デイヴ・ロンバード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デイヴ・ロンバード
Dave Lombardo
Dave Lombardo 8.5.14.jpeg
イタリアにて(2014年5月)
基本情報
出生名 David Lombardo
生誕 (1965-02-16) 1965年2月16日(54歳)
 キューバハバナ
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州サウスゲイト
ジャンル ヘヴィメタル
スラッシュメタル
エクストリームメタル
クロスオーバー・スラッシュ
グルーヴ・メタル
ポスト・ハードコア
職業 ミュージシャンドラマー
担当楽器 ドラムス
活動期間 1979年 - 現在
共同作業者 スレイヤー、グリップ・ インク、ブードゥーカルト、ファントマス、テスタメントアポカリプティカ、フィルム、デッド・クロス、スイサイダル・テンデンシーズミスフィッツ

デイヴ・ロンバード(Dave Lombardo、1965年2月16日 - )は、キューバアメリカ人ロックミュージシャンドラマー

主に、スラッシュメタルバンドスレイヤー」のメンバーとして知られる。ほか様々なグループに在籍し、自らもバンドを率いて活動した。

ローリング・ストーン誌選出「歴史上最も偉大な100人のドラマー」第12位。

概要・略歴[編集]

生い立ち[編集]

キューバハバナで生まれ。2歳の時に、アメリカ合衆国カリフォルニア州サウスゲイトに移住する。8歳のとき、学校の発表会でサンタナのレコードに合わせてボンゴを叩いたことがきっかけとなり、学校のバンドでマーチングドラムを担当する。しかし、1年ほどで「自分に合っていない」と思い辞めてしまった。10歳のときには、父に350ドルのパールドラムセットを買ってもらう。同じ頃、キッスの「アライヴ!」を入手し、曲に合わせてドラムを練習するようになった[1]

1979年には自分のバンドを結成し、地元でプレイするようになった。1981年には、ピザの配達業で得た給料と父から借りた金で1100ドルのTAMA製ドラムを購入。そんな中、自宅の5区先にケリー・キングという名のギタリストが住んでいることを知り、彼に会いセッションを頼んだ。ケリーはこれを承諾し、その夜は自身のギター・コレクションを見せたという。この出会いが「スレイヤー」結成のきっかけとなった。

演奏スタイル[編集]

基本的にはオールラウンダーで隙や弱点がない。異常なほど早い複雑怪奇なスティックワーク、繊細な音使い、非常に広いダイナミクスなどは、ジャズや黒人音楽を彷彿とさせる。また、旧式アイアンコブラの変態セッティングによる 極悪な高速ツーバスもトレードマーク。トリガーシステムがなくても重厚で激しく、抜けがいい。 速い曲も遅い曲も、縦横無尽に演奏できるうえに、やや跳ね気味のリズムが持ち味。これにより、躍動感と生々しさが出る。 スティックは軽めで振りやすいものを初期は使用していたが、最近は粘り気が強く、重めのスティックに変えている。

音楽活動[編集]

スレイヤー」では結成時よりドラムスを担当していたが、家庭の優先を理由に1986年に一時脱退する。この時はすぐに復帰したが、1992年の二度目の脱退後はスレイヤーとは完全に袂を分かち、翌年には自らのバンド「グリップ・インク」を結成した。同バンドでは2004年までに4枚のアルバムを発表している。

また、1998年からは元「フェイス・ノー・モア」のマイク・パットンやメルヴィンズのバズ・オズボーンらとのプロジェクトの「ファントマス」に参加。2005年までに4枚のスタジオアルバムと1枚のライヴアルバムをリリースし、現在も活動中である。他に「テスタメント」や「アポカリプティカ」にも一時的に参加している。

古巣スレイヤーには2001年には脱退したポール・ボスタフの代役としてツアーに参加した後に、2006年に正式メンバーとして復帰した。

2012年5月、ポスト・ハードコアバンド「フィルム (PHILM)」の一員としてデビュー・アルバム『ハーモニック』を発表[2]。同作ではプロデュースも務めた。

2013年2月20日、スレイヤーから3度目の脱退。同年春、グリップ・インクの再始動に向けた準備中であることが発表された[3]

2014年6月、「エイメン」に加入したことが明らかになった[4]

2015年、ジャスティン・ピアソン(ザ・ロカスト)やマイク・クライン(リトックス)らと組んだプロジェクト「デッド・クロス (Dead Cross)」を結成し、2017年にアルバムデビュー[5]

2016年、掛け持ちで「スイサイダル・テンデンシーズ」や[6]、再結成「ミスフィッツ」にも籍を置く[7]

主な在籍グループ[編集]

使用機材[編集]

愛用のラディック製ドラムセット(2012年)

長年に渡りTAMAのドラムセットを愛用してきたが、2010年にDdrumに乗り換えた[8]。しかし、翌2011年の夏頃からはラディック社のセットを使用するようになった[9]

シンバルパイステ社、ドラムスティックはプロマークから出ているシグネチャーモデルを使用している。

脚注[編集]