テチーター・フォーミュラEチーム

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DS・テチーターは、フォーミュラEに参戦しているチームである。

DS・テチーター
DS Techeetah
国籍 中華人民共和国の旗 中国
チーム代表 中華人民共和国の旗 シェン・リー
(チェアマン)
中華人民共和国の旗 エドムンド・チュー
(プレジデント)
イギリスの旗 マーク・プレストン
(チーム・プリンシパル)
関係者 中華人民共和国の旗 イバン・イェン
(マネージング・ディレクター)
フランスの旗 グザビエ・メストロン・ピノン
(パフォーマンス・ディレクター)
フランスの旗 レオ・トマ
(レース・ディレクター)
カナダの旗 キース・スマート
(チーフ・コマーシャル・オフィサー)
スペインの旗 ペドロ・デ・ラ・ロサ
(アドバイザー)
活動期間 2016年 -
カテゴリ フォーミュラE
チームズ
タイトル
1(2018-19
ドライバーズ
タイトル
2(2017-18, 2018-19
フォーミュラE
エントリー名 DS・テチーター
レーサー 25. フランスの旗 ジャン=エリック・ベルニュ
13. ポルトガルの旗 アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ
マシン DS E-Tense FE 20
タイヤ ミシュラン
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2015年-16年シーズン終了と同時に撤退したチーム・アグリ中国のベンチャー企業、CMCが買収する形で、2016年-17年シーズンからテチーター(Techeetah)として新規参戦している。

2018年-19年シーズンからはDSオートモビルズと提携し、DS・テチーター(DS Techeetah)として参戦している。

概要[編集]

2016-17年シーズン[編集]

ルノーからモーターの供給を受け、ヴァージンから移籍したジャン=エリック・ベルニュと昨シーズンにチーム・アグリのドライバーを務めた中国の馬青驊のラインナップで開幕戦を迎える。ベルニュが第3戦で2位表彰台を獲得したのに対して、馬は開幕3戦で入賞することができず、第4戦より馬に代えて元F1ドライバーのエステバン・グティエレスを起用した。馬は引き続きチームのリザーブドライバーを務めた。第7戦からは、インディカー参戦のためチームを離脱したグティエレスに代え、ヴェンチュリーから参戦していたステファン・サラザンを起用した。ベルニュが最終戦でチーム初となる優勝を果たし、チームの年間順位は5位。ベルニュが個人では年間5位。馬は最下位の25位。グティエレスは22位。サラザンは2度の3位表彰台を獲得し、10位となった。

2017-18年シーズン[編集]

引き続きルノーからモーターの供給を受け、ベルニュとF1やスーパーフォーミュラなどの参戦経験を持つアンドレ・ロッテラーを起用。ベルニュは開幕戦から表彰台に上がり、シーズン4勝をあげてフォーミュラE初のチャンピオンを獲得した。それに対し、ルーキーであるロッテラーは第3戦までは慣れないマシンに苦労したものの、第4戦では初表彰台を獲得し、年間8位。チームとしてはライバルのアウディと2ポイント差でチャンピオンを逃し2位となった。

2018-19年シーズン[編集]

DSオートモビルズと提携し、DS・テチーター(DS Techeetah)として参戦。それに伴いモーターはルノーからDSオートモビルズに変更された。ドライバーは引き続きベルニュとロッテラーが務める。今シーズンから新たにGen2と呼ばれる第2世代のマシンが導入された。開幕戦では2台ともに他を圧倒する速さを見せ、一時は1位と2位を独占するもペナルティで優勝を逃した。

第5戦では雨のコンディションの中、ロッテラーがライバルのミスにより首位に浮上。一時は優勝するかと思われたが、残り2周のターン2でロッテラーの後ろにつけていたエンヴィジョン・ヴァージン・レーシングサム・バードに追突されてしまう。この接触で右リアタイヤをバーストしてしまい、最終的には14位に終わる。ベルニュは終始ペースが安定せず13位でフィニッシュした。

第6戦でベルニュがニッサン・e.damsオリバー・ローランドを7周目に交わすとそのままトップでチェッカーを受け、シーズン初優勝を飾った。ロッテラーも他車との接触がありながらもペースを安定させ4位フィニッシュを果たしている。

第7戦ではロッテラーがキャリア初となるポールポジションを獲得。決勝ではスタートからトップをキープしていたものの、19周目にパナソニック・ジャガー・レーシングミッチ・エバンスに交わされトップを奪われるとすぐさまアタックモードを使用してエバンスを猛追する。しかし、エバンスもアタックモードでロッテラーを引き離したためオーバーテイクには至らず。ロッテラーはそのまま2位でフィニッシュし、シーズン初となる表彰台を獲得した。一方のベルニュは7位でフィニッシュしたものの、FCY中のスピード違反によりタイムペナルティを科され14位となった。この時点でロッテラーはランキング3位に浮上。チームとしてはランキング首位に浮上した。

第8戦では悪天候の中、ライバル勢のトラブルもありロッテラーが2戦連続で2位表彰台を獲得し、ランキング2位に浮上している。母国レースとなったベルニュは6位入賞を果たした。

第9戦の予選ではオリバー・ローランドが最速タイムを出したものの、前戦でのペナルティによりベルニュが今季初(チームとしては2度目)となるポールポジションを獲得した[1]。決勝ではスタートしてからトップをキープし、一時は2位のローランド、3位のフェリペ・マッサらに差を詰められるもなんとか逃げ切り、そのままトップチェッカーを受けた。ベルニュは今季2勝目を挙げるとともに、シーズン初のポール・トゥ・ウィンを果たした。またベルニュはこの勝利によりランキング首位に浮上した。一方のロッテラーは予選最下位となってしまったもののレースでは挽回の走りを見せ9位入賞を果たし、ランキング2位の座を守っている。

第10戦はロッテラーの母国レースとなった。しかしそのロッテラーは2戦連続予選最下位&ラストロースタートになってしまう。一方のベルニュは予選を8番手で終える。決勝ではベルニュがポジションを5つ上げる追い上げの走りで3位表彰台を獲得し、ポイントランキングトップの座を守っている。ロッテラーもスタートから追い上げを見せていたものの、バッテリートラブルにより今季初のリタイアを喫している。

第11戦はスイス・ベルンでの初開催となった。予選ではベルニュがポールポジション、ロッテラーは8番手と好位置につける。スタート直後にロッテラー含むほとんどのマシンが最初のコーナーで絡んでしまいコースを塞いでしまったため赤旗中断となる。40分ほどの赤旗を経てレースは再開。ベルニュはトップをキープ。しかし2位につけているミッチ・エバンス(ジャガー)がベルニュよりもペースが良く、やがて追いつかれ攻め立てられてしまう。だがベルニュは、なんとかポジションを死守しトップでチェッカーを受けた。今季2勝目。ロッテラーも終盤にアタックモードを使用しながら数台をオーバーテイクし4位でフィニッシュ。しかしロッテラーには赤旗中のピット出口の信号無視があったとしてレースタイムに22秒加算ペナルティが科され14位に降格となった。

第11戦終了時点でランキングトップとなっているベルニュが、2位のルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・スポーツ・アプト・シェフラー)を32ポイント差でリード。エバンスが3位、ロッテラーはペナルティもあり4位に転落してしまった。

最終2戦は、昨シーズンと同じくベルニュがポイントリーダーの状態で迎えた。まず第12戦ではライバルの躍進もあり、2台ともに予選で後方に沈んでしまう。決勝では序盤に2台を含む接触が発生。この時ベルニュとロッテラーが同士討ちし、ロッテラーはフロントウィングを大きく破損してしまう。ベルニュは左リアタイヤもパンクし緊急ピットインを余儀なくされる。その後は追い上げを見せ一時はポイント圏内まで順位を上げたものの、最終ラップでベルニュがフェリペ・マッサ(ヴェンチュリー)を追い抜こうとした際に縁石に乗り上げスピンし、順位を15位まで下げる。そして後方にいたロッテラーを含む数台を巻き込んでしまう。この時にベルニュは右フロントが壁に接触しており、サスペンションを破損。なんとかゴールまではたどり着いたものの、直後にピット出口横にマシンを止め、結果ノーポイントとなってしまった。しかしチャンピオンシップ争いはベルニュがリードしたまま最終戦を迎えることとなった。

第13戦(最終戦)の予選でまたもや後方のグリッドに沈む。決勝ではスタート直後にロッテラーが他車と接触しリタイア。チャンピオンがかかっているベルニュは着実に順位を上げていき、最終的に7位でチェッカーを受けた。そして直接のチャンピオン争いであるディ・グラッシが、同じくチャンピオン争いをしていたミッチ・エバンスとの接触でノーポイントに終わったことで、自身2度目となるドライバーズチャンピオンを獲得した。これにより、フォーミュラEでは史上初となるチャンピオンを2回獲得したドライバー及びタイトルを2連覇した唯一のドライバーとなった。また、DS・テチーターとしては初となるチームチャンピオンも獲得し、ダブルタイトルでシーズンを終えた。

ドライバーズランキングはベルニュがチャンピオンを獲得し136ポイント、ロッテラーは終盤の不運が続き前シーズンと同じ8位(86ポイント)で終えた。

ロッテラーは最終戦ニューヨークeプリを最後にチームを離脱し、来シーズンより新たに参戦するポルシェ・フォーミュラEチームから参戦することが発表された。ベルニュは引き続きチームに残留する。

2019-20年シーズン[編集]

ベルニュは前述の通りチームに残留し、2シーズン連続でドライバーズタイトルの防衛に挑む。2019年9月17日、チームはポルシェへ移籍したロッテラーに代えて、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタBMWから移籍、チームの第2ドライバーとして起用することを発表した。カーナンバーは前シーズンの「28」から変更し、今シーズンは「13」を使用する。

参照[編集]

  1. ^ なお、ポールポジション獲得者に与えられる3ポイントはローランドが獲得している。