ダークライ

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ダークライ
全国
マナフィ - ダークライ(#491) - シェイミ
基礎データ
英語名 Darkrai
進化体系 たねポケモン
進化前 なし
進化後 なし
世代 第4世代
ポケモン学
分類 あんこくポケモン
タイプ あく
高さ 1.5m
重さ 50.5kg
特性 ナイトメア
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ダークライは、ポケットモンスターシリーズに登場する655種のポケモン(架空の生物)のうちの一種である。

目次

特徴 [編集]

幻のポケモンの一種。2007年2月15日にその存在が発表された。魔法使いを思わせる黒い衣を纏った幽霊のような姿をしたポケモン。頭部からは白い髪のようなものが伸びており、首の周りには赤いのような突起を持つ。細長い脚を持つが、普段は収納した状態で宙に浮いている。

他者を深い眠りに誘い、恐ろしい夢を見せる能力を持つ。新月の夜に出現し、周りの人やポケモンに悪夢を見せるが、この行為は自分のなわばりから外敵を追い出し身を守るためであり、ダークライ自身に悪意はない。また、ダークライ自身もこの力を制御する事が出来ず、自分の意思とは無関係に悪夢を見せてしまう為に、自ら他者を避けて孤独に生きている。

ゲームでのダークライ [編集]

ダイヤモンド・パール』より登場。通常のプレイでは出現せず、悪夢を見ていたミオシティの少年のうわごとからその存在を予見できるのみである。

2012年現在、幻のポケモンおよび伝説のポケモンでは唯一のあくタイプである。能力は「とくこう」と「すばやさ」が高い。ダークライのみが持つ特性「ナイトメア」は「ねむり」状態の相手のHPを徐々に減らす効果を持つ。専用技「ダークホール」は「ねむり」状態にする効果を持つ技の中では唯一ダブルバトルで相手2匹に有効な技となっている。ただし、命中率が悪い為に、少々扱い辛い。

2007年7月14日から9月9日の間、映画『ディアルガVSパルキアVSダークライ』の上映中に、各映画館で『ダイヤモンド・パール』向けにワイヤレス通信によりダークライが配布された。これは劇場内で「ふしぎなおくりもの」を選択すると自動的にダークライが転送される仕組みとなっている。このダークライは本来ディアルガパルキアの専用技である「ときのほうこう」と「あくうせつだん」をそれぞれ覚えているほか、通常のプレイでは入手出来ないきのみ「ナゾのみ」を持っている。また、特別なボール「プレシャスボール」に入っていて「クラシックリボン」を持っているのでGTSには預けることができない。

また『プラチナ』では2008年12月1日から2009年1月15日までの期間限定で、ニンテンドーWi-Fiコネクション(ふしぎなおくりもの)で「メンバーズカード」が配信された。ミオシティの少年を悪夢から解放した状態でこれを持っているとミオシティにある「はとばのやど」に入る事ができ、そこから「しんげつじま」へ行きダークライを捕獲することができるようになる。レベルは45で、2011年現在ニックネームを付けられるダークライの入手ができたのはこの配布のみである(なお、「しんげつじま」のデータ自体は『ダイヤモンド・パール』にも存在するが、『ダイヤモンド・パール』向けにこのアイテムが配布されなかったので行く方法がなかった)。

なお、上記の「悪夢を見せるのはダークライが悪意を持って行ったことではない」という説明は『プラチナ』の図鑑で明かされ、このイベントの最後に入る謎の第三者の声でも「ダークライは悪夢を見せたくないため(無人島である)「しんげつじま」に自らの意思でいる」と解説されている。

ブラック・ホワイト』では冬休みプレゼントとして、2010年12月27日から2011年1月11日まで全国の総合スーパーポケモンセンターなどで配信された。このダークライは映画公開時のものと同じく「ナゾのみ」を持っている。

外伝作品でのダークライ [編集]

ポケモンレンジャー バトナージ』では本編のラスボスとして登場する。また、2008年4月26日から6月15日までと、2008年12月1日から2009年1月15日までの期間限定で「みんなのタワーをかいほうせよ!」のスペシャルミッションがニンテンドーWi-Fiコネクションにて配布された。このミッションをクリアするとゲーム中で仲間になったダークライを、『ダイヤモンド・パール・プラチナ』へ転送する事ができる。ちなみにこの方法で入手したダークライはモンスターボールに入っている。

ポケパークWii 〜ピカチュウの大冒険〜』では、障害物競走のアクトラクション「ヨノワールのクラッシュランニング 」で出場可能な全てのともだちポケモンで「プレゼントきろく」を達成すると同アトラクションで使用可能となる。

不思議のダンジョンでのダークライ [編集]

ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊』では世界を暗黒に変えようとする真の黒幕として登場。

ディアルガが司る時限の塔に細工をして星の停止に向かうように仕向けた張本人である。しかし主人公とジュプトルが星の停止を食い止めようと未来からやってくると聞き、タイムスリップ中に攻撃した。星の停止が阻止されると今度は空間の破壊を企み、クレセリアに扮して主人公・パートナーやパルキアらの夢に現れ主人公を消そうとしたり、主人公に「私と手を組まないか」と持ちかけたりした。断られると配下のポケモン6匹(ドサイドンブーバーンマグカルゴムウマージボスゴドラアーボック)を従えて主人公達に襲い掛かるなど、徹底した悪役として描かれている。

倒された後もなお逃げおおせようとするがパルキアに阻止され、以後は主人公と同じく記憶を失い各地のダンジョンを彷徨い始める。他のポケモンと同じく倒すと仲間にすることができる。仲間になった後のダークライと会話すると、口調は昔とそのままで、記憶を失った経緯を不思議に思いつつも、仲間にした主人公たちへ丁重に接する冷静で礼儀正しい性格をしている。単純に能力が高いだけでなく、同作のゴーストポケモンと同様に壁などの障害物や穴を貫通・無視しながら移動することができ、「かしこさ」を上昇させると覚えられる能力が同作のディアルガと同じものであるなど、非常に強力な能力を持つ。

この作品でのダークライは夢の内容を改ざんし違う姿で夢の中に現れる事ができたり、起きている相手を悪夢の中に直接引き込んである種の幻覚を見せるなどといった能力を持っている。

アニメでのダークライ [編集]

ダイヤモンド&パール』104話「クレセリアVSダークライ!」に登場。毎年ある時期が来ると、ダークライがミオシティにやってきて町の人々に悪夢を見せるらしいが、ロケット団が金儲け目的でポッポの羽に夜光塗料を塗って作った偽物の「みかづきのはね」を売るために作った、劇中でサトシ達によって破壊されたはずの悪夢メカの残骸に引き寄せられ、時期外れでやってきてしまい、ダークライの力による悪夢をサトシ達も見る。その後、サトシ達の呼びかけで急遽「まんげつじま」から駆けつけたクレセリアと対決し、静められて退散する。声優三宅健太

DP183話では、シンオウリーグ・スズラン大会に出場したトレーナー・タクトの手持ちとして登場。「あくのはどう」「ダークホール」「ゆめくい」「れいとうビーム」を使用する。8つのジム戦とトーナメント準決勝以外を全てダークライのみで勝利したという、圧倒的な実力を持つ。しかし、ついに準決勝の対戦相手であるサトシのジュカインに敗れ、完封優勝を逃した。こちらも声優は三宅健太。

オープニングの「ハイタッチ!」と「ハイタッチ!2009」のラストにも登場。レジギガスの放った「はかいこうせん」を受け止めている。

映画でのダークライ [編集]


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


2007年の映画『ディアルガVSパルキアVSダークライ』に登場。声優は特別出演の石坂浩二

どこからやってきたかは不明だが、100年前にボロボロの状態でアラモスタウンに現れ、アリシアに助けられ、アラモスタウンの庭園に住み着く。誰からも嫌われているポケモンと劇中で言われているが、アリシアには心を開き、おとなしくしているダークライを見たゴーディも驚く。

滅多に人前に姿を見せないが、アラモスタウンに異変が起こるようになってから頻繁に現れ、アルベルト男爵も目撃情報を聞いていた。サトシ達の前に初めて姿を見せた時は、サトシ達に出て行くように訴えるが、それはアラモスタウンがディアルガとパルキアの戦いに巻き込まれる事をダークライだけがいち早く気づいていたためであり、サトシに見せた悪夢も含め、人々に警告をしていた。パルキアがアラモスタウンに侵入した後は、パルキアに「出て行け」と何度も言っているが、サトシ達はそれがパルキアに言っているのだとはすぐには気づかなかった。

トニオが発見したトニオの曽祖父・ゴーディの日記には、ゴーディが悪夢の中で未来にオラシオンが必要であることを知ったとされている。トニオが読んだゴーディの日記での「悪夢」が、ダークライが見せたものなのかは解説されていない。

戦闘力はかなり高く、多くのトレーナーのポケモンをまとめて相手しても圧倒するほど。地面に着地する時は、細くて長い脚を出してバランスをとる。

街が戦いに巻き込まれた後は必死に街を守ろうとし、ディアルガとパルキアの攻撃を何発もくらい、体力が限界となっても命懸けで街の消滅を食い止めようとするが、ついには力尽き、ディアルガとパルキアのとどめの攻撃をくらい、消滅してしまう。劇中でも各種書籍でも詳細は説明されていないが、パルキアが街を元に戻した後、ダークライも復活していた。

言葉を発して人間と会話ができる。劇中ではテレパシーと言われていないため、直接言葉を発しているようであるが、書籍「劇場版ポケットモンスターダイヤモンド・パール アルセウス超克の時空へ ビジュアルガイド」には、テレパシーと書かれている。

ゲームなどでは悪役として描かれることの多いダークライだが、この映画では悪いポケモンと誤解されているだけで、人々に警告を送ったり、かつて助けてくれたアリシアの孫のアリスと庭園を守るポケモンとして描かれている。

ポケモンカードでのダークライ [編集]

悪タイプのたねポケモン。初登場はポケモンカードDP 拡張パック「ひかる闇」。「スリープホール」はダメージと同時に相手を「ねむり」状態にする。既に「ねむり」状態の相手には追加ダメージを与える。

同パックにはLv.Xのものも同時に収録されている。ポケボディー「ダークシャドー」は自分の悪ポケモンについている悪エネルギー(基本エネルギー)に悪エネルギー(特殊エネルギー)の効果(相手バトルポケモンへのダメージを+10する)を与える効果を持つ。「えいえんのやみ」はダメージと同時に相手を「ねむり」状態にする。この「ねむり」状態はコイントスを2回行って両方表が出ない限り解除されず、また両方裏が出た場合は即座に「きぜつ」扱いとなる。

また、映画『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』の入場者に先着でダークライのカードが配布された。このダークライは技「あくうせつだん」と「ときのほうこう」に加え、道具「ナゾのみ」を持っているなど、映画館で配布されたダークライの特徴が再現されている。

拡張パック「月光の追跡」にも収録されている。「やみのついげき」は通常は50ダメージだが、相手がクレセリアの場合は100ダメージとなる。同商品のパッケージにはクレセリアの背後に迫るダークライが描かれている。

その他におけるダークライ [編集]

ポケモン☆サンデー』内『ポケモンゲームアリーナ』でしょこたん部長が使用するポケモンのうちの1体である。このダークライは劇場版のポケモン配布企画発表で入手したもので、彼女が世界で最初に正規の方法でダークライをゲットした。バトルでは「ダークホール」を使って相手を眠らせた後、とくせい「ナイトメア」でダメージを与えつつ「ゆめくい」を使って体力を吸収する戦法を得意とする上、「あくむ」とナイトメアを組み合わせることでより多くのダメージを与えることが出来る。

関連項目 [編集]