テイエムエース

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テイエムエース
Tm Ace.jpg
2008年11月15日 京都競馬場
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 2003年4月29日
テイエムオペラオー
テイエムシーズン
母の父 カコイーシーズ
生国 日本北海道新冠町
生産 テイエム牧場新冠分場
馬主 竹園正繼
調教師 鹿戸明栗東
競走成績
生涯成績 24戦3勝
(うち障害競走13戦3勝)
獲得賞金 1億716万3000円
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テイエムエース2003年 - )は日本競走馬である。馬名の由来は冠名テイエム+エース。

戦績[編集]

3歳時(2006年)[編集]

3月5日に行われた、阪神芝2000mの新馬戦でデビュー。しかし、このレースでは6着に敗れた。その後、未勝利戦に10回出走するが結局勝つことは出来ず、平地では未勝利に終わった。11月4日と11月18日には京都で行われた障害未勝利戦に出走するも、それぞれ8着、12着と大敗している。その後は長期休養に入った。

4歳時(2007年)[編集]

約11ヶ月ぶりの出走となる、10月13日に京都の障害未勝利戦で復帰した。このレースでは単勝オッズ129倍とかなりの人気薄だったのだが、3着に入り進展をみせた。その後、10月20日と11月3日に障害未勝利戦に続けて出走するも、それぞれ2着、4着という結果だった。12月1日の阪神で行われた障害未勝利戦でようやく初勝利を挙げた。このレースでは、2着馬に9馬身差をつける快勝であった。

5歳時(2008年)[編集]

この年は、4月6日に阪神で行われた障害オープンで復帰。休み明けで、まだ余裕残しの馬体であったが、2着のゴールデンシャインに1/2馬身差をつけ、見事に勝利を収めた。次走は、初の重賞となる中山グランドジャンプに出走した。J・GIという事もあり、障害レースの強豪が多数顔を揃えたが、道中でオートゼウスの落馬に巻き込まれそうになるというアクシデントに遭いつつもその後は盛り返し、2着メルシーエイタイムと1/2馬身差の3着と好走した。

次に出走したのは東京ハイジャンプ。障害重賞の常連であるコウエイトライやエイシンペキンなども出走していたが、馬群の中団で落ち着いてレースを進める事ができ、レース終盤に楽々と先行集団にとりつくと、直線では一方的に他馬を突き放し、2着のキングジョイに2.3秒差をつける大差での圧勝となった。この勝利で当馬は重賞初制覇となり、鞍上の菊地昇吾にとっても中央競馬での重賞初勝利であった。また、当馬はテイエムトッパズレに続く、テイエムオペラオー産駒の2頭目の重賞ウイナーとなった。なお、このレースでは最終障害を挟んでいるにもかかわらず、当馬の上がり3Fは36.9秒という、平地のレース並の驚異的なタイムを記録している[1]。その後、休養を挟み、京都ハイジャンプに出走したが、6着に終わった。続く本番の中山大障害に出走したが、7着に敗れた。

6歳時(2009年)[編集]

この年の初戦は、3月14日に阪神で行われた阪神スプリングジャンプに出走、人気通りの5着に敗れた。続く本番の中山グランドジャンプでは9着に終わった。レース後、右前浅屈腱炎の故障が判明したため引退。京北育成牧場で乗馬となった。

障害競走成績[編集]

年月日 競馬場 競走名


オッズ
(人気)
着順 騎手
距離(馬場) タイム
(1F平均)
タイム
勝ち馬/(2着馬)
2006 11. 4 京都 障害未勝利 14 4 5 20.8 (7人) 8着 菊地昇吾 58 障2910m(良) 3:17.3 (13.6) -2.3 デンコウグリーン
11. 18 京都 障害未勝利 14 1 1 10.6 (4人) 12着 菊地昇吾 58 障2910m(良) 3:19.9 (13.7) -4.7 バリトンヴォイス
2007 10. 13 京都 障害未勝利 14 4 6 129.0 (12人) 3着 佐久間寛志 60 障2910m(良) 3:18.7 (13.7) -0.5 トップクライマー
10. 20 京都 障害未勝利 14 5 8 5.2 (2人) 2着 佐久間寛志 60 障2910m(稍) 3:15.8 (13.5) -0.2 マルブツグローリア
11. 3 京都 障害未勝利 14 4 5 4.7 (3人) 4着 佐久間寛志 60 障2910m(良) 3:13.8 (13.3) -1.1 テイエムヤマトオー
12. 1 阪神 障害未勝利 14 3 4 1.9 (1人) 1着 菊地昇吾 60 障2970m(良) 3:16.0 (13.2) 1.5 (メイケイグリーン)
2008 4. 6 阪神 障害OP 13 7 11 7.1 (3人) 1着 菊地昇吾 60 障3140m(良) 3:28.3 (13.3) 0.1 (ゴールデンシャイン)
4. 19 中山 中山グランドJ J・GI 10 1 1 15.8 (5人) 3着 菊地昇吾 63.5 障4250m(重) 5:00.0 (14.1) -2.3 マルカラスカル
6. 14 東京 東京ハイJ J・GII 14 5 8 6.1 (3人) 1着 菊地昇吾 60 障3300m(良) 3:37.1 (13.2) 2.3 キングジョイ
11. 15 京都 京都ハイJ J・GII 14 3 4 6.0 (3人) 6着 菊地昇吾 60 障3930m(良) 4:28.8 (13.7) -2.4 キングジョイ
12. 27 中山 中山大障害 J・GI 16 8 15 19.7 (6人) 7着 菊地昇吾 63 障4100m(良) 4:47.4 (14.0) -2.4 キングジョイ
2009 3. 14 阪神 阪神スプリングJ J・GII 13 7 11 13.6 (5人) 5着 菊地昇吾 61 障3900m(重) 4:24.8 (13.6) -0.4 トーワヒヨシマル
4. 18 中山 中山グランドJ J・GI 15 7 12 11.6 (4人) 9着 菊地昇吾 63.5 障4250m(良) 4:55.1 (13.9) -6.0 スプリングゲント

エピソード[編集]

  • 当馬は竹園が所有するテイエム牧場で生産された競走馬であり、竹園の自家生産馬である。テイエム牧場では、竹園の代表的な持ち馬であるテイエムオペラオーの産駒を中心に生産しており、当馬はテイエムオペラオー産駒としてテイエムトッパズレに続く重賞制覇を飾った。
  • 父のテイエムオペラオーは、僅差勝ちが多いことで知られる馬であったが、当馬は東京ハイジャンプで2.3秒差の大差勝ちを収めており、父の重賞での最高着差(毎日杯の4馬身差)を遥かに上回る着差をつけて重賞を勝利した。

血統表[編集]

テイエムエース血統サドラーズウェルズ系) / Northern Dancer 4×4=12.50%、Nasrullah5×5=6.25%、Derring-Do 5×5=6.25%) (血統表の出典)

テイエムオペラオー
1996 栗毛
北海道浦河町
*オペラハウス
Opera House 1988
鹿毛 イギリス
Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
Colorspin High Top
Reprocolor
*ワンスウェド
Once Wed 1984
栗毛 アメリカ
Blushing Groom Red God
Runaway Bride
Noura 1978 Key to the Kingdom
River Guide

テイエムシーズン
1998 鹿毛
北海道門別町
*カコイーシーズ
Cacoethes 1986
鹿毛 アメリカ
Alydar Raise a Native
Sweet Tooth
Careless Notion Jester
Miss Uppity
モンテカモン
1989 鹿毛
*スイフトスワロー
Swift Swallow
Northern Dancer
Homeward Bound
モンテリヨン *ハンターコム
モンテダンサー F-No.21-a
父系
母系(F-No.)
5代内の近親交配
出典

脚注[編集]

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