 15名
外部リンク http://www.dandelion-racing.com
テンプレートを表示
DANDELION RACING
国籍 日本の旗 日本
本拠地 京都府亀岡市
創設者 村岡潔
チーム代表 村岡潔
活動期間 1989年 - 現在
カテゴリ FNSF
全日本F3
JTCC
チームズ
タイトル
FN 1 (2012)
ドライバーズ
タイトル
FN 1 (2004)
公式サイト DOCOMO TEAM DANDELION
2019年のスーパーフォーミュラ
エントリー名 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
レーサー 1. 日本の旗 山本尚貴
5. 日本の旗 福住仁嶺
マシン 1. SF19ホンダ
5. SF19・ホンダ
タイヤ 横浜ゴム
テンプレートを表示

有限会社ダンディライアン: Dandelion Ltd.)は、兵庫県西宮市に本社を置く日本企業。レーシングチーム「DANDELION RACING(ダンディライアン・レーシング)」の運営母体である。

概要[編集]

フナキレーシングでレーシングチームの基礎を学んだ村岡潔が、1989年11月に「DANDELION RACING PROJECT(ダンディライアン・レーシング・プロジェクト)」を発足。当初のスタッフは村岡の他にメカニックと経理が各1人の3人のみで、他チームのメカニックやマネージャーを請負いながらも、広告イベントの代理店の外注の仕事などで生計を立てている状態であった。1991年8月に有限会社ダンディライアンに法人改組。

1993年NTTのイベントの仕事で出来た人脈をつてに、飛び込み営業でNTT移動通信網(現・NTTドコモ)と小額ながらスポンサー契約を結ぶ。これをきっかけに独自チームで全日本F3選手権に参戦を開始し、翌1994年まで参戦したが目立った成績は残せなかった。なお、1993年から始まったNTTドコモとの関係は、現在も継続している。

1995年からは唯一のプライベートチームとして全日本ツーリングカー選手権(JTCC)に参戦。しかし、ワークス・チームサテライトチームばかりの状況で成績を残すことが出来ず、シリーズが消滅する1998年まで厳しい4年間を過ごすこととなった。

JTCCの消滅と共に翌1999年から念願であったフォーミュラ・ニッポンに参戦を果たすも、暫くは結果を出すことができなかった。2001年にはF1ザウバーチームと、エンジンシャーシなどの技術的なサポートと人材派遣を受ける提携を結び、世界進出の足掛かりとなる可能性のある提携(提携は数年継続した)と発表された。参戦4年目の2002年、途中加入したリチャード・ライアンにより初ポイント(2位)を獲得。以降はコンスタントにポイントを獲得できるチームとなった。

2004年にはライアンがドライバーチャンピオン、2012年にはチームチャンピオンを獲得している。

参戦歴[編集]

全日本F3選手権[編集]

#51 大宮嘉信 (0pt)
  • 1994年 AAN・mova ダラーラ F393・無限MF204
#9 ベン・カー (0pt)⇒山本将之 (0pt)

全日本ツーリングカー選手権[編集]

#68 福山英朗 (0pt)/山本将之 (0pt)
#68 田中哲也 (1pt)
#68 田中哲也 (14pts)
#68 ルベン・デルフラー (62pts)

全日本選手権フォーミュラ・ニッポン[編集]

#68 ルベン・デルフラー (0pt)
  • 2000年 DoCoMo TEAM DANDELION RACING (レイナード 2KL・無限MF308) - ランキング -位
#68 道上龍 (0pt)
  • 2001年 DoCoMo TEAM DANDELION RACING (レイナード 2KL/99L・無限MF308) - ランキング -位
#68 野田英樹 (0pt)/#69 ヤレック・ヴィエルチューク (Rd.1〜Rd.3、0pt)→光貞秀俊 (Rd.5、0pt)
  • 2002年 DoCoMo TEAM DANDELION RACING (レイナード 2KL・無限MF308) - ランキング6位
#68 ジョナサン・コシェ (0pt)⇒リチャード・ライアン (Rd.3〜Rd.10、6pts)
  • 2003年 DoCoMo TEAM DANDELION RACING (ローラ B351・無限MF308) - ランキング6位
#40 リチャード・ライアン (20pts)/#41 服部尚貴 (3pts)
  • 2004年 DoCoMo TEAM DANDELION RACING (ローラ B351・無限MF308) - ランキング3位
#40 リチャード・ライアン (33pts、ドライバーチャンピオン)/#41 服部尚貴 (7pts)
  • 2005年 DoCoMo TEAM DANDELION RACING (ローラ B351・無限MF308) - ランキング2位
#1 リチャード・ライアン (30pts)/#2 服部尚貴 (7pts)
#40 ビヨン・ビルドハイム (13.5pts)/#41 平中克幸 (0pt)→井出有治 (Rd.4〜Rd.10、0pt)
  • 2007年 DoCoMo TEAM DANDELION RACING (FN06・ホンダHF386E) - ランキング6位
#40 ビヨン・ビルドハイム (16pts)/#41 ファビオ・カルボーン (3pts)
  • 2008年 DoCoMo TEAM DANDELION RACING (FN06・ホンダHF386E) - ランキング11位
#40 松浦孝亮 (3.5pts)/#41 土屋武士 (4pts)
#40 リチャード・ライアン (11pts)/#41 伊沢拓也 (14pts)
  • 2010年 DOCOMO TEAM DADELION RACING (FN09・ホンダHR10E) - ランキング4位
#1 ロイック・デュバル (39.5pts)/#2 伊沢拓也 (7pts)
  • 2011年 DOCOMO TEAM DADELION RACING (FN09・ホンダHR10E) - ランキング3位
#40 伊沢拓也(11pts)/#41 塚越広大(26.5pts)
  • 2012年 DOCOMO TEAM DADELION RACING (FN09・ホンダHR12E) - ランキング1位(チームチャンピオン)
#40 伊沢拓也(41.5pts)/#41 塚越広大(43pts)

全日本スーパーフォーミュラ選手権[編集]

  • 2013年 DOCOMO TEAM DADELION RACING (SF13・ホンダHR12E) - ランキング7位
#40 伊沢拓也(15pts)/#41 武藤英紀(0pt)
#40 野尻智紀(10pts)/#41 武藤英紀(4pts)
  • 2015年 DOCOMO TEAM DADELION RACING (SF14・ホンダHR-414E) - ランキング5位
#40 野尻智紀(19pts)/#41 ナレイン・カーティケヤン(6pts)
  • 2016年 DOCOMO TEAM DADELION RACING (SF14・ホンダHR-414E) - ランキング4位
#40 野尻智紀(14.5pts)/#41 ストフェル・バンドーン(27pts)
#40 野尻智紀(2pts)/#41 伊沢拓也(5pts)
  • 2018年 DOCOMO TEAM DADELION RACING (SF14・ホンダHR-417E) - ランキング5位
#5 野尻智紀(12.5pts)/#6 松下信治(7pts)
  • 2019年 DOCOMO TEAM DADELION RACING (SF19・ホンダHR-417E)
#1 山本尚貴(pts)/#5 福住仁嶺(pts)

F-PROJECT[編集]

ダンディライアンのメインスポンサーであるNTTドコモは、プロモーション以外にFOMAにおける高速移動時の安定したハンドオーバー等が可能かどうか等を実験する目的で、同チームのマシンに搭載した携帯電話(基本的に市販されているものと同じもの)からテレビ電話機能を用いたオンボード映像や各種テレメトリ情報を送信し、一般のユーザにライブ配信する「F-PROJECT通信実験」を行っていた。
このことから、富士スピードウェイ鈴鹿サーキットなどフォーミュラ・ニッポンの開催されるサーキット周辺では、FOMAの基地局の整備が通常よりもかなり前倒しで行われたという。

関連項目[編集]

参考資料[編集]