テンフォー

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株式会社テンフォー
TENFOUR Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
042-0942
北海道函館市柏木町24-19
設立 1969年5月23日[1]
法人番号 3440001000266
代表者 代表取締役社長 髙橋仁志
資本金 2028万円[1]
売上高 27億5700万円
(2017年4月期)[1]
営業利益 △6200万円
(2017年4月期)[1]
純利益 △8200万円
(2017年4月期)[1]
純資産 △6900万円
(2017年4月30日現在)[1]
総資産 7億4300万円
(2017年4月30日現在)[1]
従業員数 942名
(2018年5月現在)
主要株主 (株)ジー・テイスト 100%
外部リンク http://www.pizza104.biz/
http://www.pizza104.biz/odinfoods/
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株式会社テンフォーは、宅配ピザチェーン店である「テン.フォー」を運営する日本の企業。株式会社ジー・テイストの100%子会社。北陸地方を含む北日本を中心に全国で105店舗を展開している[1]。店名の由来は、テン.フォーの第1号店である中道店の開店日が(1988年10月4日であることから。オリジナルキャラクターは「とっしー」でツイッターも行っている[2]

概要[編集]

ピザ事業以外にもドッグシャワーという名で、コイン式洗犬棟による洗犬事業を行っている[3]。また、テン・フォーのデリバリー網を駆使して高齢者向けの宅配事業を近年に展開する予定である[4]。ピザ事業としてはテンフォーの他にも、全ピザ500円均一で、テイクアウトピザ専門店の500(ごーまる)を展開し、2012年7月に第1号店「麻生店」(札幌市)をオープンした。

最盛期には約200店舗を展開していたが、同業他社などの競合により業績が悪化。2017年7月31日に札幌地方裁判所民事再生法の適用を申請し[5]、同年8月30日に札幌地方裁判所から民事再生手続開始決定を受けた[6]

2018年3月16日に民事再生スポンサーに、平禄寿司などを運営する株式会社ジー・テイストを選定[7]。オーディンフーズは、同年6月13日に100%減資を実施し、ジー・テイストを引受先とする第三者割当増資の方法でジー・テイストの100%子会社となった[1]

2018年10月1日付で、商号を株式会社オーディンフーズから株式会社テンフォーへ変更した。

沿革[編集]

  • 1988年10月4日 - テンフォー第1号店となる中道店開店
  • 1990年 - (旧)株式会社オーディンフーズを設立。FC展開スタート
  • 1994年 - ミソソースピザの導入で商品数拡大
  • 1997年 - 函館市内に研修センターを設立
  • 1998年 - (旧)オーディンフーズが休眠会社を買収、(旧)株式会社オーディンフーズは買収した休眠会社へ吸収合併され、休眠会社であった企業の商号を(新)株式会社オーディンフーズへ商号変更し、事業は(新)オーディンフーズが継承[5]。ライス入りスープ(リゾーラ)発売
  • 2005年 - 株式会社C&C設立
  • 2008年 - 保温宅配皿「あつエコプレート」の導入
  • 2009年 - 手作りピザキットの発売
  • 2010年 - 角ピザシリーズの導入
  • 2017年 - 札幌地方裁判所民事再生法の適用を申請
  • 2018年 - 株式会社ジー・テイストがオーディンフーズの民事再生スポンサーとなり、オーディンフーズは6月13日付でジー・テイストの100%子会社となる。10月1日に社名を株式会社テンフォーへ変更[8]

他社との違い[編集]

テンフォー独自の取り組みや商品として、以下のようなものがある。

テン.フォーで使用されているチーズ
チーズ
他社と比べて顕著に異なるものがチーズである。テン.フォーでは、ピザを「チーズを食べるためのピザ」と位置づけている。チーズは欧米のものを数種類ブレンドし、塩分控えめでマイルドな味わいを実現させている。塩分が少ない分、生地や具材の味が浮き彫りになりやすく、味のごまかしが利かなくなるが、それ故にチーズの品質・鮮度・おいしさに特にこだわりを持っている。
カントリー男爵
カントリー男爵[9]
ジャーマンポテトをピザにトッピングするという、業界では非常に珍しい類のものであるが、発売以来人気を博しているテン.フォーの看板商品の1つである。カントリー男爵の秘密は、北海道産の男爵イモにある。北海道では降水量が少ないため完熟することができ、デンプン含有量が増加して旨みが増す。そして、店で手作りでジャーマンポテトを作ることで、より新鮮でホクホクとした食感を保った状態で提供することができている。
大人のピザシリーズ
2014年4月より、「大人のピザシリーズ」の発売を開始した。昔はご馳走として振舞われ、今では手軽に手に入るようにはなったが、食べる機会の多くない「懐かしの味」の提供を目的としている。脂のノリと弾力性のある食感がポイントの「懐かし鯨ベーコン」、味噌の旨みと香ばしさがポイントの「味噌漬けベーコン」、数の子の歯ごたえと磯の風味がポイントの「黄金数の子」の3つがある。
あつエコプレートを用いた提供
あつエコプレート[10]
通常の紙のピザボックスではなく、熱した耐熱皿にピザを乗せ、皿ごと商品をお客様へ提供する「あつエコプレート」を導入した。この取り組みにより、長時間、熱々の状態に保ったピザを提供できるようになっただけでなく、次回注文時に皿を回収または再利用することで、ゴミの削減にもつながっている。耐熱皿を用いたピザの提供は、宅配ピザ業界ではテン.フォーが初である。
低価格による提供
テン.フォーの開店当時、外国では宅配ピザが1枚約10ドルで売られていた頃、日本では倍にもなる約3,000円で販売していた。そこでテン.フォーでは、様々な徹底したコスト削減を行うことで、低価格によるピザの提供を実現した。その結果、誰もが気軽にピザを食べられるような「日常のピザ」の提供を可能にした。

株式会社C&C[編集]

株式会社C&C(カスタマーアンドコミュニケーション)では、テン.フォーの顧客の注文受注や顧客情報の管理を行っている。全国の注文を一括して受注・管理するのは、宅配ピザ業界ではテン.フォーが初である。また、他にも顧客からの質問への応答、アウトバンドによる営業活動も行っている。また、高齢者などへ電話をかけ、安否の確認をする「安心電話サービス」や、北海道産の旬の農水産物をお届けするの事業も行っている[11]

脚注[編集]