チャンピオンシップロードランナー

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チャンピオンシップロードランナー
Championship Lode Runner
ジャンル アクションパズル
対応機種 Apple II
開発元 ブローダーバンド
発売元 ブローダーバンド
デザイナー ダグラス・E・スミス
人数 1人
メディア フロッピーディスク
発売日 アメリカ合衆国の旗1983年
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チャンピオンシップロードランナー』 (Championship Lode Runner)はコンピューターゲームで、アクションパズルゲーム『ロードランナー』(1983年)の続編である。オリジナルはアメリカ合衆国ブローダーバンド社からApple II対応ソフトとして発売された。

日本では、1985年からファミリーコンピュータ (発売元:ハドソン) やSG-1000 (発売元:セガ)、MSX (発売元ソニー)、国産パソコン各機種(発売元:システムソフト、ソフトプロ)に移植された。またWiiWii Uバーチャルコンソールでファミリーコンピュータ版が配信されている。

概要[編集]

穴を掘りロボットを埋め、画面内にある全ての金塊を回収するアクションパズルゲームである[1]。アクション性よりも、むしろ消したブロックの復活のタイミングや ロボットの動きを正確に理解した上で、難解パズルを解いていくのがメイン[1]。画面も1画面完結でないため、隅々まで金塊を捜す必要があり、全部金塊を回収しても別の画面へ移動してゴールを見つけなければクリアできない[1]ロードランナーの上級編で、システムやルール、パッケージイラストは前作と同じである。

BGMはないが、効果音でBGMに近い音を出している[1]

ステージ31は通常の攻略では絶対に解けず[1]、別冊ファミリーコンピュータ必勝本1の攻略記事で、「こんなものはパズルなんかじゃない」と述べられる。これらのステージはロードランナーの作者であるダグ・スミスのところに全世界から投稿されてきた難易度の高いステージが採用されている。全50ステージのうち、日本人からの投稿は10とも25とも言われている。

ファミリーコンピュータ版発売当時、早解コンテストが催され、ステージ11~ステージ50までのパスワードを全て送ると、HUDSONチャンピオンシップロードランナー審査委員会から「チャンピオンカード」というゴールドの認定証が発行された。この認定番号は、早くクリアしたほど番号が若く、当時ハドソン社員だった高橋名人の番号は39050番である(mixiにおける2008年12月5日の高橋の日記)。また、全部で50ステージがあり、最初の10ステージは好きな順番でクリアできる。それ以降は1ステージクリアするごとに次のステージのパスワードが表示され、順にクリアしていかなければならない。パスワードはブロックなどの絵で描かれており、全てのパスワードをまとめると、最終ステージ50のマップになっている(ファミコン版のみ)。

なお、チャンピオンカードは50ステージ全てをクリアしたことを証明するものとされ[1]、各ステージのパスワードを送ることが条件だが、ステージ50をクリアしてもパスワードは表示されず審査の対象外だったため、実際はステージ49までクリアすれば貰う事が出来た。

各種PC版においても、各発売元ごとに同様の認定証キャンペーンは行われていた。

他機種版[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数
1 CHAMPIONSHIP LODE RUNNER
アメリカ合衆国の旗1984年 コモドール64
VIC-20
ZX Spectrum
Atari 8ビット・コンピュータ
ブローダーバンド ブローダーバンド フロッピーディスク - -
日本国内未発売
2 チャンピオンシップロードランナー
日本の旗1985年4月17日 ファミリーコンピュータ ハドソン ハドソン ロムカセット 日本の旗HFC-CR -
3 チャンピオンシップロードランナー
日本の旗1985年8月 FM-7 ブローダーバンド ソフトプロ フロッピーディスク - -
4 チャンピオンシップロードランナー
日本の旗1985年10月 PC-9801 ブローダーバンド システムソフト フロッピーディスク - -
5 チャンピオンシップロードランナー
日本の旗1985年 SMC-777 ブローダーバンド ソニー フロッピーディスク - -
6 チャンピオンシップロードランナー
日本の旗1985年 SG-1000 コンパイル セガ(後のセガゲームス マイカード C-57 -
7 チャンピオンシップロードランナー
日本の旗1986年3月 X1 ブローダーバンド ソフトプロ フロッピーディスク
カセットテープ
- -
8 チャンピオンシップロードランナー
日本の旗1986年3月21日 MSX ブローダーバンド ソニー ロムカセット HBS-G047C -
9 チャンピオンシップロードランナー
日本の旗1986年6月 PC-8801 ブローダーバンド システムソフト フロッピーディスク - -
10 ハドソンベストコレクション Vol.2
ロードランナーコレクション

日本の旗2005年12月22日 ゲームボーイアドバンス ハドソン ハドソン ロムカセット AGB-P-B72J -
ファミリーコンピュータ版の移植
11 チャンピオンシップ・ロードランナー
日本の旗2009年10月27日 Wii
バーチャルコンソール
ハドソン ハドソン ダウンロード - -
ファミリーコンピュータ版の移植
12 チャンピオンシップ・ロードランナー
日本の旗2015年7月8日 Wii U
(バーチャルコンソール)
ハドソン KONAMI ダウンロード - -
ファミリーコンピュータ版の移植
ファミリーコンピュータ版
  • 前作ロードランナーと比較するとマップサイズが大きく上下左右にスクロールし、PAUSEさせて全画面を見渡すことができる。
  • パッケージには、初心者の購入を避けるため「警告! ロードランナー未経験者お断り!」と表記されている。
  • ステージ1は、オリジナルAppleII版のデモステージに差し替わっており、オリジナル版のステージ1(金塊でHELLOと書かれている面)は収録されていない。
PC-8801版
  • Apple版より画面の横キャラクタ数が少なくなっている。(横26×縦16サイズ)
PC-9801版
  • PC-8801版と同様、Apple版に比べて画面の横キャラクタ数が少なくなっている。(横26×縦16サイズ)
  • また、PC-88、PC-98版ともに、金塊を全部取り終わって脱出用ハシゴが出現すると、画面下部にメッセージが表示される。このメッセージはステージ毎に異なっている。例えば、デモステージは「GOOD LUCK」、ステージ1は「HELLO AND WELCOME」、ステージ2は「MUSIC MAESTRO」、ステージ3は「LADDERS GALORE」など。
FM-7版
  • FD版。Apple版より画面の縦横キャラクタ数が少なかった(横26×縦15サイズ)のに伴い、敵ロボットのアルゴリズムも若干変更されている。
SG-1000版
  • ステージ1をクリアするとステージ2のパスワードが表示される。以後も同様に、ステージクリアすると次のステージのパスワードが表示される。ステージ50をクリアすると、デモ用のステージ51のパスワードが表示され、エンディングのメッセージが表示されて終了となる。ステージ51はファミリーコンピュータ版のステージ1と同じ内容であり、デモプレイでもクリアまでの手順が見られるようになっているが、スタッフのミスにより一部のコンクリートブロックの部分を間違ってレンガブロックとしてエディットしてしまった為、デモプレイのように敵のロボットを誘導せずに普通にブロックを掘って攻略する事が可能になってしまっている。
  • セガ版「ロードランナー」には、レンガの上から右側に飛び降りる瞬間、左側を掘ると、そのレンガを掘る事が出来てしまうというバグが存在したが、セガ版「チャンピオンシップロードランナー」には無い。
  • 各ステージの画面下にタイトルが表示されている。エディットモードでも好きなタイトルを作成できる。
  • 前作のロードランナーとは異なり、BGMが付いている。
  • スピードコントロールが可能(5段階)。プレイ中にポーズ(一時停止)して自在に変更出来る。標準はスピード3。スピード1だと時間の流れがメチャ速くなる。スピード5だと超スローモーになるので難関を突破し易くなる。
  • キーボードなしでもステージが作成できるようになった。
  • 実は、全55ステージである。
X1版
  • テープ版およびFD版。FM-7版同様、画面の縦横キャラクタ数が少なかった(横26×縦15サイズ)のに伴い、敵ロボットのアルゴリズムも若干変更されている。
  • キャラクターグラフィックにカラー3色が用いられており、他機種版より多少カラフルであった。
MSX版
  • 開発担当はコンパイル。Apple版同様の画面構成(横28×縦16サイズ)を再現している。
  • ROM版、全60ステージ(Apple版50ステージからの抜粋40ステージ、オリジナルステージ20)。また、カラーチェンジ機能が搭載され、レンガの色を変えられた。

スタッフ[編集]

ファミリーコンピュータ版
  • プログラム:中本伸一
  • 音楽:平野勇

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f M.B.MOOK『懐かしファミコンパーフェクトガイド』86ページ