チネリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動
チネリ
: GRUPPO SRL- Div. CINELLI
Cinelli Mash Histogram 2012.jpg
チネリの自転車
種類 SRL英語版ドイツ語版スペイン語版イタリア語版
本社所在地 イタリアの旗 イタリア
20090
ロンバルディア州ミラノ県セッターラカレッピオイタリア語版オランダ語版
設立 1948年
業種 輸送用機械器具製造業
事業内容 自転車と自転車部品の製造販売
関係する人物 チーノ・チネリ
外部リンク http://www.cinelli.it/
テンプレートを表示

チネリ: Cinelli )はイタリアの自転車メーカーである。 1937年から1944年までプロ自転車選手であったチーノ・チネリCino Cinelli 、1916年2月9日-2001年4月20日)により1948年設立された。

概要[編集]

  • 1948年チーノ・チネリによってイタリアミラノにて創業
  • 1963年アルミフレームの製造を開始
  • 1974年エアロフレームの製作を初めて行う
  • 1985年にコロンバスを中心とするアンドレア・コロンボが率いるグルッポに買収される

ブランドヒストリー[編集]

Cinelliは、イタリアのサイクリスト協会の元会長兼元プロロードレーサーでだったチーノチネリ(伊:Cino Cinelli)によって設立、1948年に設立されたメーカー。

チーノ チネリは10人兄弟のうち7番目で、フィレンツェ近郊の小さな地主の息子で。レースでの怪我の後自転車技術に興味を持つが、1946年に彼のアイデアはメーカーが興味を持たなかったため、自身の会社を設立。弟のジョットはフィレンツェで鉄製のステムとバーを製造し、チネリはイタリアの自転車産業の中心地であるミラノに事業を移した。彼はステム、バー、フレームを作ったが、当時は他の会社の卸売りに頼っていた。引退までに、チネリ自身の商品は全体シェア率の半分もありました。ステムとバーはチーノチネリ自身の売り上げの80%もありました。

Cinelliは1963年に合金の生産に移る。当時、強度を心配していたため、他のメーカーよりも遅れを取った。合金のステムとバーの年間生産量は、1950年代の5,000から1960年代初期の7,500に増加しました。 1978年までにこの数字は150,000になりました。彼は1年に700本ほどしかフレーム作成をしませんでした。 1974年に、彼はエアロフレームを設計し、オレ・リッターは彼自身のアワーレコードの記録を破りました。主要製品は1947年製のスペシャルコルサ(伊:Speciale Corsa)ロードレーサーでした。サプライヤーがスペシャルコルサ(伊:Speciale Corsa)ではなくスーパーコルサ(伊:Supere Corsa)と誤って言ったステッカーを送った後、スーパーコルサ(伊:Supere Corsa)としても知られるようになりました。

ヘッドバッジ[編集]

チネリのヘッドバッジは元々七宝焼き(真鍮にガラスを焼き付けたもの)で、高さは55mmだった。その後1953年頃、エナメルで高さ56mmの手描きになり、 1958年頃高さは51mmに縮小され、1978年にはデカールとなりました。

デザインは、当時チネリ家の家宝だった騎士のヘルメットを特徴とし、赤いユリ(フィレンツェのシンボル)と緑の蛇(ミラノのシンボル)を付けた

自転車メーカー[編集]

スーパーコルサ[編集]

非常に美しいロードレーサーで、その後のイタリアのロードレーサーの形を決める程大きな影響を残した[1]

ロストワックスラグの採用[編集]

1978年頃ロストが精度の高い鋳物ラグを発売したのを受け、業界に先駆けて1980年頃に導入した[2]

レーザー[編集]

1985年グルッポに買収された当時グルッポを率いていたアンドレア・コロンボが新生チネリの象徴的存在とすべく企画し、アンドレア・ペゼンティが製作した。接合されたパイプにフィンを取り付け、さらにろう接でロウを盛って仕上げるという複雑な工程により有機的な形状を実現し、高い評価を得た。ニューヨーク近代美術館に収蔵されている[3]

CINELLI × MASH[編集]

2015年アメリカ サンフランシスコで創業したMASH SF(日:マッシュ)とのコラボバイクを2009年にBOLTやPARALLAXなどを発売、以来伝説的ダブルネームとなり販売終了となった今も圧倒的人気を誇っている

自転車パーツメーカー[編集]

ハンドル、ステム、ラグ等を製作している。1A型ステムは究極の美しさを持つスレッドステムの1つとして知られる。シートラグとハンガーの鋼材は世界最高の品質だったスイスのジョージ・フィッシャー製可鍛鋳鉄を使用しており、世界のロードバイクの手本となった<[4]

カーボンハンドルではラム(伊:RAM)シリーズは2002年から製造され始めたチネリのパーツの名称である。

現在はハンドルのみが発売されているが過去にはシートポストやボトルケージなどでもRAMシリーズが発売されていた

過去にはTEAM SAECOがレースで使用したこともあり、ハンドルに美しい絵が描かれたモデルもあり「走る絵画」とも称されたことがある、2020年 現在はマイクジャイアント(伊:Mike Giant)のグラフィックモデルが発売されている

コルクを使ったバーテープは1987年にチネリがを開発した世界初のバーテープである。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

参考文献[編集]

  • 『クロモリロードバイク:鉄ロードのすべてがわかる』えい出版社〈エイムック 2001〉、2010年8月。ISBN 978-4-7779-1674-0。